「不登校のお子さまに関わる人が民間教育に求めること」についてのコラムを12月10日にホームページ上で公開
なので、一番大事だと思うのは誰が教えてくれるかだと思います。今受講している学習サポートでは大学生の先生が教えてくれていますが、年齢が近いことで子どもにとっても話しやすいように見えます。人と話す機会が増えたことで子どもも明るくなったように感じます。
今はいろいろな学びの場があります。子どもがやりたいタイミングでやりたいことをできるように、まずは親がどんな場所があるのかを知っていくことが大事だと思います。」
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回答者:福岡県飯塚市 Aさん
お子様の学年 中学3年生
■3. 将来の選択肢ときっかけ(不登校親の会主催者)
(1)不登校になったときに家庭学習は必要か?
「子どもの立場によりそうとどうしても無理強いはできないです。ですが、親としては家庭学習をやってほしいという気持ちはあると思います。子どもが勉強をすると親はやっぱり安心するからです。不登校のなり始めは親も勉強するようについつい言ってしまいます。
1週間ほど経つと、勉強するように言うことがいいことなのか不安になります。勉強するかどうかは子どもの気持ちが大事なので、声掛けのタイミングと内容はとても大事かなと思います。
実際に家庭学習を始めても、どうしても親が教えると子どもも集中できないことが多くなります。そのような状態になると親もつらくなるので、民間教育を含む第3者に教えてもらうことはいいことだと思います。
勉強をして点数をとることだけではなく、勉強することが将来やりたいことのきっかけになるかもしれません。勉強も遊びも色々なことに触れてやりたいことを見つけてくれればと思います。」
(2)民間教育が不登校のお子さまにとってどのような学びの場であってほしいか
「まずは子どものための場所になっているかが大事だと思います。親がやらせたい場所ではなく子どもがやりたい場所かどうかだと思います。オフラインやオンライン等様々な学びの場がありますが、最近の子どもはオンラインに慣れているので子どもが望む形で行うのがいいと思います。
オンラインだけだと外に出る機会が少なくなることを心配してる親は多いと思います。先生に慣れるまでに時間がかかる子はどうしても多いです。なので、コミュニケーションを多くとってくれることが子どもにとってはとても重要になると思います。
点数がどんどんとれるようになる場所というよりかは勉強のきっかけを見つけられる学びの場を提供してほしいと思います。