孤育てによる産後うつがコロナ禍を経て増加 親子を孤立させない!助産師常駐のおやこCafe&産後ケアスペースが本格オープン
産前産後ケア事業を行う株式会社Umbilicus(本社:東京都中野区野方5-18-3、代表取締役:平尾 時栄)が、2023年5月1日に、おやこCafe Umbilicus(アンビリカス)を中野区本町にプレオープンしました。助産師が常駐しているため、育児相談ができ、同じ悩みを抱えた子育て中の親同士が交流もできる親子の居場所となるスペースです。2階の産後ケアスペースも完成し、2023年7月にいよいよ本格オープンです。
ママ同士の交流
【コロナ禍で出産・育児をした産婦の産後うつが倍増】
コロナ禍で出産・育児を経験した産婦の約30%が産後うつ状態にあり、コロナ禍以前の倍に増えています(神奈川県立保健福祉大学大学院ヘルスイノベーション研究科による令和3年10月に行った調査報告より
https://www.kuhs.ac.jp/shi/news/details_01448.html)。その背景として、コロナ禍での児童館の利用制限、また都市部は個人店が多くベビーカーで入れる店舗が少ない事もあり、親子で集まり交流できる機会が少ない事も影響していると考えられます。
2023年4月に11年ぶりにリニューアルされた母子健康手帳は、産後うつや産後ケアについての記入欄を充実させており、コロナ禍後の今もなお産後うつが深刻な問題である事がうかがえます。また、同じ4月に創設のこども家庭庁の基本方針にも産後ケアの環境整備が明記され、産後ケア施設の重要性は高まっています。
【母親同士で育児の悩みを共有できる貴重な場所】
子連れで気軽に立ち寄れるおやこCafe Umbilicus(アンビリカス)は、住宅街の一軒家で、広々とした部屋には1人用座卓とクッションが用意されており、自由に組み合わせて好きな場所でくつろげます。
妊娠から出産、育児に至るまで母子をケアする助産師が常駐しているため、子育て中の母親がいつでも専門的な相談ができ、育児の不安も緩和されます。また、同じ悩みを抱えた親同士が交流できる場にもなっており、赤ちゃんを連れたママ同士がランチを食べながら、他愛も無い話をしたり、時には弱音を吐いたり、お喋りを楽しんでいる様子が見られます。
各種イベントも行っており、ママの癒しDAY(ハンドマッサージやリフレクソロジー)や指圧DAYの他、発達段階に合わせた靴の選び方、履き方などを理学療法士に相談できる個別相談会など、それぞれご好評いただいています。