ニコンは7月9日、同社のデジタル一眼レフカメラ「D750」の一部製品において、無償点検・修理を行うと発表した。シャッターが正常に動作しない不具合が確認されたため。2014年10月から11月にかけて製造された製品の一部で、シャッターが正常に動作せず、撮影画像の一部にケラレが生じることがある。カメラ本体の底部に記載された製品番号をWebページ上で入力すれば、対象製品かどうかを確認可能だ。対象製品のユーザーには、保証期間にかかわらずシャッターの点検と修理を無償で行う。およそ1週間で点検・修理が完了し、手もとに製品が届く。
2015年07月09日レノボ・ジャパンは7日、IntelのRealSense 3Dカメラを搭載可能な15.6型ノートPC「Lenovo Z51」をWeb直販限定で発売した。エントリー構成時の価格は税込83,700円から。ディスプレイに15.6型フルHD液晶を搭載したノートPCで、CPUやメモリ、ストレージなどのスペック違いで全7モデルをそろえる。最上位構成「80K600R3JP」では、奥行きを認識するRealSense 3Dカメラが搭載可能となっている。このほか、サウンド機能として、Dolby DS 1.0 Home Theater Surround Soundを備え、動画や音楽、ゲームなどを高音質で楽しむことができる。○80K600R3JP最上位構成「80K600R3JP」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5500U (2.4GHz)。メモリがPC3L-12800 8GB、ストレージが1TB SSHD(キャッシュ8GB)、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500(CPU内蔵)、ディスプレイが15.6型フルHD(1,920×1,080ドット)液晶、OSがWindows 8.1 Update 64bit。本体カラーはエボニーブラック。本構成での価格は税込131,760円から。○80K600QYJP / 80K600R0JP「80K600QYJP」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-5200U (2.2GHz)。メモリがPC3L-12800 4GB、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500 (CPU内蔵)、ディスプレイが15.6型フルHD(1,920×1,080ドット)液晶、OSがWindows 8.1 Update 64bit。本体カラーはエボニーブラック。本構成での価格は税込100,980円から。上記にMicrosoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービスが付属した「80K600R0JP」は税込122,580円から。○80K600PHJP / 80K600RLJP / 80K600PFJP / 80K600PLJP「80K600PHJP」の主な仕様は、CPUがIntel Core i3-5010U (2.1GHz)。メモリがPC3L-12800 4GB、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500 (CPU内蔵)、ディスプレイが15.6型フルHD(1,920×1,080ドット)液晶、OSがWindows 8.1 Update 64bit。本体カラーはエボニーブラック。本構成での価格は税込83,700円から。上記にMicrosoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービスが付属した「80K600RLJP」は税込105.300円から。また、それぞれ本体カラーをチョークホワイトにした「80K600PFJP」「80K600PLJP」も合わせてラインナップする。
2015年07月07日ダニエル・ラドクリフとポール・ダノが『Swiss Army Man』で共演することになった。自然の中に取り残された男性が、死体と友達になり、家に帰る方法を一緒に探そうとするという、風変わりな物語らしい。メアリー・エリザベス・ウィンステッドも出演する。監督はダニエル・クウァンとダニエル・シーナート。ミュージックビデオや短編映画でキャリアを積み重ねてきたこのコンビは、最近、MTVミュージック・アワードで監督賞に輝いている。撮影は今月スタートする。ラドクリフの次回作は、11月北米公開予定のホラー『Victor Frankenstein』。共演はジェームズ・マカヴォイ。ダノは、BBCのミニシリーズ『戦争と平和』を撮り終えたところ。共演はリリー・ジェームズ。文:猿渡由紀
2015年07月01日電通は6月30日、企業Facebookページに対する生活者リアクションを拡大するコンテンツプランニングツール「D-SCOOP」を活用したサービスの提供を開始した。同社は、D-SCOOP開発のため、10業種からFacebookページのファン数が多い30企業を選択し、1年間にわたる全投稿(1万4,517件)を分析。その結果、生活者によるリアクションが大きい上位1,200投稿(全体の約8.3%)は、全体平均と比較し約3.5倍もの反応を得たことが分かった。また、リアクションの大きい投稿から「Season(季節ネタ)」や「Greeting(ファンへの挨拶等)」といったキーワードなど、31個の要素が浮上。このことから、生活者のリアクションにはこの31要素が絡み合いながら影響していることが判明したという。同結果を受け、D-SCOOPでは、「投稿内容の主題(TOPIC)」や「投稿写真・動画の主体および表現(VISUAL)」「投稿の記述における工夫点(TEXT)」「運用の方法(OPERATION)」という4つの視点から、Facebookにおいて生活者に反響を呼ぶ投稿を生み出す手法を採用。これらと31個の要素を組み合わせ、投稿のベストパターンを示唆していくほか、ファン数とリアクションの多い10業種30企業による投稿とのバランスや、リアクションなどの点で比較照合も可能となる。これにより、評価基準の設定やPDCAの構築に役立てることが可能だ。電通は今後、D-SCOOPを活用したコンサルティング・サービスを提供するほか、Facebook以外でも運用上の評価基準やPDCAの仕組みを開発し、企業のソーシャルメディア・マーケティングを総合的に支援していく。
2015年07月01日博報堂は6月30日、事業創造アクセラレーターを運営するゼロワンブースターと共同で、「ストラテジアソン」プログラムの提供を開始した。同プログラムは、企業の新製品やサービスなどアイデアシーズの普及戦略をオープン・イノベーション・スタイルで構築するもの。2015年7月以降、プログラム参加企業の募集を順次開始する予定だ。同プログラムにおいてゼロワンブースターは、大手・ベンチャー企業のイノベーション推進人材を呼集し、博報堂は、ファシリテーション実績を持つ専門コンサルタントによる対話のリードを担当。これにより、自社だけでは得られない多様な角度からの発見や知見を培うことができるという。なお、博報堂はこれまで、ゼロワンブースターと、事業開発プログラム「コトの共創ラボ」にて「ベンチャー企業と大企業のコラボレーション」や「大企業のイノベーション担当者同士のコラボレーション」などに関する共同研究・実践の推進など、さまざまな取り組みを行ってきた。「ストラテジアソン」は、同ラボの会員となるニフティのサービス「スマート・サーブ」の普及戦略をテーマに、博報堂とゼロワンブースター、ニフティの3社が議論し発案したものでもある。5月に開催した「スマートサーブ・ストラテジアソン」にて同プログラムを実施したところ、大きな手応えを感じたことから、博報堂がプログラム化を検討し提供開始に至ったという。
2015年07月01日プログラムの基本的な流れは上から下へ一行ずつ実行していくというものです。単純なプログラムですと、テキストファイルに実施する処理を順番に羅列するだけで実現できます。いわゆる「バッチ処理」と呼ばれているやつです。ただ、複雑なプログラムだと、このような「上から下に順番に実行していく」というスタイルだけでは処理を実現できなくなってきます。たとえば、天気予報を確認するアプリケーションでは、「今日が晴れなら晴れマークを表示、雨なら雨マークを表示」といった具合に「あるものがAならBをする。そうでないならCをする」という処理が必要になってきます。「条件」に応じて処理が「分岐」しているので、こういった処理のことを「条件分岐」といいます。ほかには、同じ処理を何度も繰り返す「ループ処理」があります。たとえば、「クラス全員のテストの平均点を求め、その平均点と各生徒の点数の差分をチェックする」といった場合を考えてみましょう。平均を求めるには「生徒の点数の合計/人数」とする必要がありますが、この合計を求めるために「先頭の生徒から最後の生徒まで順番に点数を足していく」という「繰り返し(ループ)」が必要となります。平均との差分の算出も同様です。今回はこのような条件分岐やループ処理といった「プログラムの制御構造」について取り扱います。これらの処理を使うこと自体はそれほど難しくないので、何度も書いて慣れてしまえば、簡単に使いこなせるようになるはずです。なお、今までの記事ではプロンプトベースで説明を進めてきましたが、コードが長くなりはじめたのでプログラムファイルで実行することを前提に解説します。IDLEのエディタで書いてF5(MacはFn + F5)で実行するなり、pythonコマンドで実行するなりしてください。○条件分岐さっそく、最も使われる制御構造のひとつである「条件分岐」について学んでいきましょう。条件分岐は、条件分岐の式を満たすか満たさないかで実行される処理が変わるという制御構造です。型について取り扱った際に紹介した「Bool型」が条件判定に利用され、その値がTrueかFalseかで実行するプログラムが変わります。以下に条件分岐の仕組みを図で記します。上記の図のうち、「elif」は任意の数(0も含む)繰り返すことができ、「else」も省略することができます。elseがないときは、どの条件にも合致しない場合は何もしないということです。Pythonのプログラムでは以下のように書きます。if(条件A):処理1-1 # 条件 A が True の時に実行される処理処理1-2elif(条件B):処理2 # 条件 A が False で条件 B が True の時に実行される処理elif(条件C):処理3 # 条件 A,B が False で条件 C が True の時に実行される処理else:処理4 # 全ての条件が False の時に実行される処理上記のifからelseの次の行までがひとつの「if文のカバー範囲」であり、そのなかにあるifやelif、elseが細かい処理の単位だと思っていただければ大丈夫です。上記のプログラムには「if、else、elifのあとの処理が字下げ(インデント)されている」という規則性が見えますね。このインデントされている場所は「コードブロック」と呼ばれるもので、同じインデントのレベル(深さ)で揃えると同じコードブロックに属しているとみなされます。なんだか難しいようですが、ようするに上記のif文でいうと「処理1-1、1-2はif(条件A)のカバー範囲」であるということです。同様に処理2は「elif(条件B)」の範囲であり、処理3は「elif(条件C)」、処理4は「else」の範囲です。実際に条件分岐を行うプログラムを書くことで、条件分岐の使い方をイメージしてみましょう。プログラムは非常に簡単で、変数xの値が0より大きければ「+」と出力し、ピッタリ0なら「0」と「Zero」、0未満なら「-」と出力するというものです。これは以下のようになります。x = 5if(x > 0):print(’+’)elif(x == 0):print(’0’)print(’Zero’)else:print(’-’)繰り返しになりますが「print(’0’)」と「print(’Zero’)」は同じコードブロックです。上記プログラムをIDLEのエディタに書いて実行してみてください。xに5が代入されているので、「+」と出力されたはずです。これはx < 0の条件式が満たされ(Trueとなり)、「print(’+’)」が実行されたからです。このxに代入する値をいろいろ変えて動かしてみると、どの条件式がチェックされ、「if、elif、else」のどの処理が実行されたのかイメージできるはずです。○コードブロック条件分岐の話が終わったので、インデント(字下げ)についてもう少し詳しくお話しましょう。先ほどのプログラムは最初から最後までif文でしたが、実際には、if文は多くの処理のなかに埋もれるかたちで処理します。すると、ifなどの制御構造が「どこからどこまでをカバーしているか」をどのような形で表現するかが問題になってきます。たとえば、処理1、2、3、4、5とあるなかで条件Aを満たす場合のみ処理2、3を実行し、満たさない場合は4を実行するとした場合、どのように表現すればよいでしょうか。勘のいいかたなら気が付かれたかもしれませんが、インデント(字下げ)をすることでこれを実現しています。処理1if(条件A):# ここから処理2処理3# ここまでがコードブロックelse:# ここから処理4# ここまでがコードブロック処理5字下げをすることでコードブロックを表現する。簡単ですね。なお、CやJavaにもコードブロックはありますが、その書き方は異なっています。たとえばJavaだと上記のサンプルコードは以下のようなものとなります。処理1if(条件A){// ここから処理2 // 字下げは必須ではない処理3// ここまでがコードブロック}else{// ここから処理4// ここまでがコードブロック}処理5{}で囲むことでコードブロックを表しています。たいていは読みやすいように上記のようにインデントをしますが、プログラムとしてはインデントをする必要性はありません。コードブロックはifやループなどの制御構造だけではなく、関数やクラスでも利用されます。なお、Pythonのインデントの仕方は「半角空白を2つまたは4つ」が普通だと思います。自分や属するプロジェクトのコーディング規約次第があればそれに従ってください。○コードブロックのネスト(入れ子)コードブロックの中にコードブロックを作ることも可能です。たとえば条件分岐の中に、さらに条件分岐を作ったりすることもできます。書き方は簡単で、コードブロックの内側にさらにコードブロックを作るというものです。その際、内側のコードブロックは外側のコードブロックに属しています。サンプルコードをあげてみます。if(条件A):処理1 # "if(条件1)"のコードブロックに属するif(条件B):処理2 # "if(条件1)" と "if(条件2)" の両方法のコードブロックに属する処理3else:処理4処理1、2、3はすべて「if(条件1)」のコードブロックに属していますが、処理2だけではそれに加えて 「if(条件B):」にも属しています。そのため、処理2が実行されるのは条件A、Bが共にTrueのときのみです。たとえ条件BがTrueであっても、条件AがFalseなら処理2は実行されません。なお、コードブロックに限らず、プログラミングで「入れ子」構造にすることを一般的に「ネストする」と言いますので覚えておいてください。ネストすること自体には問題はありませんが、その深さが増えてくるとプログラムが非常に読みにくくなります。深いレベルのネストが必要な状況になってきたら、アルゴリズムそのものを見直すか、後の連載で扱う「関数」に処理を分割することで読みやすくすることが多いです。○ループ処理次に、別の制御構造であるループ処理について扱います。ループ処理はその名前からわかるように「同じ処理を何度も繰り返す」という処理です。ループ処理の制御構造にはforとwhileの2つがあり、両者の使うべきポイントは若干異なっています。そのため、それぞれ別に説明します。for「for」は「グループにある要素すべてを処理する」といったときに使われるループ構造です。一番よく使われるのが、前回お話したリスト(配列)に格納されている要素すべてをチェックするような処理です。JavaやCで使われるfor文と書き方はかなり異なるものの、ほとんど同じような場面で使います。Pythonのfor文のイメージを以下の図に書きます。難しい用語でいうと「イテレーター」と呼ばれる処理方式なのですが、ようするに「たくさんある集合の先頭ひとつを取り出して、それを処理する。それが終わったら、次を取り出して処理をする」ということを、集合が空になるまで繰り返すというイメージです。それほど難しくないので例で示しましょう。1、2、3、4、5という数字が格納されているリストの中身を一つひとつすべてprint出力する処理をforで書くと以下のようになります。a = [1,2,3,4,5]for i in a:print(i)1、2、3、4、5という集合から、リスト a から 1 を取り出して i に格納。それをprint出力リスト a から 2 を取り出して i に格納。それをprint出力…(中略)…リスト a から 5 を取り出して i に格納。それをprint出力リスト a からすべてを取り出したのでforのコードブロックを終了という動きをします。すでに想像はついているかと思いますが、出力は以下のようになります。12345イテレーターを使っているので、Javaのfor文で使うような「インデックス(配列の何番目か)による制御」に比べて、間違った要素を指定するリスクが減っています。whilewhileもforと同じくループ処理のための制御構造です。ただ、whileは「ループを何周すればいいかわからない処理」に利用されます。先ほどのforの例を思い出して下さい。forでのループ回数は「リストaに格納されている要素の数」と明確にわかりますよね。このような場合はforで処理すべきです。一方、たとえば「123456789という数字を2進数で表現するのに必要な桁数を求める処理」が必要だとした場合、これをどうfor文で処理すればいいか、想像できますか。私はシンプルでスマートな実装は思いつかないです。解き方はいろいろあると思いますが、一番簡単な解法の一つとして、以下のようなものが考えられます。2 の 1 乗は 123456789 より大きいか-< No2 の 2 乗は 123456789 より大きいか-< No..2 の N 乗は 123456789 より大きいか-< No2 の N+1 乗は 123456789 より大きいか-< YESN+1桁あれば 123456789 を表現可能だとわかるこの処理では2を1乗、2乗とループ処理でどんどん大きくしていきますが、最終的に2の何乗になるかがわかりませんよね。このようなときに「特定の条件をクリアするまでループを回す」ためにwhileを使うと便利です。以下にwhile文の使い方のイメージ図をのせます。上記の図を見てもらうとわかるように、while文はループを回るごとに条件式をチェックして、それがTrueならループを継続して、Falseならループを抜けるという処理をします。これはJavaやCのwhileとまったく同じです。先ほどの2進数の桁数を求めるプログラムをwhileで書いてみます。a = 123456789i = 1while(2**i < a):i+=1print(i)すでに扱った内容ですが、上記のプログラムを補足すると、2**iは「2のi乗」を計算していて、i+=1はiをインクリメント(i = i + 1)しています。2**iが123456789より小さい間はiをインクリメントしていき、2**iが123456789より大きくなったらループを抜けるという動きをします。ループを抜けた際iに入っている値が必要な桁数を表しています。○break と continue制御そのものの打ち切りや「ループのその回だけ」の打ち切りが必要な場面があります。たとえば以下のようなプログラムがあるとします。a = [1,3,5,7,9,10,11,13,15]has_even = Falsefor i in a:if(i%2 == 0):has_even = Trueprint("List has even: " + str(has_even))偶数がリストの中にあるかどうかをチェックしていますね。リストの中に10があるので、当然Trueとなります。ただ、よく考えてみてください。なにか無駄な処理があると思いませんか。そう、ループが10になった回で偶数があることがわかったのに、さらにチェックを繰り返しています。10が現れた時点で偶数があることはわかりきっているので、ループを回し続けるのは無駄なのです。「break」を使って処理を打ち切ることで、この問題を解決できます。a = [1,3,5,7,9,10,11,13,15]has_even = Falsefor i in a:print(i) # NEW CODEif(i%2 == 0):has_even = Truebreak # NEW CODEprint("List has even: " + str(has_even))確認のためにbreakだけでなく、print文も追加しています。これを実行すると以下のようになります。1357910List has even: Trueどうです、11以降のチェックをしなくなりましたよね。このようにbreakはかなり使える処理なので覚えておく必要があります。一方「continue」ですが、正直こちらはbreakほど頻繁に利用されない気がします。ただ、ループで「特定の条件の場合だけ処理をしたい」というときに利用されることが多いです。たとえば、数値1から99のリストのうち、3でも5でも割り切れるものだけを画面出力する必要があるとします。リストを使わないで愚直な書き方をすると以下のようになります(実際はcontinueを使わなくとも、もっとスマートに書けます)。a = []for i in range(1,100):if(i%3 == 0):if(i%5 == 0):print(i)range関数は第一引数(1)から第二引数(100)のひとつ前までの数値のリストを作成する関数です。もし、iが3で割り切れたら、もしiが5で割り切れたら……などというように条件分岐がどんどん深くなってしまいます。これをcontinueを使って書き直すと、次のようになります。a = []for i in range(1,100):if(i%3 != 0):continueif(i%5 != 0):continueprint(i)行数は増えてしまいましたが、プログラムの見渡しはよくなりましたね。このように使いようによっては、breakとcontinueは便利です。個人的に私がよく使うのは「whileの条件判定にTrueをいれた無限ループ」をbreakで抜けるというものです。たとえば以下のような構造です。while(True):処理if(条件):処理break処理気をつけないと無限ループから抜けられなくなりますが、適切に使えば、きれいなコードが書けます。演習1[[1,5,3], [2,6,4]] は、リストにリストが入っています。内側のリストの最大値をそれぞれ求めるプログラムを書いて下さい。演習21から100までの整数で3の倍数の時は Fizz5の倍数の時はBuzz3の倍数でもあり5の倍数でもあるときは FizzBuzzと表示するプログラムを書いて下さい。※解答はこちらをご覧ください。次回はモジュールや関数について扱います。よろしくお願いします。
2015年06月29日X人の株式会社はこのほど、3Dプリンターの新しい活用方法として、3Dプリンターで作った「猫の手」のレンタルサービスを開始した。同サービスは、3Dプリンターで作った「猫の手」を貸し出すサービス。「少し気の利いたサンプル品」として、変わった切り口から3Dプリンターを利用してほしい、という意図から企画した。猫の手は精巧に作られており、ギザギザ、球体、質感など、造形品の性能を実際に手にとって確認することができる。素材は一番ポピュラーなフルカラー石膏で、サイズは長辺13センチ程度。文鎮やプレゼンテーションの指示棒として使うほか、マドラーなどにも活用できる。サンプルの種類は、「雑種・普通の猫・血統書付き」の3つ。レンタル料は、送料込みで、税込2,000円~。レンタル期間は1週間~。なお、「猫の手」はレンタルサービスだけを行っており、販売はしていないとのこと。
2015年06月28日クロスワンはこのほど、写真から3Dペット商材「フィギュア・クリスタル・レリーフ」を作成するWEBサービスを開始した。同サービスは、写真からペットのフィギュアやレリーフなどを作ることができるサービス。必要な写真の点数は商材によって異なり、「ペット3Dレリーフ」「ペット3Dクリスタル」は2枚、「手作りフィギュア」は4枚用意すると作成できる。写真2枚で作成できる「ペット3Dレリーフ」は、オリジナルソフトにて3Dデータ化。石膏3Dプリンターにてフルカラー仕上げする。「ペット3Dクリスタル」は、オリジナルソフトにて3Dデータ化し、高品質クリスタルをレーザー機器で仕上げる。納期はいずれも1週間前後。写真4枚を使って仕上げる「ペット3Dフィギュア」は、動物好きな造形師が、柄・毛並・尻尾までひとつひとつ再現したフィギュアを作成する。職人手作りのため、納期は約40日間必要となる。注文・決済はパソコンから簡単に行える。
2015年06月28日世界最高峰エベレストに挑む者たちのドラマを、1996年に起こった実話を基に描く超大作『エベレスト3D』が11月に公開されることが決定し、本作の特別映像が公開になった。『エベレスト3D』特別映像エベレストは、ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰の山。標高8848メートルの山頂を目指す者たちはあとをたたないが、山頂部では風速320キロメートルもの風が吹き、気温は零下26度にまで下がる。気圧は地上の3分の1ほどで、酸素を供給しなければ、肉体と意識は停止してしまう過酷な場所だ。本作ではこの多くの者を魅了する“極限の地”を臨場感あふれる3D映像で描き、さらに1996年に起こった実話を基に、自然が猛威をふるう中で必死に生き抜こうとした人々のドラマを描き出す。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のジェイソン・クラークをはじめ、ジェイク・ギレンホール、ジョシュ・ブローリン、サム・ワーシントン、キーラ・ナイトレイ、ロビン・ライトらが出演。公開された映像では力を合わせて山の頂を目指す人々の姿と、そこで発生したトラブル、迫り来る自然の脅威が緊張感あふれる演出で描かれている。『エベレスト3D』11月6日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開
2015年06月26日ディーアンドエムホールディングスは6月24日、デノンブランドのノイズキャンセリングヘッドホン「AH-GC20 P4Dスペシャルエディション」を発表した。アトラスDショップにおける完全受注生産モデルで、価格は39,800円(税込)。受注期間は6月23日~8月25日、出荷は9月末頃を予定している。アトラスが6月25日に発売するPlayStation Vita用ソフトウェア「ペルソナ4 ダンシング・オールナイト(P4D)」では、ゲーム内にデノンのヘッドホンが登場する。AH-GC20 P4Dスペシャルエディションは、Bluetooth対応のノイズキャンセリングヘッドホン「AH-GC20」をベースに、P4Dに登場するキャラクターの音声ガイダンスを収録したモデル。Bluetoothやノイズキャンセリング機能のオン/オフ、バッテリー残量をP4Dキャラの音声で確認できる。パッケージもP4Dスペシャルエディション専用となる予定で、副島成記氏による新規描き下ろしイラストが採用される。さらに、B2サイズ(515×728mm)の大判タペストリーや、シリアルナンバー付きサンクスカードが付属するほか、購入者の中から抽選で10名に、ボイス収録キャラを担当する声優のサイン色紙をプレゼントするキャンペーンも行われる。
2015年06月24日2015年5月28日から、ドコモのdマーケットでサービスを開始した「dグルメ」。ABCクッキングスタジオ、cookpad、食べログと、最強グルメオールスターの人気コンテンツが見放題のサービスとあって、グルメ通の間で大変話題になっています。その人気ぶりは、サービス開始からまだ1カ月も経っていないのに、契約数が22万を突破するほど。6月22日にはABCクッキングスタジオにて「特大dグルメバーガー」を作る記念イベントも開催されました。「dグルメ」とは?そんな「dグルメ」のサービスを簡単にご紹介。主なコンテンツは、料理・外食・ニュースの3つ。料理を選ぶとABCクッキングスタジオの料理レッスンや、cookpad有料版で人気のレシピ検索ランキングを見ることができます。外食では、約80万件の情報を持つ食べログ有料版のレストランランキングが見放題。さらに500円でランチが食べられるワンコインランチクーポンや、食事代が20%以上割引になるプレミアムクーポンなど、飲食店で使えるおトクなクーポンが満載。そしてニュースでは、食のトレンドや話題のお店、健康や美容などのあらゆる食のお役立ち情報を毎日配信。このように、毎日の食事をトータルにサポートしてくれるサービスなんです。とくに約28万人の生徒が通うABCクッキングスタジオで学べる、大人気レシピをスマホで見られるのは素敵。アニメーションイラストで分かりやすく解説してくれるので、本格レシピも簡単に作れちゃいます。包丁の握り方や食材の下処理の仕方など、今さら聞けない料理の基礎を動画で学ぶこともでき、料理ビギナーには強い味方に。見やすく使いやすいので、料理が苦手だった人も料理好きになっちゃうかも! 料理の幅が広がるので、ホームパーティの際も役立つこと間違いなし。ドコモの回線契約の有無に関わらず、他社のスマートフォンやタブレット、パソコンでも利用できちゃうところも嬉しい!イベントでは、NTTドコモ常務執行役員の中山俊樹さんと、ABCクッキングスタジオの代表取締役社長の櫻井稚子さんによるトークセッションも行われました。「dグルメ」のサービスを開始した理由を中山さんに聞くと、「食は健康的な毎日を過ごすために欠かせないもの。そこでABCクッキングスタジオをはじめ、食のプロフェッショナルが持つ強いコンテンツを、スマートフォンなどのモバイルが後押しすることで、ライフスタイルそのものに関わっていけたらという思いで開発しました」とのこと。中山さんも「dグルメ」を活用しているそうで、平日はランチクーポンを使ったり、週末は基礎を学んで料理の腕を磨いたりしているのだそう。櫻井さんは「ABCクッキングスタジオに通いたくても通えない忙しい人や、子育て中のママなどにも利用していただけるサービスだと思います。おいしいレシピを通して、世界中に笑顔のあふれる食卓を提供していきたい」と熱い思いを語ってくれました。ABCクッキングスタジオが開発した「特大dグルメバーガー」の調理デモンストレーションも大盛り上がり。直径30cm以上のバンズに、特大パティ、ステーキ、オムレツ、蟹など高級食材ばかりを使った贅沢なバーガーは、重さ約10kg、カロリーはなんと約24,800kcal! この「特大dグルメバーガー」レシピは、「dグルメ」内で現在公開中。パーティやBBQで作って、みんなを驚かせてみては?おいしいレシピやうれしいクーポン満載の「dグルメ」は月額使用料400円(税別)。初回申し込みから31日間は無料です。金額以上におトクなクーポンや情報がたくさんあるので、使わない手はありませんよ! ・dグルメ
2015年06月24日6月24日~26日までの期間、東京ビッグサイトで行われている「第26回設計・製造ソリューション展」で、ストラタシスの超大型Polyjet方式3Dプリンタ「Objet 1000 Plus」が展示された。「Objet 1000 Plus」は造形サイズ1000×800×500mmの「Objet 1000」をアップグレードしたモデルで、使用できる材料の種類が追加されたほか、出力形状に応じてヘッドの動きを最適化することで、生産性の向上が図られている。最大のメリットはその造形サイズを生かし、3Dプリンティングの効率を向上させることができる点だ。従来の3Dプリンタで大きなモノを出力するには、パーツごとに分けて出力する必要があるが、「Objet 1000 plus」ではその必要がなくなる。また、小さい部品をいくつも並べて出力できるため、微妙にデザインの異なる製品やパーツを一気に出力することでデザイン検証の時間短縮が可能となる。現在、国内では大阪に拠点を置くエムトピアが「Objet 1000」を導入しており、世界では数十台の導入事例があるとのこと。自動車や家電業界など、比較的大きな部品や製品を扱う業界での試作に用いられている。ちなみに、本体価格はおよそ8800万円で、周辺機器なども含めると1億円超の導入費用が必要になるという。
2015年06月24日俳優の市原隼人が6月23日(火)、東京・TOHOシネマズ新宿で行われた主演作『極道大戦争』のMX4D上映会に、メガホンをとる三池崇史監督とともに出席した。3D映画を超えるアトラクション型4Dシアターとして注目を集める「MediaMation MX4D」(以下MX4D)。映像に合わせて客席のシートが動く他、風やミスト、香り、ストロボ、煙、首元や足元への振動など11種類の特殊効果を駆使し、「アトラクション型の映画鑑賞スタイル」を実現する“体感型”システムで、6月26日(金)からTOHOシネマズ新宿とTOHOシネマズ六本木ヒルズで本格稼働がスタートする。これまで『ワイルド・スピード SKY MISSION』など大作洋画に限られていたが、「派手なアクションシーンが多い」という理由で『極道大戦争』が邦画として初めてMX4D上映されることに。“ヤクザヴァンパイア”に噛まれたら、誰もがヤクザになってしまうという奇想天外なアクション大作だけに、主演の市原さんも「衝撃的なシーンがたくさんありますし、かまれるシーンがどんな風になるか楽しみですね」と興味津々の様子。「(配給の)日活、大丈夫かな?」と笑いを誘う三池監督は、「上映中の特殊効果については、僕らが直接ディレクションするわけじゃなくて、アメリカ(=開発した米国Media Mation社)にお任せなので、作品にどんなプラスを組み込んでくれるのか楽しみ」と期待を寄せていた。上映会には約30人の女子高生も招待されており、「以前、AKB48に映画を見てもらって大騒ぎになっちゃったけど(笑)、ぜひ楽しんでほしい」とかつて元メンバーの大島優子が、監督作『悪の教典』を猛批判したエピソードを引き合いに、本作をアピールしていた。『極道大戦争』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:極道大戦争 2015年6月20日より TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015「極道大戦争」製作委員会
2015年06月23日3D映画を超えるアトラクション型4Dシアターとして注目を集める“MediaMation MX4D TM”(以下MX4D)の東京初上陸を前に6月23日、東京・TOHOシネマズ新宿で体験上映会が実施された。その他の画像“MX4D”は映像に合わせて客席のシートが動き、風、ミスト、香り、ストロボ、煙、首元や足元への振動などの特殊効果11種類と連動させた“体感型”システム。ロサンゼルスに本社を構え、4D/5Dモーション・エフェクト・シアターとシートの特許を持つMediaMation社が開発し、「アトラクション型の映画鑑賞スタイル」を実現する。すでにTOHOシネマズららぽーと富士見で本格稼働しており、都内では6月26日(金)からTOHOシネマズ新宿とTOHOシネマズ六本木ヒルズにて“MX4D東京初上陸”を果たす。この日は『万里の長城』と題された10分弱のデモンストレーション映像が上映され、駆けつけた関係者や報道陣が一足先にMX4Dを“体感”。特殊効果がもたらす臨場感に加えて、映像との連動性やシートの動きの滑らかさも想像以上で、文字通りアトラクション感覚を存分に味わえるシステムになっている。また、「派手なアクションシーンが多い」という理由で現在公開中の『極道大戦争』が邦画で初めてMX4D上映されることになり、主演の市原隼人と三池崇史監督が急きょ上映会に出席。「ヤクザヴァンパイアに噛まれたら、誰もがヤクザになってしまう」というユニークな設定で、市原も「かまれるシーンは、MX4Dだとどうなるんでしょうね?」と興味津々。三池監督は「僕らが直接(MX4Dの特殊効果に)ディレクションするわけじゃないので、どんな楽しみがプラスされているのか、とても楽しみ」と期待を寄せた。MediaMation MX4D(TM)導入劇場TOHOシネマズ ららぽーと富士見導入済みTOHOシネマズ 新宿6月26日(金)導入TOHOシネマズ 六本木ヒルズ6月26日(金)導入『極道大戦争』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年06月23日コンビニエンスストアを中心に展開している"ハズレなしのキャラクターくじ"「一番くじ」より、『一番くじ D君 [D-LITE (from BIGBANG)]』が、7月中旬より全国のローソン、CDショップ、アミューズメント施設などで販売される(取扱いのない店舗あり)。価格は1回620円(税込)。今回の「一番くじ」は、アジアが世界に誇るモンスターグループ・BIGBANG(ビッグバン)のメンバー「D-LITE」(ディライト)が考案したキャラクター「D君」をモチーフにしたアイテムA賞~G賞の7等級全16種類+ラストワン賞をラインナップ。B賞の『ぼくが包むよ マイクロファイバーブランケット』(全1種)やC賞『ぼくとランチ お弁当箱』(全1種)、D賞『ぼくが飲ませてあげる ペットボトルホルダー』(全1種)、E賞『ぼくで拭いて ボックスティッシュ』(全3種)など、日常で使えるアイテムが勢ぞろい。そのほかにも、ぎゅっと抱きしめたくなるような約38cmのA賞『ぼくを抱きしめて D君ぬいぐるみ』(全1種)や柔らかな感触を楽しめるF賞『ぼくをにぎって いろんなD君スクイーズ』(全3種)、「D-LITE」本人の直筆メッセージをプリントしたおみくじが付いてくるG賞『ぼくのお告げ おみくじ付マスコット』(5種+シークレット1種)など、バラエティに富んだアイテムが用意されている。恒例となったラストワン賞には、手にはめて使えるパペットタイプの「D君」のぬいぐるみ『いつでもぼくがそばにいるよ パペット』(全1種)が登場。なお、くじの半券を使って応募するダブルチャンスキャンペーンも同時に展開され、A賞『ぼくを抱きしめて D君ぬいぐるみ』に、「D-LITE」直筆のサインが入ったスペシャルバージョン『ぼくを抱きしめて D君ぬいぐるみ D-LITE直筆サイン入りver.』が100名に当たる。(C)YG. All rights reserved.
2015年06月19日●ユーザー自身が組み立てるロボット「PLEN. D」というロボットをご存知だろうか? 「Plen. D」は大阪市に拠点を置くプレンプロジェクトが開発したロボットで、DMM.com(DMM)のロボットキャリア事業を通じて今年の春から販売が開始されている。同ロボットは運動性能に優れていることが特徴で、iPhoneアプリから簡単操作で歩行だけでなく、サッカーやローラースケートをさせることができる。しかし、「PLEN. D」にはもう1つ大きな特徴がある。それは「自分で組み立てる」こと。DMMでは「PLEN. D」のほかに、富士ソフトの「Palmi」、ユカイ光学「BOCCO」、ロボットゆうえんちの「プリメイド AI」、「Robi 組み立て代行バージョン」を取り扱っているが、ユーザー自身が組み立てるのは「PLEN. D」だけ。「これはぜひ組み立ててみたい!」と思い、DMMに打診してみたところ、ありがたいことに1体お借りすることができたので、本稿では「PLEN. D」を組み立てる模様をご紹介する。ちなみに、「組み立ててみたい!」と思ったものの、筆者にロボットを組み立てた経験はない。もっと言えば、子供の頃からプラモデルもロクに作ったことが無く、大人になってからも家具やテレビの組み立てを嫁に任せる始末だ。DMMは「大体2時間くらいでできますよ。」と言っていたが果たして…○「PLEN. D」が到着!DMMに打診してからおよそ2週間後に届いたのがこちら。この箱に写っているのが今回組み立てる「PLEN. D」だ。キットにはロボットの部品のほか、「PLEN. D」に持たせたりすることができる組み立てサイコロ、おもちゃのボール、ドライバー、説明書などが入ったUSBが付随してくる。各部品には番号が振られていて、説明書を見ながら各工程に必要な部品をピックアップしながら組み立てていくことになる。●組み立てスタート!○部品の向きに注意!まずは右足から組み立てていく。「PLEN. D」には人間と同じように足首、膝、股関節があって、それを下から順番に組み上げていくことになる。ここで注意しなくてはならないのが、部品の向き。部品の中には左右共通のものもあるので、その向きを間違えると「PLEN. D」の関節があらぬ方に曲がってしまい、組み直さなければならなくなる。ちなみに筆者は初っ端の足裏プレートの向きを間違えたことに気づかず、一度右足ユニットを組み上げて、写真と見比べて「膝の向き」が逆になっていることを発見し、直すのに10分くらいかかってしまった。○組み立てにも徐々に慣れていく手戻りもあって、右足ユニットは組み上げるのには若干苦労したが、だんだん慣れてきたのか左足ユニットは迷いなく組み立てることができた。足の次は腕。腕は足に比べパーツが少ないため非常に簡単だった。足・腕と揃えたら胴体の組み立てに入る。胴体も部品は2つと少なく、すぐに完了。その後、手を取り付ける。足も取り付けて早く立たせてあげたいところだが、その前に「PLEN. D」の心臓部となるマイコンボードを取り付ける。マイコンボードの取り付けは、配線を圧迫しないようにスペーサーを挟んでビス止めをしていく。説明書には「スペーサーを入れるときはピンセットを使うと便利です」と書いてあるのだが、キットにはドライバーしか附属していないので、事前にピンセットを用意しておくことをおすすめする。筆者が不器用であることに加え、ピンセットを持っていなかったため、この作業にはなかなか苦労した。●完成まであと少し!○ケーブルの向きも要注意マイコンボードの取り付けが終わったら、足を取り付ける。ここでようやく「Plen. D」を立たせることができる。あれだけバラバラだったパーツから自分で組み立ててきたのかと思うと、なかなか感慨深かった。「Plen. D」の四肢が無事胴体につながったところで、マイコンボードの配線に移る。説明書で指示される通りにマイコンボードのピンにコネクタを差し込んでいくわけだが、ここでも向きに注意が必要だ。各ケーブルの信号線を内側にして接続しないと、モーターを制御することができなくなってしまう。筆者はここでも間違いを犯し、後で電源を入れたら「Plen. D」の右足首が痙攣したような動きになってしまい、配線をやり直すことになった。配線が完了したら、あとは仕上げだ。肘、腕などのプラスチックカバーを取り付けていく。ここまで来るとさすがにドライバーとビスの扱いにも慣れたので問題なく作業を進める。最後にバッテリーパックを付けて、腹のカバーを装着させれば完成だ。○所々の「粗さ」も「自分が作った感」に組み立ててみて思ったのは、やはり「組み立てることは楽しい」ということだ。説明書が丁寧に作られているため迷うことも少なく、慣れてきたらどんどん熱中して時間を忘れてしまったほどだ。完成後に改めて眺めると、初心者が作っただけあって、ケーブルのたわみが不均一であるなど「粗さ」があるのだが、そういった点も「自分が作った感」を強める要素だ。筆者がとても不器用で、撮影しながらの作業であったこともあり、完成までにかかった時間は約3時間。DMMが言っていた2時間を大幅にオーバーしてしまったが、ロボット初心者でも楽しみながら組み立てることができた。もちろん、組み立てて終わりというわけではなく、作ったからには「Plen. D」で遊ばなければ意味が無い。冒頭で述べたように、「Plen. D」はさまざまな動きをさせることが可能なので「何をさせてみようか」とワクワクしている。今後、「Plen. D」の操作方法や遊び方について順次紹介していく予定だ。
2015年06月19日オリエンタルランドは7月17日~8月31日、東京ディズニーランド(千葉県浦安市)にて謎解きプログラム「消えたスティッチを探し出せ! 」を開催する。同プログラムは、東京ディズニーランドでは初となる通常営業時間中の開催となる。同社によると、高難易度だが制限時間がないため、アトラクションやエンターテインメントなどの待ち時間中にチャレンジできるとのこと。今回のプログラムは、7月17日にオープンする新規アトラクション「スティッチ・エンカウンター」のストーリーと連動している。参加するゲストはP.H.O.O.G.(フーグ)の画像とスティッチの仲間たちの目撃談を手がかりに謎を解き明かし、消えたスティッチを探し出す。参加ゲストは、入園後に指定店舗で"謎解きブック"および筆記具がセットになった「謎解きキット」(800円・税込)を購入。さまざまな謎が記された謎解きブックを手に、パーク内を捜索しながら謎を解き明かしていく。すべての謎を解いたら、ゴールでキャストに報告してクリアとなる。謎解きに挑戦した証しとして、ゴール付近で記念写真も撮影できるとのこと。なお、東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイトの「消えたスティッチを探し出せ! 」特設ページでは、開始に先駆けて練習問題を公開している。(C)Disney
2015年06月19日ニコンイメージングジャパンは、「組み合わせてお得! 1・2・3キャッシュバックキャンペーン」を6月20日から実施する。FXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ「D810」「D750」「D610」や同レンズキット、交換レンズなどの購入者を対象に、最大30,000円のキャッシュバックを行う。期間は9月30日まで。応募締め切りは2015年10月15日(当日消印有効)。「組み合わせてお得! 1・2・3キャッシュバックキャンペーン」は、「D810」「D750」「D610」本体やレンズキット、交換レンズなどを購入した応募者全員にキャッシュバックを行うキャンペーン。購入した製品によってキャッシュバック金額は異なる。カメラボディとレンズA群(詳細は後述)、もしくはレンズキットを購入することで10,000円のキャッシュバック、本体もしくはレンズキットと、レンズB群(詳細は後述)もしくは対象のアクセサリーを購入することで20,000円のキャッシュバック、さらにレンズB群からレンズもう1本を追加で購入することで30,000円のキャッシュバックを受けられる。レンズA群は「AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR」「AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR」「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」の3本。レンズB群は「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」「AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR」「AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED」「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED」「AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II」「AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR」「AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED」「AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR」「AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED」「AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G」「AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G」「AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED」「AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G」「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」「AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G」「AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G」「AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED」「AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED」の計18本。対象のアクセサリーは、スピードライト「SB-910」「SB-700」、マルチパワーバッテリーパック「MB-D12」「MB-D14」「MB-D16」。Webサイト上でダウンロードできる応募用紙、応募専用封筒で必要書類を郵送する。保証書のコピーのほか、レシートや領収書などのコピー、商品箱のバーコードの切り抜きの添付が必要。キャッシュバックは振替払出証書で行われる。詳細はWebページを参照のこと。
2015年06月17日チョ・インソン×コン・ヒョジンの2大トップスターの初共演や、いま最も勢いのある人気K-POPグループ「EXO」のD.Oが本作でドラマデビューを飾ったことで話題の大人のためのヒーリング・ラブコメ「大丈夫、愛だ」。8月5日(水)よりリリースされる本作のBlu-ray&DVDの特典には主要キャストのインタビュー映像を収録。さらにこの度、急遽D.Oの日本独占インタビュー映像が収録されることが決定した。チ・ヘス(コン・ヒョジン)は、さまざまな問題を抱えた患者と向き合う精神科医。男顔負けの手腕で慌ただしい日々を送りながら、自身も異性と関係を持つことを怖がる“恋愛恐怖症”を克服しようとしていた。ある日、テレビのトークショーに出演することになったヘスは、イケメン作家のチャン・ジェヨル(チョ・インソン)と出会う。精神科医をバカにした物言いに反感を覚えるヘスだったが、ジェヨルは素っ気ない態度のヘスに興味津々。彼女が住むシェアハウスに越してきて、積極的なアプローチを仕掛けてくる――。「その冬、風が吹く」の演出家キム・ギュテと脚本家ノ・ヒギョンの黄金コンビが贈る本作は、心の病というシリアスなテーマを取り上げながらも、軽快かつロマンティック、それでいて切なく心に沁みる物語が描かれ、“2014SBS演技大賞”ほか数々の授賞式で絶賛の嵐を獲得した。またキャスト陣には、主演2人に加え、「EXO」のD.Oが物語の鍵を握る高校生役でドラマ初出演し、チョ・インソンの兄役には『息もできない』の監督・俳優として世界の映画祭で脚光を浴びたヤン・イクチュンが出演するなど、豪華俳優陣の共演でも注目を集めた。そんな本作のBlu-ray&DVDの特典には、チョ・インソン、コン・ヒョジンら豪華主要キャストのインタビューを収録。さらに、急遽、D.Oの日本向けインタビューが実現!どのインタビューも日本のファンに向けた完全オリジナルムービーとなっており、ほかでは聞けない豪華な内容だ。今回のD.Oのインタビュー映像では、本作で「2014 APAN STAR AWARDS新人賞」を受賞した感想や演技に対する熱い想い、日本のファンに対するメッセージなどが語られるなど、超貴重なファン必見の映像に仕上がっている。D.Oの日本向けインタビュー映像は、9月2日(水)リリースのBlu-ray&DVD SET2に収録される予定だ。「大丈夫、愛だ」は8月5日(水)よりBlu-ray&DVD SET1、9月2日(水)よりBlu-ray&DVD SET2が発売。(text:cinemacafe.net)
2015年06月16日エレコムは16日、PCやタブレットなどに搭載されているMiniDisplayPortをHDMI / D-Subに変換するためのケーブル2モデルを発表した。6月中旬より発売する。価格はオープン。○AD-MDPHDMIシリーズ「AD-MDPHDMI」シリーズは、MiniDisplayPortをHDMIに変換するケーブル。ブラックとホワイトの2色に、それぞれ1m / 2m / 3mの長さのモデルを用意する。タブレットなどに搭載されているMiniDisplayPort出力と、HDMI入力を備えたディスプレイなどを接続することで、大画面に映像を出力できる。なおHDMIからMiniDisplayPortへの変換には対応していない。○AD-MDPVGAシリーズ「AD-MDPVGA」シリーズは、、MiniDisplayPortをD-Subに変換するモデル。ブラックとホワイトの2色に、それぞれ1m / 2m / 3mの長さのモデルを用意する。D-SubからMiniDisplayPortへの変換には対応しておらず、音声の出力にも非対応。
2015年06月16日3Dプリンティングの出現によって、カスタマイズの概念が大きく変わろうとしている。従来、カスタマイズとは「お誂え=Made to Order」で、一人ひとりにバイ・オーダーで提供されるサービスだった。一方、マス向けの商品開発とは「one-size-fits-all」で、最大公約数を見つけることに他ならない。この相反する2つが、3Dプリンティングやデジタルという力によって、パーソナライズされたカスタマイズサービスを、マスに提供できる時代がやってきたのだ。英国の百貨店「ジョン・ルイス(John Lewis)」では3DプリンタとRFIDを使ってシミュレーションができる、カスタムソファの売場をグランドフロアに開設した。3Dプリンタで出力したソファのミニチュア模型に張地の生地見本を合わせると、ソファに生地を張ったイメージをシミュレーション出来る。顧客はテクノロジーの力によって、このソファを手にした時のインテリアをよりリアルに想像することが可能になった。「Print All Over Me」はカスタマイズされた自分だけの一着をオーダーできるサービスだ。アイテムを選んで、自作のテキスタイルデザインや好みのグラフィックを全面プリントしてくれるサービスで、クリエーターは自分のデジタルデザインをアップロード出来、誰かがそのデザインを使ってプリントアイテムをオーダーすると、デザインフィーが入ってくるという仕組みだ。全てのデータがダウンロードでき、複製でき、無料になっていくインターネットの世界で、クリエーターのイニシアチブを高めることができるサービスとして注目されている。3Dプリンタ自体の進化もすごい。プラスティックのみならず、食品や陶器など、さまざまなマテリアルを扱うことのできる3Dプリンタが開発されていて、今後マスカスタマイゼーションを加速させる一つの潮流となるだろう。「3D-SYSTEM」は、3Dプリンタや3Dプリンティング用の素材などを提供する、3Dテクノロジーに特化したテクノロジーカンパニーだ。チョコレートやキャンディーなどの食品を素材として用いることのできる3Dプリンタを発表し、ハーシーズ社と共同でチョコレート専用の3Dプリンタを開発した。結果、パティシエも顔負けの立体的なデザインのチョコレートをデザインすることに成功した。3Dプリンティングによって、私たちとモノとクリエーションとの間に、新しい関わり方が生まれ始めている。誰もが頭の中にぼんやりと思い描いていた空想のアイテムを、実際に作ることができるようになったり、どこかの誰かがデザインしたグラフィックの断片が、あなたの洋服にプリントされていたりすることが、当たり前になるかもしれない。3Dプリンタは私達の生活に新たな創造の喜びをもたらしてくれる。>次回は、スマートフォンとデジタルがもたらすリテール・テクノロジーの未来。
2015年06月13日富士通は12日、直販サイト「富士通WEB MART」で、個人向けとなる国産3Dプリンタの取り扱いを開始した。取り扱い製品は、ムトーエンジニアリング製の熱溶融積層(FDM)方式3Dプリンタ「MF-500 3Dプリンタ VaLue3D MagiX」(MF-500)、「MF-1100 3Dプリンタ VaLue3D MagiX」(MF-1100)、「MF-1150 3Dプリンタ 3D Magic Egg(3D図形作成ソフト付)」(MF-1150)の3製品。MF-1150は、MF-1100に2種類の3Dモデル作成ソフトウェアがバンドルされた製品となる。価格は、MF-500が税込82,800円(送料別)、MF-1100が税込236,500円(送料別)、MF-1150が税込247,300円(送料別)。なお、MF-500の価格は7月1日14時までの限定特価。このほか、7月1日14時までに本体を購入すると、フィラメント素材PLA白1本がプレゼントされるキャンペーンも展開する。
2015年06月12日大手3DプリンタメーカーStratasysの日本法人 ストラタシス・ジャパンは2015年5月19日、高校・大学向け3Dプリンティング教育カリキュラム「3Dプリンティング入門:設計~製造編」の日本語版を発表した。同年7月1日(予定)よりストラタシスのWebサイトにて無償ダウンロードを開始するほか、9月より日本大学 芸術学部 デザイン学科への導入が決定している。同カリキュラム提供について、ストラタシス・ジャパンの代表取締役社長 片山浩晶氏に話を聞いた。○産業界における3Dプリンタ活用の変遷3Dプリンタは、従来、試作品をスピーディに作りあげるラピッドプロトタイピングのために主に用いられてきたが、昨今は米国を中心に、製品そのものや治具を作るDDM(ダイレクト デジタル マニュファクチャリング)へと主軸を移してきている。特に、航空宇宙産業、自動車産業、医療機器などのような、高付加価値を求められ、小ロットで多品種であり開発にスピードが必要とされる類のものにめざましい成果をあげている。○教育現場への期待と、導入への障壁3Dプリンティングによるデジタルファブリケーションは、モノづくりの常識を根幹から覆す技術だ。そのため日本でもますます関心が高まっており、2013年に公表された“世界最先端IT国家創造宣言"においては、「学生らが将来を展望した技術を習得できる環境整備」と「教育環境のIT化推進施策」の1つとして3Dプリンタが加えられている。また、経済産業省は、教育機関が3Dプリンタを購入する際の補助金制度を設けるなど、教育現場への導入が大いに期待されている。しかし、国内の教育現場に3Dプリンティングが導入されている例はごくわずかである。導入の障壁となっている理由は大きく分けて2つある。1つは教育者の理解が十分でなく教えられる人が少ないこと、もう1つは3Dプリンタの利用に不可欠な3Dデータが手に入りにくいことだ。ストラタシス・ジャパンは、この2点に対してさまざまな施策を打ち出している。その1つが今回の学校向け教育カリキュラムの提供である。○デジタルファブリケーションのリテラシーを広く浸透させる同カリキュラムは、2014年12月に英語版で発表され、既に米国、オーストラリア、イタリア、中国、シンガポール、インドなど各国の教育機関に導入されている。カリキュラム内容は、「製造業の進化の歴史と転換点」「主要3Dプリンティング技術の特性と制約の理解」「時間とコストカットのための利用機会の特定」「3Dプリンティングが与える経済的な影響」「可動部品を備えたオブジェクトのデザインと3Dプリンティング」など、3Dプリンティングの歴史から紐解き、デジタルファブリケーションとは何かという基本知識から、3Dプリンタが現在から将来に渡って何を可能にするのかを14週間で体系的に学べるようになっている。「デジタルファブリケーションを真に活用できる社会を作っていくためには、3Dプリンティングのデータ設計手法を教える前に、広く一般知識として浸透させることが必要です。このカリキュラムは、その目的に叶ったものになっています。これを用いて、日本の未来を担う学生に、デジタルファブリケーションのリテラシーを広げていきたい。まずは高校・大学への取組をスタートしますが、ゆくゆくは小・中学校も視野に入れています。3Dプリンティング技術によって、ワクワクするようなモノづくりの楽しさに慣れ親しんでもらいたいと考えています」(片山氏)。同カリキュラムは「基礎コース」として位置づけられ、各学校のコースの特色に合わせて、教師が必要な内容を加えていくことが想定されている。9月に導入が決定している日本大学 芸術学部 デザイン学科では、最新のデザイン教育として、以前よりデジタルファブリケーションの教育研究に取り組んでいる。従来のデザイン手法に新しい手法を加えることで、相乗効果を期待しているという。○10年先の日本のモノづくりへストラタシス・ジャパンが見据えているのは、10年先の日本のモノづくりだ。日本のモノづくりは高い品質を担保するため、開発スピードについては他国に比べて弱い感がある。また、人件費を考えると、大量生産の分野で海外に勝つことは困難だ。片山氏は次のように言う。「時代はマスプロダクション(大量生産)から、マスカスタマイゼーション(個別最適化生産)へ変化してきています。個別の要望に応える、つまり消費者の多様化に寄り添う工夫をしたモノづくりです。より付加価値の高いものを、必要な数だけ生産する。3Dプリンティングは、この考え方に最もマッチする技術で、かつスピーディな開発や生産を可能にします」製造技術の競争は世界的に激化しているが、品質における日本製への信頼感は、いまだ世界の人々の中に根強くある。デジタルファブリケーションのリテラシーが国内に広く浸透し、将来的に高品位の3D設計技術者が数多く創出されることが、日本の競争力を高める鍵になりそうだ。
2015年06月12日Facebookは6月8日、最新のマーケティング戦略やツールについて学ぶことができる「Boost Your Business」プログラムを開始したと発表した。同プログラムの国内での開催は10月以降を予定している。また、広告主を対象に、新しいメールサポートの提供も開始した。Facebookページを活用している小規模ビジネスは、世界で4000万以上に達しているという。 同社では、中小企業各社のビジネスの目標達成に向けてさまざまなサポートを提供・拡充しており、2月末には広告マネージャアプリをリリース。3月末からはマーケティング担当者を対象とした、クリエイティブ資料と教育リソースの提供を行なっている。今回新たに開始されるのは、こうした小規模ビジネスを対象にしたサポートプログラムだ。「Boost Your Businessプログラム」の詳細は開催地によって異なるが、ベストプラクティスを共有し、最新のマーケティング戦略やツールについて学ぶことができる場を提供するという。このプログラムは、米国で開催され、その後世界各国で順次開催される予定。なお、日本では本年10月以降の開催となる見込みだ。また、Facebook広告を利用している広告主を対象に、メールサポートの提供も開始。Facebook広告について不明な点がある場合、Facebook for Businessウェブサイトで「ヘルプ」をクリックすると、問い合わせページから相談可能となる。
2015年06月11日JSRは6月10日、同社の子会社であり、ディーメックが国産機では最大の造形サイズを可能とする光造形3Dプリンタ「ACCULAS BA-85S」の販売を開始したと発表した。「ACCULAS BA-85S」はディーメックが開発・販売してきたACCULASシリーズの最新機。造形精度を決めるレーザー出力や照射速度などのパラメーターをユーザーが用途に応じて設定することができ、従来の中型向けBA-45Sと変わらない高精細な造形が可能となっている。造形エリアは850mm(幅)×650mm(奥行き)×300~500mm(深さ)で、積層ピッチは50~200μm。なお、同製品は6月24日~26日にかけて、東京ビッグサイトで開催される第26回設計・製造ソリューション展で展示される予定となっている。
2015年06月10日ナカバヤシは9日、立体アートの製作に向いた3Dプリントペン「3Doodler 2.0」を発表した。発売は6月17日で、希望小売価格は税別13,800円。3Doodler 2.0は、プラスチック立体アートを製作する3Dプリントペンの新製品。重さは従来品「3Doodler」の半分以下で、サイズは75%スリム化している。専用プラスチックフィラメントを本体にセットし、電源を入れると、熱でプラスチックが溶けペン先から押し出される。操作ボタンをダブルクリックするとプラスチック樹脂を10分間自動で押し出す機能と、プラスチック樹脂を溶熱する温度の調整機能(+5度/-5度)を新たに備える。このほか、本体内蔵の冷却ファンを改良し、作業時の動作音を軽減した。ペン先の温度は最大約240度。本体サイズはW18×H160×D18mmで、重量は50g。
2015年06月09日ナカバヤシは、米・WobbleWorksが開発した世界初の3Dプリントペン「3Doodler」の新デザインとなる「3Doodler 2.0」を、2015年6月17日に発売する。直販サイトおよび一部の小売店での販路限定販売で、価格は1万3,800円(税別)。「3Doodler」は、空中に文字や絵を描くような感覚で立体アートを製作できる3Dプリントペン。米国のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で集めた資金を元にWobbleWorks社が開発したもので、国内ではナカバヤシが独占販売権を取得している。ペン先から溶け出たプラスチックフィラメント(プラスチック性樹脂)がすぐに固まることで、直感的に立体アートを製作できる仕組みとなっており、一般的な3Dプリンタの様な立体データや特殊なソフトは不要。プラスチックフィラメントの色を使い分けることで、誰でも色彩豊かな作品を製作することができる。今回発売される「3Doodler 2.0」は、この3Doodlerをスリム化・軽量化した新型商品。本体重量が約50gと従来品に比べ半分以下の軽量化に成功したほか、サイズも75%ものスリム化を実現し、より筆記具に近い形状になった。本体には、触り心地の良いアルミボディが新たに採用され、強度、使い心地、安定感のすべてが向上している。さらに、ユーザーの要望に応えた様々な機能を実装。操作ボタンのダブルクリックで、プラスチック性樹脂を10分間自動で押し出す機能が追加され、面を塗りつぶす際などの連続使用が快適に行えるようになった。また、プラスチック樹脂を溶熱する温度が±5度の範囲で調整可能となり、室温などによる溶熱速度の変化に対応できるようになった。このほか、本体内蔵の冷却ファンの改良により作業時の動作音も軽減。また加熱システムの効率向上により、消費電力も50%カットした。ペン先ノズルの形状も改良され、より細かな作業が行えるという。付属品は、ACアダプタ、クリーニングツール、リムーバルツール、ミニスクリュードライバー、専用プラスチックフィラメント50本(PLA樹脂25本、ABS樹脂25本)。プラスチックフィラメントは追加購入も可能(1,500円~)。詳細は商品サイトまで。
2015年06月09日メガハウスが展開する人気アニメ『ドラゴンボール』のフィギュアシリーズ「D.O.D」より、『Dimension of DRAGONBALL ゴールデンフリーザ』の予約受付が「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2015年9月下旬発送予定で、価格は7,344円(税込)。「D.O.D」は、VC製の頭部とソフビボディに、布製の道着を着たハイブリッドな仕様でキャラクターを立体化するシリーズ。表情パーツの差し替えや首の可動に加え、布にはキャラクターに合わせた素材が使用されたハイクオリティなフィギュアで、これまでにさまざまな『ドラゴンボール』のキャラクターが立体化されている。今回は現在公開中のアニメーション映画最新作『ドラゴンボールZ 復活の「F」』より、フリーザの最終形態のさらに上を行く新形態「ゴールデンフリーザ」が登場する。『Dimension of DRAGONBALL ゴールデンフリーザ』は、フリーザ自身が新形態の強さを分かりやすくするために金色にしたという輝くボディ、そして生まれて初めて鍛え上げたボディのマッシブな造形など、ゴールデンフリーザの魅力を余すことなく立体化。塗装での表現だけでなくボディの各部に透明パーツなどを使うことで、素材感の違いまでも表現したゴールデンフリーザの決定版とも言える仕上がりとなっている。商品価格は7,344円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は、2015年7月中旬予定。商品の発送は、2015年9月下旬を予定している。(C)バードスタジオ/集英社(C)「2015 ドラゴンボールZ」製作委員会
2015年06月08日ムトーエンジニアリングは6月8日、パーソナル3Dプリンタ「MF-2200D」の販売を7月より開始すると発表した。「MF-2200D」は昨年発売した「MF-2200」の造形サイズ(300×300×300mm)をそのままに、溶解積層能力を高めた高速ヘッドを開発することで、より精密な造形を可能としている。また、成形テーブルを一定の温度に保つヒーター付成形テーブルや、ダブル冷却ファンなども高精度な造形に貢献している。さらに、XY軸を固定しZ軸でテーブルを上下移動する駆動方式に変更することで造形の安定性と静粛性を向上した。外寸は705(長さ)×675(幅)×680(高さ)mm、重量は57kgとなっており、価格は50万円(税別)。さまざまなカラーのABS樹脂・PLA樹脂・PVA樹脂・SB樹脂の純正フィラメントが用意されており、新色も随時リリースされる予定だ。
2015年06月08日COMPUTEX TAIPEI 2015では、あちこちで3Dプリンタが出展されていたが、コンパクトPCでお馴染みのICOP Technologyのブースで見ることができたのは、非常にコンパクトな「86Duino Enjoy」という製品。造形可能なサイズは10×10×15cmだが、5万円程度という低価格が魅力だ。日本でも8月くらいに発売する予定だという。開放型の3Dプリンタで、サイズはW24×L27×H33mm、重量は6.0kg。Mini-ITXケースほどの大きさしかなく、机の上でも使いやすい。いままで「3Dプリンタはちょっと大きさがなあ…」と思っていた人には良さそうだ。面倒なキャリブレーションは不要。誰でも簡単に利用できるようになっているという。ノズル直径は0.3mmで、積層ピッチは0.1mm。フィラメントは1.75mm径のPLAが利用できる(ABSは非対応)。インタフェースとしては、SDカードスロットとUSBポートのほか、LANポートも用意されており、ネットワーク経由での出力にも対応する。3Dプリンタは低価格化が進んでおり、先日も、台湾XYZprintingが約5万円の「ダヴィンチ Jr. 1.0」を発売したばかり。低価格モデルは造形サイズが小さいものの、これだけあれば十分という人も多いだろう。5万円を切ると買いやすいということもあり、当面、この価格帯で販売競争が激化しそうな勢いだ。
2015年06月08日