子育て情報『浦和大学が新型コロナにも配慮した支援活動実習を実施 学生50名が参加「大規模災害時の心のケアに関するシミュレーション」』

2022年7月7日 09:30

浦和大学が新型コロナにも配慮した支援活動実習を実施 学生50名が参加「大規模災害時の心のケアに関するシミュレーション」

浦和大学(所在地:埼玉県さいたま市)は、2022年7月27日(水)コロナ禍において大規模災害が起きた際の心のケアに関するシミュレーションを実施いたします。当日は「総合福祉学科」と「こども学科」の学生約50人が参加し、避難所を想定した教室で支援活動を実施。「カウンセリング」の授業で学んだ知識や技法を活かした応用編で、様々な事情のある被災者が訪れる中、新型コロナウイルス対策にも配慮した支援活動を行うことをポイントとしています。

浦和大学が新型コロナにも配慮した支援活動実習を実施 学生50名が参加「大規模災害時の心のケアに関するシミュレーション」

過去に鈴木特任准教授が実施したシミュレーション・ロールプレイより

浦和大学サイト:http://www.urawa.ac.jp/

■学生スタッフが準備、災害時のマニュアル作成も視野に
浦和大学のこども学部(こども学科・学校教育学科)と社会学部(総合福祉学科・現代社会学科)では、福祉、心理、保育、教育に携わる人材を育成しています。このたび実施するシミュレーションでは、大災害等の極限状態における要配慮者に対する注意点の確認、精神的に動揺している相手に落ち着いてもらうためのふるまいなどを実際に体験し、学生達が現場での活動に活かしてゆくことを目標としています。

当日は「総合福祉学科」と「こども学科」の学生約50人が、被災者役、支援者役、オブザーバーのスタッフにわかれ、避難所を想定した教室で支援活動を行います。被災者役は、高齢者、親とはぐれたこども、妊婦、言葉が通じない外国人、障害のある人、怪我をした人、慢性疾患のある人、家族を失った人等、災害時に特に注意が必要な要配慮者で、大勢の被災者が一斉に避難してきたという設定です。

困難な状況の中でも、こどもには目線の高さを合わせる、高齢者には大きな声でゆっくりと穏やかに話しかける、障害のある人にはその特性にあわせてニーズに応えようとするなど、日頃授業で学んだ知識や傾聴法の技法を活かして支援活動に取り組みます。
状況設定や内容は学生スタッフが中心となって準備したもので、今後はこの経験を活かして、災害時のボランティア活動や支援活動ためのマニュアル作成等にも取り組んでいく予定です。

■シミュレーション概要
日時 :2022年7月27日(水)3限(13時10分~14時40分)
授業名 :「カウンセリング」
場所 :4号館4302教室(避難所)、4号館4402教室(被災者役づくり)
学生数 :約50名
担当教員:社会学部総合福祉学科心理支援コース 鈴木 吏良 准教授
スタッフ:鈴木 吏良(りら)

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