3月、iFというデザイン賞の取材で訪れた南ドイツ、ミュンヘン。中世の風情ある美しき旧市街、シンデレラ城のモデルと言われる古城、雄大な自然、そんな風景を想像していたミュンヘンだったけれど、それら歴史に溶け込むように現代のデザインやアートが共存する街はとてもユニーク。街を歩いているだけでおもろデザインに出会う。今回は、そんな創造性に溢れたミュンヘンのコンテンポラリーな側面についてを書きたいと思う。私の滞在期間中は、年に一度の「ミュンヘン・クリエイティブ・ビジネス・ウィーク(MCBW)」が9日間(3月9日から17日)にわたって開催中だった。街の美術館やギャラリーなどではデザインにまつわるイベントやワークショップが企画され、世界各国・国内各地から関係者が集い、地元を含むバイエルン州を始めドイツの産業や学生たちにとってもデザインとつながる重要な機会となっているようだ。「MCBW」のカタログが美術館などで配布されていた。MCBWの一環で、ドローグデザインの創設者の一人であるGijs Bakkerのレクチャーなども企画されていた!さらに今年はバウハウス設立100周年という節目の年であることから、ここミュンヘンでもバウハウスの歴史を紐解く展覧会「Reflex Bauhaus」(~2020年2月2日)が約1年間にわたって開催されたりとデザインに対して人々の意識は高まっている。「Reflex Bauhaus」展が開催されているのは、ピナコテーク・デア・モデルネ(PINAKOTHEK DER MODERNE)という、ミュンヘン市内の中心部(ミュンヘン中央駅から徒歩20分ほど)にある現代美術館。この美術館、ちょっと複雑なのだが、一つの館に、ミュンヘン工科大学建築ミュージアム(建築)、ミュンヘン版画館(グラフィックアート)、バイエルン州立現代美術館(現代アート)、ディ・ノイエ・ザムルング(デザイン)、4つの美術館が同居する、まさにコンテンポラリーアートの殿堂。入場料10ユーロで4つの美術館すべての展示を見ることができる。訪れた際、1階のミュンヘン版画館(STAATLICHE GRAPHISCHE SAMMLUNG MÜNCHEN)では、西ドイツ生まれのアメリカ人アーティスト、キキ・スミス(Kiki Smith)の展覧会「TOUCH. PRINTS BY KIKI SMITH」が開催中だった。本展では、キキ・スミスを代表する作品の一つであるルイス・キャロル『地下の国のアリス(1886年)』をモチーフにした版画「Pool of Tears 2 (after Lewis Carroll)」を始めとするリトグラフ、ドローイング、コラージュ、写真などプリントワークに焦点を当てた繊細でドリーミーで美しすぎる作品群が記憶に残っている。キキ・スミス「Pool of Tears 2 (after Lewis Carroll)」現代アートを展示する2階のバイエルン州立現代美術館(PIN. Freunde der Pinakothek)では、ウォーホル、ピカソやダリ、フランシス・ベイコン、バウハウスで教鞭を取ったクレーなど、1900年以降の膨大なコンテンポラリーアートを見ることができる(所蔵2万点超え! )。フランシス・ベイコン「Kreuzigung, 1965」ダン・フレイヴィン「‘monument’ for V. Tatlin」2017年にはエスパス ルイ・ヴィトン東京でもフィーチャーされた。それに加えてバウハウス展を行う地下のディ・ノイエ・ザムルング(Die Neue Sammlung)では、世界最古にして最大のモダンデザインコレクションを公開。ピナコテーク・デア・モデルネは、近現代美術の展示館としてはヨーロッパ最大規模というだけあり、見応えがとにかくすごいのだ。ディ・ノイエ・ザムルングでの「Reflex Bauhaus」展(~2020年2月2日)それだけではなくこの区画一帯には、ピナコテーク・デア・モデルネを含め、ALTE PINAKOTHEK(旧絵画館)、NEUE PINAKOTHEK(新絵画館)と「ピナコテーク」と名のつく3つの美術館がテレジエン通りを挟んで向かい合っている。さらにSAMMLUNG SCHACK(19世紀の名品を含むドイツの芸術家約180点の絵画を収蔵)、MUSEUM BRANDHORST(サイ・トゥオンブリーやアンディ・ウォーホルを常設)も隣接(私は時間切れで回ることはできませんでした)。以上が美術館のレポート。ちなみに、ミュンヘン空港からホテルのある市内中心まではタクシーで30分(70ユーロくらい)ほどなのだが、車の窓からは中心部に近づくにつれ、BMWミュージアム(BMWの自動車博物館)やアリアンツ・アレーナ(バイエルン・ミュンヘンのホームスタジアム)、ミュンヘン・オリンピアシュタディオン(1972年ミュンヘンオリンピックのメインスタジアム)といったユニークなかたちをしたモダン建築を見ることができる。ミュンヘンへ旅する方におすすめしたい、ミュンヘンのデザイン&アートのスポット。ご参考にいただけたら嬉しいです!PINAKOTHEK DER MODERNE住所:Barer Str. 40, 80333 MünchenURL::(オフィシャルサイトは日本語対応)※ノイエ・ピナコテークは改修工事のため2018年12月31日より一時閉館中。
2019年08月16日優れたデジタルコンテンツを表彰する「第24回 AMD アワード」の授賞式が4日に都内で開催され、DA PUMPがAMD 理事長賞を受賞。同グループのリーダーであるISSAは、受賞の喜び、そして新曲『桜』(3月6日リリース)の魅力を語った。ヒット曲『U.S.A.』で優秀賞とAMD 理事長賞を受賞したDA PUMP。メンバーとともに同曲に乗せて華麗に舞ったISSAは「去年はですね、本当にいろいろな世代の方から支持をいただいて。また、こうやって賞をいただけるということは、本当にうれしく思いますし、皆様のお力あっての賞でもあります」とあいさつ。「いつも応援してくださる皆さまがいるから頑張り続けることができるので、これからも『U.S.A.』のみならず、どんどん色々な曲を。日本を元気にできるようなパフォーマンスを目指してDA PUMP一同頑張りたいと思います」と思いを語った。また、ISSAは「昨年は『U.S.A.』という楽曲に出会って、色々な方に支持をいただいたことが、色々なことに実を結んで。こういう賞もいただけたことですし、本当に感謝の一年だったので、今年はそれをお返し出来るような形で、色々なところにライブで行けるようにしていきたい」と発言。サビで「桜フィンガー」の振付が登場する新曲『桜』については「『U.S.A.』とは真逆の、日本の言葉を大事にしたりとか、日本の風物詩だったりっていうものをふんだんに取り入れた楽曲になっている」と話していた。一方、優秀賞を獲得した映画『カメラを止めるな!』の主演俳優・濱津隆之は「『カメラを止めるな!』という映画は、デジタルかアナログかで言ったら、振り切れるくらいアナログでして(笑)」と自虐。SNSでの拡散がヒットの助けになったとしたうえで「映画館での上映が減ってきた今でも、スマホの映像配信サービスとかで(見て)『今更ですが初めて「カメラを止めるな!」見ました。面白かったです』みたいな感想をツイッターでつぶやいてくれる方とかがたくさんいて。本当に色々な人、色々なものの力を借りて、ここまで来ることができた映画なんだなあということを、今日改めて実感しています」と話していた。なお、この日の司会はTBS笹川友里アナウンサーが務めた。主な受賞結果は以下の通り。【大賞/総務大臣賞】『チコちゃんに叱られる!』(NHK)【AMD 理事長賞】『U.S.A.』(DA PUMP)【年間コンテンツ賞「優秀賞」】N高等学校(学校法人角川ドワンゴ学園)『おっさんずラブ』(制作著作・テレビ朝日/制作協力・アズバーズ)『カメラを止めるな!』(株式会社ENBUゼミナール)キズナアイ(upd8)さけるグミVSなが~いさけるグミ(株式会社博報堂)『チコちゃんに叱られる!』(NHK)TBSラジオ(株式会社TBSラジオ)『メモの魔力 The Magic of Memos』(株式会社幻冬舎)『モンスターハンター:ワールド』(株式会社カプコン)『U.S.A.』(DA PUMP)【審査員特別賞】AmPm【江並直美賞(新人賞)】パラデル漫画 本多修
2019年03月05日一般社団法人デジタルメディア協会(AMD)は21日、「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’18/第24回AMDアワード」の各賞を発表。テレビ朝日系ドラマ『おっさんずラブ』、NHKのバラエティ番組『チコちゃんに叱られる!』などが優秀賞を受賞した。同賞は、デジタルコンテンツなどの制作者を表彰するもの。優秀賞には『おっさんずラブ』『チコちゃんに叱られる!』のほか、映画『カメラを止めるな!』(ENBUゼミナール)、DA PUMPの大ヒット曲「U.S.A」、「TBSラジオ」、さらに「N高等学校」「キズナアイ」「さけるグミVSなが~いさけるグミ」「メモの魔力 The Magic of Memos」「モンスターハンター:ワールド」が選ばれた。優秀賞の中から、「大賞/総務大臣賞」「AMD理事長賞」が後日行われる授賞式で発表される。その他の各賞は、以下の通り。▽功労賞=岡村秀樹(一般社団法人日本eスポーツ連合 会長)▽江並直美賞(新人賞)=本多修(パラデル漫画家)▽リージョナル賞=熊本復興ドラマ『ともにすすむ サロン屋台村』
2019年02月21日水曜日(現地時間)、毎年恒例のブリット・アワードがO2アリーナで行われた。オープニングはヒュー・ジャックマンが映画『グレイテスト・ショーマン』より「 The Greatest Show」を歌って踊り、大いに盛り上げて話題に。「ヒューは本当に世界で最も偉大な(グレイテスト)なショーマンそのもの。素晴らしいパフォーマンス」、「いまヒュー・ジャックマンを見ているけれど、もうこれが今夜のハイライトって感じだね!」とファンたちがSNSで大絶賛した。最優秀アルバム賞は「The 1975」の「A Brief Inquiry into Online Relationships」。「The 1975」はブリティッシュ・グループ賞も受賞した。インターナショナル・グループ賞に選出された「ザ・カーターズ」ことビヨンセ&ジェイ・Z夫妻は残念ながら出席できず、ビデオメッセージが流された。そこにまず映し出されたのは、なんと王冠とゴージャスなアクセサリー、ドレスで着飾ったメーガン妃の肖像画。カメラが引いていくと、肖像画の前にビヨンセとジェイ・Zが立っている。その後、ビヨンセはトロフィーを掲げて短い受賞スピーチを行った。ファンなら既視感があるはずだが、肖像画の前に2人が立っているという構図は、2人のシングル「APES**T」のMVのワンシーンを再現したもの。ルーブル美術館で撮影された実際の「APES**T」のMVでは、「モナ・リザ」が使われた。ビヨンセはSNSにこのビデオメッセージや画像を掲載しており、「モナ・リザ」風のメーガン妃の肖像画を使ったのは今月が黒人歴史月間であり、それを祝うためだと綴っている。(メーガン妃は白人の父親と黒人の母親を持つバイレイシャル)。また、メーガン妃に「妊娠おめでとうございます!」と祝福した。(Hiromi Kaku)
2019年02月21日昨日(現地時間)、「ブリティッシュLGBTアワード」のノミネーションが発表された。このアワードは、過去12か月においてLGBT+であっても、そうでなくても、彼らの権利向上のために貢献した人を表彰する賞。受賞カテゴリーはLGBT+のセレブ、ミュージシャン、インフルエンサー、ジャーナリストなど10部門が設けられ、それぞれ10人の候補者が選出。公式サイトからの一般投票でトップが決定する。日本からも投票可能。中でも注目は、2017年にウィリアム王子が受賞したこともある「Celebrity Straight Ally」(ストレートのセレブでLGBT+の支持者)賞。イビサ島でゲイの友人の結婚式を執り行い、LGBT+のために「死ぬまで闘う」宣言をしているベネディクト・カンバーバッチ、主演作『ボヘミアン・ラプソディ』で「ストレートがフレディを演じるなんて!」となじられても、「フレディのバイセクシャルであった面をもっと取り入れたい」と強く立ち向かったラミ・マレック、『君の名前で僕を呼んで』でゲイのティーンエイジャーを演じたティモシー・シャラメ、中国開催のコンサートでレインボーカラーの旗を振っていたファンが警察につまみ出され、涙したというエピソードがあるデュア・リパらがノミネートされている。授賞式は5月17日に開催される。(Hiromi Kaku)
2019年02月06日クリエイティブユニット KIGI とOUR FAVOURITE SHOPによるデザインアワード「白金五丁目アワード」の受賞作品を展示する「白金五丁目アワード ジュエリー&クラフト展」が8月15日から9月2日までOFS Galleryで開催! 「白金五丁目アワード」とは、植原亮輔と渡邉良重によるクリエイティブユニット KIGI が審査員となり、AWRDという公募のプラットフォームを通して、3つのカテゴリーから作品を募集するというもの。今回展示されるのは、第一弾として開催されたジュエリー& クラフト部門で輝いた受賞者の作品たち。展示作品は、8月22日からスタートするクラウドファンディングを通じて作品を手に入れることもできます。 期間中の8月22日は、ジュエリー作家 薗部悦子さんと受賞者、AWRD編集長 金森香さんによるトークイベントを中華なケータリングを味わいながら楽しめるという素敵なイベントが。ぜひこの機会にお気に入りの逸品を手に入れてみて。 グランプリ:上島珠恵準グランプリ:Emika Komuro優秀賞:Yuki YoshiokaOFS賞:koichimatsumoto 【イベント情報】■「白金五丁目アワード ジュエリー& クラフト展」会期: 8月15日(水) ー 9月2日(日)時間: 12:00-19:00月・火定休(祝日を除く)最終日 9月2日は17時まで会場: OFS GalleryURL:■関連イベント「薗部悦子+ AWRD 受賞者クロストーク」出演:薗部悦子、受賞者、金森香(AWRD編集長)日時:8/22(水)19:00~定員:20 名参加費:1,800 円●申し込み詳細■クラウドファンディング※ 8/22 よりスタート
2018年08月14日次世代クリエイターの発掘イベントが開催中!(c) NEWVIEW PROJECT(Psychic VR Lab / PARCO / Loftwork)「DESIGN YOUR ULTRA EXPERIENCE(超体験をデザインせよ!)」をテーマに、ファッション・カルチャー・アート分野のVRコンテンツを募る「NEWVIEW AWARDS(ニュービュー アワード) 2018」が、2018年6月1日(金)~7月31日(火)の期間開催中です。ゲームやイベントなど幅広い分野で使われることが多くなり、より身近なものとなりつつあるVRを使った作品を募る本アワードは、これまでにない新しい表現やライフスタイルを追求し、“超体験”をデザインする次世代のクリエイターを発掘することを目的としています。(c) NEWVIEW PROJECT(Psychic VR Lab / PARCO / Loftwork)審査員には、“グリッチ”を表現に取り入れ、CGアニメーションに革命を起こしたと言われるアイルランド出身のクリエイター「David OReilly(デビッド・オライリー)」氏も参加。2018年に活動20周年を迎える「m-flo」や、イエロー・マジック・オーケストラにプログラマーとして参加し、“YMO第4の男”の異名を取る「松武秀樹」氏、映画制作者兼デザイナーとして活躍する「René Pinnell」氏らを迎え、国内外問わずクリエイターによる作品を募集中。腕に自信のある方、新しい時代を築いてみたい方などはぜひ、「NEWVIEW AWARDS 2018」に挑戦してみてください!David OReillym-flo松武秀樹René Pinnell「松武秀樹賞」「PARCO賞」「DELL賞」の3つの賞松武秀樹賞松武秀樹賞は、受賞者が音楽家、シンセサイザー・プログラマー松武秀樹氏に自身の作品のための作曲を依頼できるというコラボレーション作品制作の権利+副賞に決定。松武賞は、音楽が使われた作品(松武氏の音源でなくても可)であることを条件に、目と耳に刺さるVRコンテンツを選出します。今回の賞に合わせて、松武秀樹氏は、2曲のオリジナル音源「NEWVIEW1」「NEWVIEW2」を、クリエイターに無償で提供します。そのうちの「NEWVIEW2」は、ドラムやベースなど、音源をパーツに分解した形でも提供し、クリエイターがDAWで自由に編曲したり、VR空間に自由に音源パーツを配置したりといった実験的で自由な使用ができるように提供されます。音源はNEWVIEWのWEBよりダウンロードが可能です。PARCO賞PARCO賞は、パルコとタイアップしてVRコンテンツを制作できる権利に決定。パルコは、現在エンターテインメントで普及が進むVR技術 のファッション・リテール分野での活用方法を開拓する試みとして、ファッション×VRコンテンツを開発し、米・オースティンで毎年開催されるSXSWをはじめ、様々なデモンストレーションを実施しております。受賞者はパルコとタイアップしてVRショッピングコンテンツを制作し、ファッション・カルチャー業界にアピールすることができます。DELL賞DELL賞は、インテル® Core™ i9 プロセッサーと最新のGeForceグラフィックスを搭載する新世代の ALIENWAREノートブック「ALIENWARE 15」。Cryo-tech V2.0と呼ぶ独自の冷却機構の搭載で、長時間安定したハイパフォーマンスを実現します。ゲーム用途のみならず世界中で多くのクリエイターにも愛用されている製品です。NEWVIEW AWARDS 2018 概要募集対象(c) NEWVIEW PROJECT(Psychic VR Lab / PARCO / Loftwork)VR空間を駆使した新たな表現・体験を生み出せるクリエイティブプラットフォーム「STYLY」を使って制作・公開されたVRコンテンツ作品が対象です。制作プロセスにおいてSTYLY以外のツール(3DCG、ゲームエンジン、DAW etc.)を使用することは構いません。すでに発表済みの作品も応募可能です。賞についてゴールド/Gold(1作品)賞金 20,000USDシルバー/Silver(3作品)賞金 5,000USD・PARCO賞(1作品):パルコとタイアップしてVRコンテンツを制作できる権利・Kaleidoscope賞(1作品):Kaleidoscope賞の受賞証明書、1ヵ月のインターンシップ・松武秀樹賞(1作品):松武氏に作曲を依頼できる権利。応募クリエイターのために音源の無償提供も。・DELL賞(1作品):プレミアムゲーミングノートブックALIENWARE 15・CINRA賞(1作品):後日発表スケジュール・募集期間:2018年6月1日(金)~ 2018年7月31日(火)12:00(日本時間正午)・一次審査結果発表(ファイナリスト40作品選出予定):2018年8月末予定・ファイナリスト作品展示会:2018年8月末予定会場:GALLERY X BY PARCO・最終審査結果発表:2018年10月上旬予定イベント情報イベント名:NEWVIEW AWARDS 2018催行期間:2018年06月01日 〜 2018年07月31日住所:ファイナリスト作品展示会:東京都渋谷区宇田川町13-17 ライズビル「GALLERY X BY PARCO」
2018年06月26日3月11日(現地時間)にロンドンで授賞式が開催される、「ブリティッシュLGBTアワード」のノミネーションが発表された。この賞ではLGBTの活動家や、LGBTでなくても彼らの権利向上のために貢献した人を表彰している。今年の「Celebrity Straight Ally」(ストレートのセレブでLGBTの支持者)賞にノミネートされたのはハリー・スタイルズ、デビッド・ベッカム、ニック・ジョナス、アリアナ・グランデら10人。ハリーは常々LGBTコミュニティーを支持すると公言しており、万人の平等を訴えている。「LGBT+ Celebrity」(LGBT+のセレブ)賞にはカーラ・デルヴィーニュ、デミ・ロヴァート、サラ・ポールソン、一昨年カミングアウトし昨年同性婚したコルトン・へインズらがノミネートされた。多くの部門の中、「Best Destination」(最高の目的地)賞にはデンマークのコペンハーゲンやスペインのマドリードなどとともに日本の東京もノミネート入りを果たしている。それぞれの部門の勝者は「ブリティッシュLGBTアワード」の公式ホームページで行われる一般投票によって決まる。「Evening Standard」によれば、授賞式の主催者はLGBTの代表的存在であるエルトン・ジョンやケイトリン・ジェンナーをVIPとして招待することを計画中だという。また、リッキー・マーティンは「インターナショナル・アイコン」賞の受賞が決定しているため、出席する可能性が高そうだとのこと。(Hiromi Kaku)
2018年02月08日2月21日にロンドンのO2アリーナで開催されるブリット・アワードのノミネーションが発表された。中でも注目すべきは、「最優秀ブリティッシュ・アーティスト・ビデオ賞」。ノミネートされた10人の中に、「ワン・ダイレクション」(「1D」)のメンバー、ハリー・スタイルズ、リアム・ペイン、そして元メンバーのゼイン・マリクの3人の名前が…!ハリーは「Sign of the Times」、リアムはクエヴォとコラボした「Strip That Down」、ゼインは『フィフティ・シェイズ・ダーカー』の主題歌でテイラー・スウィフトとデュエットした「I Don’t Wanna Live Forever」でノミネートされている。ハリーとリアムはソロアーティストとして同賞にノミネートされるのは今回が初めてで、ゼインは昨年から引き続き2回目。また、「1D」は2013年から4回連続で同賞にノミネート&受賞しており、昨年は「1D」対ゼインの戦いに注目が集まったが、「1D」が勝利を果たした。3人のほかに同賞にノミネートされているのは、「リトル・ミックス」、デュア・リパ、エド・シーラン、クリーン・バンディット、カルヴィン・ハリス、アン・マリー、ジョナス・ブルー。公式ページからツイッターを通してお気に入りのアーティストに投票できるので、試してみてはいかが?(Hiromi Kaku)
2018年01月15日創刊以来、クリエイティブな人々に注目し続けてきた雑誌『Pen』が、今年活躍したクリエイターをたたえる賞「Pen クリエイター・アワード」を新設。その受賞者が1日に発表され、俳優の高橋一生、女優の土屋太鳳ら10組が選出された。同賞は、アーティスト、俳優、クリエイティブ・ディレクター、デザイナーなど、さまざまなジャンルにおいて、今年目覚ましい活躍をみせた話題の人々"2017年の日本のクリエイター"をたたえる賞。第1回目となる今年は、岩崎貴宏(アーティスト)、最果タヒ(詩人)、 Suchmos(ミュージシャン)、高橋一生(俳優)、土屋太鳳(女優)、長谷井宏紀(映画監督)、原野守弘(クリエイティブ・ディレクター)、村松亮太郎(クリエイティブ・ディレクター)、森永邦彦(ファッション・デザイナー)、ヨシダナギ(フォトグラファー)が選出された。『Pen』12月1日発売号(12月15日号)では、アワード受賞者10組を大特集。また、12月1日に都内で授賞式が行われる。
2017年12月01日英国最大の音楽賞「ブリット・アワード」の授賞式が行われた昨日(現地時間)、昨年1月に亡くなったデヴィッド・ボウイが「最優秀ブリティッシュ男性ソロアーティスト賞」と「最優秀ブリティッシュ年間アルバム賞」(「Blackstar」)を受賞した。前者は俳優のマイケル・C・ホール、後者は息子のダンカン・ジョーンズがボウイの代わりにトロフィーを受け取り、受賞スピーチを行った。ダンカンは「僕は昨年、父を亡くしたけど、僕自身も父親になったんだ」とスピーチを切り出した。7月10日に生まれた息子にステントン・デヴィッド・ジョーンズと名付け、ミドルネームに父親の名前をもらっている。「(父の死の)衝撃を乗り越えてからは、息子におじいちゃんがどんな人だったと知ってほしいかなと考えてばかりだったよ」と子育てが、前向きにさせてくれたことを明かしている。「そんなときに、思ったんだ。父は、ちょっと変わっていて、奇妙で、人と違う…そういった人たちを支えてきたし、寄り添っていた。ファンのみなさんも50年以上に渡って父のそんな部分を受け継いでいるでしょう。だから、この賞はすべての“Kooks(変人)”と、“変人”を生み出すような人々のための賞だと思うんだ」と締めくくった。“Kooks”とは、ボウイがダンカンが誕生した年に贈った、ダンカンにとって思い出の曲のタイトルであり、単語である。(Hiromi Kaku)
2017年02月23日ゴッサム・アワードが発表になった。作品賞に輝いたのは、バリー・ジェンキンス監督の『Moonlight』。シングルマザーの元で育った黒人男性の辛い少年時代を描く、静かな感動のドラマだ。同作品は脚本賞も受賞。また、今作の全キャストには、特別審査員賞が与えられた。その他の情報男優賞は『Manchester by the Sea』のケイシー・アフレック。女優賞は『Elle』のイザベル・ユペールが受賞。ドキュメンタリー賞は、O.J.シンプソンについての『O.J.: Made in America』が受賞した。文:猿渡由紀
2016年11月30日H&Mデザインアワード2017の優勝者が16日に決定。イギリス出身の26歳、リチャード・クインが受賞した。同アワードには、世界有数のファッション・デザインカレッジの学生や卒業生が参加。世界中から新進気鋭のデザイナーが集結し、コレクションのデザインを競った。セントラル・セントマーチン卒のクインは、メンズデザイナーとしては15年のサイモン・リーに続く2人目の受賞となった。クインは、環境にも配慮したクリエイティブなデザインを考案した。審査メンバーであるH&Mのクリエイティブアドバイザー、アン・ソフィー・ヨハンソンは「私達みんな、すっかりリチャードが大好きになりました。自身のブランドに対してクリアビジョンを持っていて周囲をあっと驚かせる要因も持ち合わせていました。リチャードは本当にクリエイティブな人で、環境においても相互的観点を持っており、H&M Design Award 2017の優勝者として価値ある人でした」とコメント。ビジネス・オブ・ファッション編集長のイムラン・アーメドは「リチャード・クインは本当にすばらしいものを作り上げます。そこにはとても深みのあるクリエイティビティが様々なアイディアと共にあり、商業的な可能性とサステイナブルな観点が、彼のブランドを構築する上で価値を上げる元になっています」とコメントしている。クインには優勝賞品として5万ユーロ、H&Mによる1年間の指導プログラムに加え、優勝コレクションをベースにしたアイテムを17年秋にH&Mの世界中の店舗で販売できる機会が与えられた。
2016年11月20日ゴッサム・アワードのノミネーションが発表になった。最多の4部門でノミネートされたのは、ケネス・ローナガン監督の『Manchester by the Sea』。今年のサンダンス映画祭でプレミアされ、その後の映画祭でも高い評価を集めてきた作品だ。その他の情報ローナガンは脚本部門でも候補入り。ケイシー・アフレックは男優部門、子役のルーカス・ヘッジスはブレイクスルー俳優部門にノミネートされた。その他の作品部門の候補作は、リチャード・リンクレイターの『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界は僕らの手の中に』、バリー・ジェンキンスの『Moonlight』、ケリー・リチャードの『Certain Women』、ジム・ジャームッシュの『Paterson』。アフレック以外の男優賞候補は、アダム・ドライバー(『Paterson』)、ジェフ・ブリッジス(『Hell or High Water』)、ジョエル・エドガートン(『Loving』)、クレイグ・ロビンソン(『Morris from America』)。女優部門候補は、ケイト・ベッキンセール(『Love and Friendship』)、アネット・ベニング(『20th Century Women』)、イザベル・ユペール(『Elle』)、ルース・ネガ(『Loving』)、ナタリー・ポートマン(『Jackie』)。受賞発表は11月28日。文:猿渡由紀
2016年10月21日猪熊弦一郎によってデザインされ半世紀に渡り三越のオリジナル包装紙として愛されてきた「華ひらく」。この「華ひらく」をモチーフに、今年3月に行われた「三越 『華ひらく』コレクション」がGOOD DESIGN AWARD 2016を受賞したことが29日発表された。「三越 『華ひらく』コレクション」とは、猪熊デザインの「華ひらく」をアート作品として捉え、「華ひらく」柄に新たな解釈を加えた商品展開、「華ひらく」のルーツとなった“石”や猪熊弦一郎と親交のあったホンマタカシによる写真展などの展開、四国新聞のラッピング広告や高松商店街のドームに設置した「華ひらく」の巨大モチーフ等、一連のプロモーションのこと。受賞にあたっても「半世紀以上も昔の作品を単なる包装紙柄としてではなく、アート作品として商品、展開、訴求を通じ、新たな価値に変換し、提案している」点が評価されたという。四國新聞のラッピング広告赤でも紫でもない鮮やかな色と白を基調に、円と線で構成されたこのデザインは、画家・デザイナーの猪熊弦一郎によって生み出された。戦後間もない頃、「百貨店のシンボルになるようなオリジナルの包装紙を作ろう」という話が三越で持ち上がり、猪熊弦一郎へデザインを依頼。猪熊弦一郎は千葉の犬吠埼を散策中、海岸に転がっている石を面白く思い、東京へ持ち帰ったそれらの石からデザインの着想を得たという。当時、三越宣伝部の社員だった漫画家のやなせたかしが猪熊弦一郎からのデザイン画を受け取り、筆記体で“mitsukoshi”と書き加えたという「華ひらく」包装紙の誕生にまつわるエピソードもある。「三越 『華ひらく』コレクション」のブランド開発マネージャーは「ものづくりをする際にいちばん気をつけたのは、“華ひらく”を三越の包装紙柄としてではなく、猪熊氏の作品として捉えた点。“アートとして商品に落とし込むにはどうしたらよいか”に拘り、ディレクターの岡本健氏と検討を重ねた」と振り返る。10月12日からの三越創業祭では「三越 『華ひらく』コレクション」の第2弾として、今年3月に展開した商品に新たなラインアップを加え、約70種に及ぶ「華ひらく」柄があしらわれたアイテムの展開・販売を三越各店で行う(一部会期の異なる店舗あり)。展開される「華ひらく」アイテムには、「華ひらく」柄の「張子べこ」(大3,500円、小2,700円)、だるま(大6,000円、小3,000円)、招き猫(大1万9,000円、小8,000円)などの伝統工芸を掛け合わせた商品もそろう。また、猪熊の故郷・瀬戸内に縁のあるアイテムとして、両面パイルの今治タオル(全4種600円から)や、瀬戸内の酒蔵の日本酒「世紀を超えて 大吟醸雫酒 室町」(720ml、1万円)、「讃岐名産 しょうゆ豆」(155g、300円)、「飲む酢 瀬戸内レモン」(150ml、1,200円)など、地場ならではの逸品も並ぶ。その他、「華ひらく」柄が全面にプリントされたサブバッグ(大4,500円、小4,000円)や、ワンポイントで「華ひらく」のデザインがあしらわれたボールペン(300円)、猪熊弦一郎が好んで愛用していたといわれるマスキングテープ(2種、各800円)などを用意する。三越の包装紙の柄として1950年にデビューし、半世紀を経て、新たな解釈と共に送り出された「華ひらく」コレクション。猪熊弦一郎が海岸の石ころに見た「自然の美しさと造形美」が宿るデザインを、改めて味わってほしい。【イベント情報】三越「華ひらく」コレクション会場:日本橋三越本店本館・新館各階ほか、三越各店会期:10月12日~25日(一部会期の異なる店舗あり)
2016年09月29日第38回PFFぴあフィルムフェスティバルが閉幕し、23日にPFFアワード表彰式が行われた。映画祭期間中は、483本の応募作の中から入選を果たした20作品が東京都国立近代美術館フィルムセンターにて上映され、好評を博した。表彰式にはミュージシャン/アーティストの野田洋次郎、荻上直子監督、沖田修一監督、遠藤日登思映画プロデューサー、編集者の佐渡島庸平が最終審査員として出席。グランプリほか各賞を発表した。PFFアワード2016受賞結果グランプリに輝いたのは小松孝監督の『食卓』。遠藤プロデューサーが発表し、「すごくそっけなく、身近な題材を撮っているようでいて、実はとても緻密に丁寧に作られている映画だと感じました」と講評。各賞発表の最後に名前を呼ばれた小松監督は、驚いたといった表情で壇上にあがり、「他の方の受賞結果を聞きながら『もうダメだ~』と友達にLINEをしてて、ビックリしました(笑)。今35歳ですが、映画界にしたら若いのかなと思いつつ、これからも精進して、世界の大きな映画祭に羽ばたいていけたらと思っています」と喜びを語った(『食卓』はバンクーバー映画祭への招待が決定済み)。現在、爆発ヒット中の『君の名は。』で主題歌を務めている野田は総評を次のように述べた。「物を作る同士として関わりたいと思って参加しました。もっともっとはみ出る作品があってもよかったなと。映画の体をなしてなくても。僕も音楽を作っていて、楽器や環境、設備をよくしていけば精度はあがるけれど、本当にお客さんが感じたいのはそこじゃないんですよね。映画だったら最終的に画面に収まるわけですが、そこからどれだけのものがはみ出ているか。僕自身、思いを込めれば込めるほど、絶対にそこから何かこぼれ落ちて、届いてくれるものがあると思って作っています。みなさんのたぎる思いも、どんどんこぼれ出てほしいと思っています」。ほかの審査員もそれぞれにコメントした。「僕の時代も今は技術が伴っているんだからと言われましたが、今の監督のほうがプレッシャーに感じているかもしれません。面白い作品がたくさんあって、いろいろな思いを感じました」(沖田)、「作り切るということ自体がすごく難しいことだと思います。応募された全ての作品、作り切ったことがすごい才能だし、作り続けるモチベーションを保つことはすごく大変。それができるかどうかです」(佐渡島)、「15年前にここで賞をいただきました。本当に映画が撮りたくて撮りたくて。15年経った今も、昨日も今日も明日も毎日映画を撮りたいと思っています。続けてください」(荻上)、「会場で20作品拝見しました。席の周りに監督やスタッフがいて、そのエネルギーにすごく疲れましたが、非常に貴重な体験ができました」(遠藤)。取材・文・写真:望月ふみ
2016年09月24日9月に開催される第38回PFFぴあフィルムフェスティバルが、映画配給会社ギャガが運営する動画配信サイト“青山シアター”でコンペティション部門“PFFアワード”の入選作品をオンライン配信することを発表した。本日から昨年度の入選作が配信され、映画祭表彰式翌日の9月24日(土)からは“PFFアワード2016”の入選作を配信する。その他の画像“PFF(ぴあフィルムフェスティバル)”は、世界最大級の自主映画コンペ“PFFアワード”をメインプログラムに据えている映画祭。本年度は入選作20作品が上映され、映画プロデューサーの遠藤日登思、映画監督の沖田修一、荻上直子、編集者の佐渡島庸平、アーティスト/ミュージシャンの野田洋次郎が最終審査を行い、各賞が決定。9月23日(金)の16時30分から表彰式とグランプリ作品上映が行われる。青山シアターは、PCやスマートフォンなど様々な機器で好きなタイミングに映画を楽しめる動画配信サイトで、最新作のオンライン試写会や、特別映像なども配信している。本年度の入選作は9月24日(土)から10月23日(日)まで期間限定で配信され、1作品500円(税別)で楽しめる。また、3作品が1200円(税別)で観賞できるセット券も、映画祭会場のロビーと、チケットぴあで販売される。第38回PFFぴあフィルムフェスティバル9月10日(土)から23日(金)まで東京国立近代美術館フィルムセンター(月曜休館)10月29日(土)から11月4日(金) まで京都シネマ11月3日(木・祝)から6日(日) まで神戸アートビレッジセンター11月11日(金)から13日(日) まで愛知芸術文化センター2017年4月福岡市総合図書館
2016年08月30日9月に開催される第38回PFFぴあフィルムフェスティバルのメインプログラム“PFFアワード2016”の最終審査員が発表になった。本プログラムは、世界最大級の自主映画コンペで、本年度は映画プロデューサーの遠藤日登思、映画監督の沖田修一、荻上直子、編集者の佐渡島庸平、アーティスト/ミュージシャンの野田洋次郎が最終審査員を務める。その他の画像“PFF(ぴあフィルムフェスティバル)”は、世界最大級の自主映画コンペ“PFFアワード”をメインプログラムに据えている映画祭。期間中に、全国から集まった483本作品の中から選ばれた入選作20作品が上映され、最終審査員によって各賞が決定。9月23日(金)の16時30分から表彰式とグランプリ作品上映が行われる。毎年、PFFアワードの最終審査員は映画の作り手だけでなく、編集者、作家、音楽家など幅広いジャンルから参加し、入選作品を決定するプロセス同様、1本ずつ丁寧に作品を観賞し、議論の上で各賞が決定する。これまでの表彰式では最終審査員が作品について、じっくりとコメントする場面もあり、入選監督だけでなく、映画ファンにとっても充実したプログラムになっている。本映画祭では他にも、カンヌ映画祭のある視点部門で審査員賞を受賞した深田晃司監督の『淵に立つ』がクロージング作品として上映。さらに園子温、塚本晋也らの過去の8ミリ作品を丁寧に修復しデジタル上映する“8ミリ・マッドネス!!~自主映画パンク時代~”など、様々なプログラムが行われる。本年度から“PFFアワード”は当日券のみになり、それ以外のプログラムは全席指定で前売り券と当日券を発売。チケットはチケットぴあにて発売中。第38回PFFぴあフィルムフェスティバル9月10日(土)から23日(金)まで東京国立近代美術館フィルムセンター(月曜休館)10月29日(土)から11月4日(金) まで京都シネマ11月3日(木・祝)から6日(日) まで神戸アートビレッジセンター11月11日(金)から13日(日) まで愛知芸術文化センター2017年4月福岡市総合図書館
2016年08月22日ミスター・ジェントルマン(MR.GENTLEMAN)とアメリカのスポーツウェアブランド、スターター(STARTER)のコラボ・アワードジャケットが登場。2016年8月20日(土)より、THE CONTEMPORARY FIX東京、京都、全国の取り扱いショップで発売される。今回ミスター・ジェントルマンとコラボレーションするのは、スターターブランドの中でもファッション性を重視したラインであるスターター・ブラックレーベル(Starter Black Label)。アイテムは、同ラインの象徴的アイテムであるアワードジャケットがベースとなっている。ミスター・ジェントルマンのコンセプトであるベーシックスタイルを生かした配色と、オリジナルのドットボタンが特徴的だ。【アイテム情報】STARTER AWARD JACKET発売日:2016年8月20日(土)価格:38,000円+税カラー:カーキ、ネイビーサイズ:S〜XXL取り扱い店舗:ザ・コンテンポラリー・フィックス、ザ・コンテンポラリー・フィックス キョウト、全国の取り扱いショップ
2016年08月21日今秋に開催される第38回ぴあフィルムフェスティバルの自主映画を対象としたコンペティション“PFFアワード2016”の入選作品が決定。483本の応募作品の中から20作品が約4か月に及ぶ厳正な審査を経て選ばれた。その他の写真PFFは、通常の映像コンペに設けられる年齢、プロアマ、上映時間などの制限を一切排し「過去1年以内に制作された未公開作品」であれば、どんな作品も受け付ける。応募された作品は、1作品につき“最低3人以上で必ず最初から最後まで1分1秒もらさず観る”というルールで審査を実施し、一次通過作品を審査員全員で審査した後に入選作品を決定している。PFFディレクターの荒木啓子氏は「これから発表する“入選作品”とは、現在、映画がどれだけの多様性を持つ創作物なのか、をみせてくれる作品群です。そして、個人の情熱が、どれだけの可能性を持っているかを示してくれるショウケースでもあります。出来ることなら、全人類にこの自主映画のひとつのかたまりを観て欲しいと、セレクションの間じゅう、願ってやまなくなります。」とコメントしている。下記20本の入選作品は、9月10日(土)から東京国立近代美術館フィルムセンターで開催の「第38回PFF」で上映し、最終日には各賞が発表になる。その後、京都・神戸・名古屋・福岡と全国の会場を巡回する予定だ。第38回PFFぴあフィルムフェスティバル9月10日(土)から23日(金)まで東京国立近代美術館フィルムセンター(月曜休館)10月29日(土)から11月4日(金) まで京都シネマ11月3日(木・祝)から6日(日) まで神戸アートビレッジセンター11月11日(金)から13日(日) まで愛知芸術文化センター2017年4月福岡市総合図書館“PFFアワード2016”入選作品『ヴァニタス』監督:内山拓也『おーい、大石』監督:菊沢将憲『傀儡』監督:松本千晶『回転(サイクリング)』監督:山本 英『限界突破応援団』監督:渡邉 聡『シジフォスの地獄』監督:伊藤 舜『食卓』監督:小松 孝『楽しい学校生活』監督:前畑侑紀『ツケモノの子』監督:阿部 平『溶ける』監督:井樫 彩『Drill&Messy』監督:吉川鮎太『波と共に』監督:川添ビイラル『人間のために』監督:三浦 翔『バット、フロム、トゥモロー』監督:鈴木竜也『花に嵐』監督:岩切一空『福島桜紀行』監督:鉾井 喬『また一緒に寝ようね』監督:首藤 凛『もっけのさいわい』監督:中泉裕矢『山村てれび氏』監督:阿部理沙『私の窓』監督:渡邊桃子
2016年07月08日22日(現地時間)ラスベガスのT-Mobileアリーナで「ビルボード・ミュージック・アワード」(BBMA)が開催された。「トップ・ホット100・アーティスト賞」など最多8部門を受賞したのはザ・ウィークエンド。「トップ・アーティスト賞」に輝いたアデルはザ・ウィークエンドに続く5部門を受賞。授賞式には欠かせないアーティストのパフォーマンスで、BBMAではブリトニー・スピアーズ、ジャスティン・ビーバー、ケシャ、セリーヌ・ディオンらが観客を魅了したが、最も注目を集めたのは4月に57歳という若さで突然この世を去ってしまったプリンスの追悼パフォーマンスを行ったマドンナとスティーヴィー・ワンダーだ。会場はパープル一色の照明に包まれ、パープルのスーツに身を包んだマドンナが登場。シネイド・オコナーが歌って大ヒットしたプリンス作曲の「Nothing Compares 2 U」をパワフルに歌い上げると、観客にとってサプライズ出演となったスティーヴィーが現れ、「Purple Rain」をマドンナと共に熱唱。マドンナは80年代にプリンスと「Love Song」をデュエットし交流があったことから、このパフォーマンスにかける意気込みは相当のものだったと見られている。マドンナ本人は大満足の出来だったようだが、残念ながらSNSではプリンスのファンから「プリンスの曲を歌うには実力が伴わない」などの怒りと不満の声が噴出した。(Hiromi Kaku)
2016年05月24日歌手のマドンナが、今月22日にラスベガスで行われるビルボード・ミュージック・アワードで、先月57歳の若さでこの世を去ったプリンスさんへの追悼パフォーマンスとして、歌を捧げるそうだ。同式典ではマドンナのほかにもジャスティン・ビーバーやフィフィス・ハーモニー、デミ・ロヴァート、ショーン・メンデス、ニック・ジョナス、ブリトニー・スピアーズらがステージに立つことが決定している。さらに同イベントでアイコン賞を受賞することが決定しているセリーヌ・ディオンも歌を披露する予定だ。今回プリンスさんのための追悼パフォーマンスを行うことになったマドンナは、プリンスさんと共にツアーを行うことを熱望していたようで、マドンナのマネージャーを務めるガイ・オセアリーは以前、自身のインスタグラムでそのことについて触れていた。「僕がプリンスに出会ったのは12歳の時でした。その時僕は彼にサインをお願いしたんです。それから何年も経ってからプリンスに再会して、僕らは友達になりました。数年前には彼に電話してマドンナとプリンスの合同ツアーのアイデアを提案しました。それをマドンナに話した時にはすぐに『それはいいわね。王家ツアーって呼ぶのはどうかしら。ザ・クイーン(マドンナ)とプリンスのコンサートだからよ』って言ってくれました。彼女のその考え方がとても好きでしたね。プリンスにこのアイデアを話したときには『世界はまだそれを受け入れる準備ができていないよ。規模が大きすぎるからね』と言っていました。僕はいつも、いつかこれを実行する日が来たらと考えていましたね」プリンスさんの訃報を耳にしたマドンナは当時、自身のソーシャルメディアに「彼は世界を変えたの。本当に先見の明のある人だったわ。なんて人を亡くしたのかしら。私は悲しみに打ちひしがれているわ。これは愛の歌ではないもの」とつづっていた。(C)BANG Media International
2016年05月13日MTVの視聴者が投票するMTVムービー・アワードの“ムービー・オブ・ザ・イヤー”に、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が選ばれた。同作品では、ほかに、デイジー・リドリーがブレイクスルー・パフォーマンス賞、アダム・ドライバーが悪役賞に輝いている。『スター・ウォーズ』その他のニュース&画像実話にもとづく映画に送られる“リアル・ストーリー”賞には、『ストレイト・アウタ・コンプトン』、ドキュメンタリー賞には『AMY エイミー』が選ばれた。男優賞は『レヴェナント:蘇えりし者』のレオナルド・ディカプリオ、女優賞は『マッドマックス怒りのデス・ロード』のシャーリーズ・セロン。コメディ演技賞は『デッドプール』のライアン・レイノルズ、アクション演技賞は『ジュラシック・ワールド』のクリス・プラット、ヒーロー賞は『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』のジェニファー・ローレンスが受賞した。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』4月27日(水) デジタル配信開始5月4日(水) MovieNEX発売文:猿渡由紀
2016年04月11日歌手のレディー・ガガが、ザ・デイリー主催のファッション・ロサンゼルス・アワードでエディター・オブ・ザ・イヤーを受賞することになった。V誌のゲスト編集者として1月に出版されたプレ・スプリング号の16ページを監修した功績がたたえられたかたちだ。ザ・デイリーのブランデューサ・ニーロ編集長は「レディー・ガガをこの賞でたたえることを心から喜んでいます。彼女は秀でた才能を持つ最も多様性のある驚くべきアーティストの1人です。V誌のあの号にも集約されたガガがもたらす音楽、ファッション、映画、そして文化への大きな貢献と息をのむ誌面の数々をわれわれはたたえたいと思います」とガガを称賛する。ガガが手掛けた特集は、カール・ラガーフェルドや婚約者のテイラー・キニーら、自身の有名人としての生活やファッションに影響を与えたクリエーター、コレクター、コラボレーターたちにささげられたものだそうで、ガガは同号の特集についてこう語っている。「V誌のこの号は、アートとファッションへの情熱を表現するため、そして意思表示をし、物事を変えるために本気で‘そこ’まで行くために集まった全ての人々が中心にあるの。みんなが情熱と創造の人生を生きるための欲求を持っている感じがするのよ…アートとファッションを通して私たちの永続性を見つけ、深いスピリチュアルな部分を共有している感じ…」続けて、「この人たちは、私を生き延びさせたいと思っているからこそ長年にわたって私と一緒にいて守ってきてくれたの…この号にはそんなメッセージも込められているわ。長い月日を通して一緒に歩き、お互いを思いやり、お互いの仕事をたたえなければならないの。ここに挙げた人々が私に与えてくれたもの全てに対してありがとうと感謝するわ…彼らのことを世界にも知ってもらいたいの…守護兵みたいな人たち…私は彼らをファッション・ガードって呼ぶわね」と語った。ファッション・ロサンゼルス・アワードの授賞式は、今月20日にウェスト・ハリウッドのサンセット・タワー・ホテルで開催される予定だ。(C)BANG Media International
2016年03月18日マカオのザ・ヴェネチアン・マカオ内「ヴェネチアン・シアター」にて3月17日(現地時間)、第10回アジア・フィルム・アワードのセレモニーが開催。日本からは『岸辺の旅』の浅野忠信が最優秀助演男優賞、樹木希林が特別功労賞の受賞を果たした。アジア・フィルム・アワードは、アジア映画を対象とした映画賞として2007年よりスタート。2014年より、東京国際映画祭が香港国際映画祭、釜山国際映画祭と共にアジア・フィルム・アワード・アカデミーを創設し、アジアの映画業界と連携し、その年のアジアの映画人を表彰しスポットライトを当てることで、アジア映画ファンの創出や世界へのアジア映画の振興、文化交流を図っている。今年日本からは、最優秀作品賞に『恋人たち』、最優秀監督賞に『海街diary』の是枝裕和、最優秀男優賞に『あん』の永瀬正敏、最優秀女優賞に『海街diary』の綾瀬はるか、最優秀助演女優賞には『GONIN サーガ』の土屋アンナ、『ビューティー・インサイド』の上野樹里、優秀新人賞に『ソロモンの偽証』の藤野涼子などがノミネートされていた。最優秀助演男優賞を受賞した浅野さんは、ジャ・ジャンクー監督のミューズであり『山河ノスタルジア』でも主演を務めるチャオ・タオよりトロフィーを渡され、「この会場にいらっしゃる(アジア各国・地域の)素晴らしい映画人のみなさんと仕事をしたい!その準備はできています!でも撮影現場には日本食を必ず用意してくださいね」と、国際的な仕事への強い意欲を英語でアピールしていた。黒地に深紅模様の着物姿でステージに登壇した樹木さんは、『歩いても歩いても』(第3回AFA最優秀監督賞受賞)、『海街diary』、最新作の『海よりもまだ深く』と数々の作品を共にする是枝監督よりトロフィーを渡され、「今夜の授賞式を素晴らしいものにするために、沢山の人たちが駆けずり回り、心を砕いていました。私がいただいた功労賞はそっくりそのままその方たちに差し上げます。ですが、トロフィーは1個しかないので持って帰ります(笑)」と笑顔でスピーチし、会場にいるアジア各国の映画人より大きな拍手が沸き起こった。ホウ・シャオシェン監督の『黒衣の刺客』が最優秀作品賞含め8部門を受賞したほか、主演男優賞を『インサイダーズ/内部者たち』よりイ・ビョンホンが受賞。10回の節目を迎えるセレモニーにはアジア各国・地域から多くのスターが集まり、盛況のうちに終了した。<第10回アジア・フィルム・アワード受賞結果一覧>最優秀作品賞:『黒衣の刺客』最優秀監督賞:ホウ・シャオシェン『黒衣の刺客』最優秀男優賞:イ・ビョンホン『インサイダーズ/内部者たち』最優秀女優賞:スー・チー『黒衣の刺客』最優秀助演男優賞:浅野忠信『岸辺の旅』最優秀助演女優賞:チョウ・ユン『黒衣の刺客』最優秀新人賞:Jessi LI『Port Of Call』(原題)最優秀脚本賞:ジャ・ジャンクー『山河ノスタルジア』最優秀編集賞:ウィリアム・チョン、CHU Ka Yat、ホイ・ウォン、フィリップ・ユン『Port Of Call』(原題)最優秀撮影賞:リー・ピンビン『黒衣の刺客』最優秀作曲賞:リン・チャン『黒衣の刺客』最優秀衣装デザイン賞:LEE Ji-yeon、シム・ヒョンソップ最優秀美術賞:ホァン・ウェンイン『黒衣の刺客』最優秀視覚効果賞:Prasad SUTAR『Bajirao Mastani』(原題)最優秀音響賞:チュ・シーイ、ドゥー・ドゥージ、ウー・シューヤオ『黒衣の刺客』特別功労賞:樹木希林、ユエン・ウーピンNext Generation Award:ユ・アインHighest-Grossing Asian Film 2015:『モンスター・ハント』(text:cinemacafe.net)
2016年03月18日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が、MTVムービー・アワード2016で最多11部門にノミネートされた。ゴールデン・グローブ賞やアカデミー賞では主要部門を獲得することができなかった同作品だが、今回同映画賞では作品賞などを含む11部門にノミネートされている。ちなみに作品賞選出作品には『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』『クリードチャンプを継ぐ男』『デッドプール』『ジュラシック・ワールド』『ストレイト・アウタ・コンプトン』などがその名を連ねている。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』からは最優秀女優賞候補にレイ役のデイジー・リドリー、最優秀アクション賞候補にフィン役のジョン・ボイエガ、最優秀悪役賞にカイロ・レン役のアダム・ドライバー、最優秀バーチャル演技賞にマズ・カナタ役のルピタ・ニョンゴが選出された。ジョンとデイジーはともにブレイクスルー演技賞にも選出されており、エイミー・シューマー、ブリー・ラーソン、ダコタ・ジョンソン、オシェア・ジャクソン・Jrらとその座を競うことになる。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に続き、『デッドプール』がライアン・レイノルズの最優秀男優賞を含む8部門でノミネートされた。今年で25周年となるMTVムービー・アワードはケヴィン・ハートとドウェイン・ジョンソンが司会を務めることになっており、その様子は4月10日にMTVでオンエアされる予定だ。(C)BANG Media International
2016年03月10日デジタル広告・マーケティングのアワード「コードアワード2016」のエントリー受付が3月16日より開始となる。同アワードは、モバイル広告およびモバイルマーケティングの健全な発展と普及を目的として、 2002年より開催されてきた「モバイル広告大賞」を前身とし、 2014年よりその対象をデジタル全域へと拡大させた、 総合デジタル広告・マーケティングのアワード。3回目となる今回は、前回も審査員を務めたTBWA HAKUHODOの佐藤カズー氏を審査員長とし、Googleのジョン・メリーフィールド氏やサイバーエージェント・クラウドファンディングの坊垣佳奈氏など5名の新規審査員を含めた、クリエイティブ、 テクノロジー、 マーケティングなど国内外のスペシャリスト計9名による審査が行われる。選考対象は2015年4月1日から2016年3月31日の期間に実施/開始された、企業・ブランド・自治体などが提供する商品やサービスなどのデジタルを活用したマーケティングコミュニケーション施策を広く対象とし、デバイスや施策の規模に関係なく、その手法やアイデア、成果。応募は、広告主・広告会社・制作会社のだれでも可能だが、応募の際には必ず作品権利者(広告主含む)への許諾を取る必要がある。また、アワードではグランプリのほか、 注目が高まる「データ」を有効活用した作品を対象とする「ベスト・ユース・オブ・データ」や、既存の概念にとらわれない新たなメディアの活用方法、もしくはまったく新しいメディアの形を創造した施策を対象とした「ベスト・ユース・オブ・メディア」などが新たな賞として追加された。エントリー受付期間は2016年3月16日から同4月20日までで、すでに同アワードのWebサイトからエントリーシートのダウンロードは可能となっている。応募方法は、同Webサイトにてユーザー登録を行った後、エントリー受付開始後、マイページから行う形となっている。また、作品はマイページより、応募期間中であれば何度でも取り消し・修正が可能だが、応募期間終了後は作品の取り下げができないという。なお、今後のスケジュールは以下のとおりを予定しているという。応募受付開始:2016年3月16日応募締切:2016年4月20日一般投票:2016年6月6日~6月12日結果発表:2016年6月下旬贈賞式:2016年7月27日
2016年03月09日英国最大の音楽賞「ブリット・アワード2016」が24日(現地時間)ロンドンのO2アリーナで開催され、アデルがブリティッシュ女性ソロ・アーティスト賞、ブリティッシュ・シングル賞、ブリティッシュ・アルバム賞、グローバル・サクセス賞の最多の4冠を手にした。他にはコールドプレイがブリティッシュ・グループ賞、ワン・ダイレクションが「Drag me down」でブリティッシュ・最優秀ビデオ賞を受賞した。そして先月亡くなったデヴィッド・ボウイがアイコン賞を受賞。プレゼンターの歌手アニー・レノックスは「彼の名を過去形で語ることなんてできない。彼のすばらしい音楽やビジョンは、地球が回る限り愛されるでしょう」とスピーチ。ボウイに代わってトロフィーを受け取ったのは、古い友人のゲイリー・オールドマン。「彼から不満を聞いたことが一度もない。彼は計り知れないほど勇気があり、気高く優美で、そして彼らしいユーモアを失わずに、病気に立ち向かっていた。ガンだと私に手紙を書いてきた時も『まぁいいニュースは頬骨を取り戻したことかな』と言っていたよ」と闘病中も弱音を吐かず、冗談さえ言っていたボウイのポジティブさを明かした。スピーチの後、ボウイの元バンドメンバーによる数曲の演奏と、歌手のロードが加わってボウイの「Life On Mars」を熱唱。ボウイの追悼シーンをインターネットで見た息子のダンカン・ジョーンズは「本当に…美しい。ありがとう」と感謝の気持ちをツイートした。(Hiromi Kaku)
2016年02月25日今年で10回を迎える「声優アワード」より、3月12日開催予定の授賞式に先駆け、受賞者の一部が発表された。「声優アワード」は、その年に最も活躍した声優、そして長年にわたって活躍するベテラン声優陣が一同に顔をそろえる声優界最大のイベント。3月12日に都内・文化放送 メディアプラスホールにて開催される「第十回 声優アワード 授賞式」では、「主演男優賞」「主演女優賞」をはじめ各賞の発表が行われる。今回、部門のうち主に実行委員会の推挙によって決定される「功労賞」「シナジー賞」「富山敬賞」「高橋和枝賞」「特別賞」の受賞者が先行発表された。長年に渡り洋画も含め多くのジャンルで貢献した声優に贈られる「功労賞」には、『ど根性ガエル』ピョン吉や『ドラえもん』のび太のママ役で知られる千々松幸子、『奥さまは魔女』ナレーションの中村正、『ドラえもん』源静香役や『サザエさん』磯野ワカメ役の野村道子が選出。作品として声優の魅力を最大限に発揮した作品に贈られる「シナジー賞」には『ちびまる子ちゃん』が選ばれ、授賞式には代表して声優のTARAKOが登壇を予定。声優という職業を各メディアを通じて広めた声優に贈られる「富山敬賞」では、『NARUTO疾風伝』奈良シカマル役の森久保祥太郎、「高橋和枝賞」に『機動戦士ガンダム第08MS小隊』アイナ・サハリン役の井上喜久子が選ばれた。さらに、どの賞にも当てはまらないが、表彰すべき特別な活動をした声優・作品・活動などに贈られる「特別賞」には、アニメ『おそ松さん』のオープニング曲「はなまるぴっぴ はよいこだけ」がヒットし注目を集めたガールズユニット・A応Pが選出された。なお、「第十回 声優アワード 授賞式」の模様は、文化放送で3月12日17時より放送される『超!A&G+ 第十回 声優アワード授賞式生中継SP』にて生中継される。(C)Seiyu Awards
2016年02月16日ローランドは21日、昨年末に開催された「ローランド・デジタル・ピアノ・デザイン・アワーズ(Roland Digital Piano Design Awards)」の大賞1作品、優秀賞1作品、奨励賞5作品を発表するとともに、受賞作品を公式サイト上で公開した。このたび発表されたのは、昨年11月10日~12月21日にコンサート用デジタル・グランドピアノの理想のデザインを追求することを目的に募集した「ローランド・デジタル・ピアノ・デザイン・アワーズ」の受賞作品。「Unleash(解き放つ)」をテーマにした作品が世界各国から128点の応募があり、同社の専門家や有識者で構成する選考委員会により審査が行われ、大賞1作品、優秀賞1作品、奨励賞5作品が決定した。見事「大賞」に輝いたのは、Jong Chan Kim氏(アメリカ)の「Facet Grand Piano」。ピアノとして理にかなった構造でありながらも斬新な佇まいを実現し、コンサート・グランドピアノとしての魅力的なフォルムにまとめあげた力量が認められたという。大賞には、賞金50万円が贈呈される。「優秀賞」は、Nicola Russo氏(イタリア)による「SONUS」が獲得。ピアノ本体と椅子が一本の円環で連結するユニークな発想と、アイコンにまで昇華した優美な造形が高く評価された。優秀賞には賞金20万円が贈られる。また、「奨励賞」には、Matei Cristescu氏(ルーマニア)の「Black Swan」、Rebekah Winegarner氏(アメリカ)の「Amber Unleashed」、Tomasz Milosz氏(ポーランド)の「space classica」、Naohisa Uchiyama氏(日本)の「emptiX」、Taro Saito氏(日本)の「Swan」がそれぞれ選出された。奨励賞には賞金10万円が贈られる。なお、奨励賞については当初1作品の予定であったが、審議の結果選出数を増やすことになり、5作品の選出になったということだ。なお、これらの受賞作品についての詳細は、同アワードの公式サイトにて紹介されている。
2016年01月21日