子育て情報『黙食解除など求める要望書を保護者団体が国(文科省・厚労省)に提出 209自治体への公開質問状と子どもへのアンケートを基にコロナ禍の子どもへの影響を訴える』

2022年9月21日 10:00

黙食解除など求める要望書を保護者団体が国(文科省・厚労省)に提出 209自治体への公開質問状と子どもへのアンケートを基にコロナ禍の子どもへの影響を訴える

新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)対策が子ども達の心身や成長、健康に影響を与えていることを不安に思う全国の保護者が中心に活動する団体である全国有志子どもを思う会とこどもえがおプラットフォームは、子どもの感染対策に関する全国209自治体に対する調査の結果をもとに9月15日、文部科学省と厚生労働省に要望書を提出したのでお知らせします。
我々は、一刻も早く教育や子育てをコロナ前の環境に戻し、子ども達により良い教育が行われることを目指し、情報発信や全国各地のメンバーで自治体への要望活動等を行っています。

黙食解除など求める要望書を保護者団体が国(文科省・厚労省)に提出 209自治体への公開質問状と子どもへのアンケートを基にコロナ禍の子どもへの影響を訴える

文科省厚労省へ要望書を提出

■子どもの声を聞くアンケートについて
自治体調査に先立ち、子どもの声を聞くアンケートを実施し、まとめた冊子を全国の自治体に提出し、ホームページでも公開しました(アンケート実施期間は令和4年5月16日から7月3日)。子ども達へのアンケートは全国から1,593件集まり、その結果からは、
・「給食を話しながら食べたい」90.4%
・「マスクを外したい」89.5%
その他個別回答では、「もう学校行きたくない」「大人は好きに喋ってごはんを食べたりマスク外したりしてるのに子どもばかり禁止されてひどいと思う」など、苦しい状況を表す声が多数寄せられました。

【集計結果報告書データは下部に添付】
HPでも公開:https://www.platform-kodomoegao.com/kodomonokoe-2/

■アンケート回答結果について
今回の自治体に対する調査は、全都道府県知事及び教育長、市区町村長及び教育長宛て(約1,800通)に、先述の子どもの声アンケート結果報告書と共に、質問状を送付する手順で実施しました(令和4年7月25日発送・8月31日回答分までを集計)。
回答から以下のような結果が出ました。

<子ども達の状況に対し>
・「何らかの対策を取りたいと考えているもの感染症対策とのバランスに苦慮している」54%
・「(コロナ禍における子ども達の状況を)深刻な事態であると感じる」26%

<2年半のコロナの影響で子ども達に懸念されること>
・「マスク着用で表情が見えないため、情緒の発育やコミュニケーション力の成長に懸念がある」68.9%
・「マスク着用による影響で活発な運動ができず、体力的な成長への影響に懸念がある」37.8%
・「体育や登下校でもマスクを外せない子どもが多く、熱中症に懸念がある」

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