ソニーは17日、2014年9月に発表した透過式メガネ型ディスプレイ「SmartEyeglass」(スマートアイグラス)を、アプリ開発者向けに提供すると発表した。日本、アメリカ、イギリス、ドイツにて、3月10日に発売する。SmartEyeglassは、テキストや画像などの情報を視界に重ねて表示できるメガネ型ディスプレイ。加速度、ジャイロ、コンパス、照度センサーやマイクを備え、419×138ピクセルの映像をメガネ型ディスプレイに表示できる。NFC対応のタッチコントローラや約300万画素のカメラも搭載し、現実世界に情報を付加するAR(拡張現実)機能により、製造現場での作業指示や警備現場での事故情報表示など、業務用途での活用が見込まれる。Android 4.4以降の端末とBluetooth 3.0もしくはIEEE802.11b/gで接続でき、今回日本、アメリカ、イギリス、ドイツのアプリ開発者向けに、デベロッパ版「SmartEyeglassDeveloperEdition」を発売する。法人であればフランス、イタリア、スペイン、ベルギー、オランダ、スウェーデンでも購入可能。また、2016年には一般ユーザー向けの提供も目指す。同社は「SmartEyeglass Developer Edition」の装着感や表示、アプリのデモンストレーションを体験できる実機展示も実施。2月27日から3月8日までソニーストア名古屋で、3月11日から約2カ月間ソニーストア店舗(銀座ソニーショールーム、ソニーストア大阪、ソニーストア名古屋)で展示する。税別価格は、日本が100,000円、米国が840ドル、英国が520ポンド、ドイツ含むその他が670ユーロ。
2015年02月18日テックウインドはこのほど、ASUS製無線LANルータ「RT-AC87U」の法人向けモニターキャンペーンを発表した。キャンペーン期間は2015年2月16日から2015年3月31日まで。募集者数は10社で、1社当たり1台の「RT-AC87U」を提供するという。日本国内の企業が対象で、キャンペーン告知サイトに設置された応募フォームに必要事項を記入して応募となる。応募の中からモニターとなる企業を選定する。モニターとなった企業は実際に「RT-AC87U」を使用し、後日感想レポートを提出する。モニター期間の終了後は使用した製品をそのまま提供するという。RT-AC87Uは4本の送受信アンテナを搭載し(4×4)、5GHz帯のIEEE802.11ac接続で最大1,734Mbpsの通信に対応するハイスペックモデル。IEEE802.11n接続においても、TurboQAMをサポートすることによって、IEEE802.11n規格の上限値である600Mbps通信を実現する。セキュリティ機能として、トレンドマイクロの「Trend Micro Smart Home Network」技術を用いた「AiProtection」機能を備える。不正なWebサイトへアクセスした場合や、接続デバイスの脆弱性が攻撃された場合に通信を遮断するほか、特定のアプリケーションに対して利用制限を行うことができる。
2015年02月17日神奈川県・パシフィコ横浜で開催のCP+2015、EIZOブースはカラーマネジメント対応ディスプレイ「ColorEdge」シリーズが中心。恒例となった写真家のトークショーやカラーマッチングセミナーも開催され、こちらも例年と同じく盛況だった。ブースの正面には、26.5型で完全スクエア(正方形)画面の「FlexScan EV2730Q」(解像度は1,920×1,920ドット)が鎮座。さまざまなデモ画面が表示されており、立ち止まって「へ~」「ほ~」と眺める人も多かった。仕事柄、筆者だったら画面の左半分にテキストエディタ、右半分にWebブラウザという使い方が便利そうだと感じた。○ColorEdgeシリーズの4Kモデルが人気展示をチェックする人が途切れなかったのは、ColorEdgeシリーズの4K(3,840×2,160ドット)モデルとなる、31.1型「CG318-4K」(3月20日発売予定)と、23.8型「CG248-4K」(4/20日発売予定)だ。CG318-4Kでは4K/60pの動画が再生され、高解像度で滑らかな表示に来場者がみな魅入っていた。一方のCG248-4Kは、23型フルHDモデル「CS230-CXN」と並べて設置され、ほぼ同等の画面サイズでフルHD解像度と4K解像度を見比べられる。CG248-4Kはドット密度が高く、とても高精細な表示だ。3D表示といったら大袈裟だが、表示している写真に奥行き感が見て取れる。ブースの外周にはColorEdgeシリーズがずらりと並び、画面の色と印刷物の色を合わせる(厳密には近似)、カラーマッチング環境を体験できた。ColorEdgeシリーズ本体やアプリケーションの設定、環境光の重要性など、説明員が丁寧に解説してくれる。環境光に関しては、EIZOの蛍光灯スタンド「Z-208-EIZO」と、太陽光に近い光の成分を持つ「高演色タイプの蛍光灯」が使われていた。なお、EIZOブースのデモ用PCには、マウスコンピューターやMSIが機材提供として協力している。
2015年02月17日プリンストンは2月13日、USBハブ機能を搭載したモニタースタンド「Smart Monitor Stand」(PTFBHUB-4)を発表した。2月20日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は7,389円前後。液晶ディスプレイなどを載せるためのモニタースタンド。高さを80mmと110mmの2段階で調節できる。4ポートのUSBハブを搭載しており、マウスやキーボードなどを接続するのに便利な設計。ほかにもヘッドホン端子とマイク端子を装備する。載せられるディスプレイは27インチ相当までで、耐荷重は約10kg。本体サイズはW550×D230×H110mm、重量は約1.1kg。
2015年02月16日バッファローは12日、USB 2.0に対応したディスプレイ増設アダプタ「GX-DVI/U2C」を発表した。2月中旬より発売する。店頭予想価格は税別10,000円。外部ディスプレイポートを持たないノートPCなどに外部ディスプレイを接続できるようにするディスプレイアダプタ。USB 2.0専用で、最大出力解像度は2,048×1,152ドットまで。表示モードは、PCと同じ画面を表示する「ミラーリングモード」と、表示領域を拡張する「拡張モード」が用意されている。6台まで同時に使用可能で、最大7画面のマルチディスプレイ環境も構築可能。電源はUSBバスパワー。映像出力インタフェースはDVI-Iで、D-subに変換するアダプタも付属する。本体サイズはW56×D18×H85mm、重量は約55g。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1、OS X 10.8~10.10。
2015年02月12日アイ・オー・データ機器は12日、 LEDパネルを採用しエコ機能を充実させた15型スクエア液晶ディスプレイ「LCD-AD151SEW」を発表した。2月下旬より発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税別27,800円前後。LEDバックライトを採用した低消費電力の15型スクエア液晶ディスプレイ。消費電力が通常使用時で6.6Wと低くなっており、消費電力を抑える機能も搭載。「ECOステップ」機能では削減ワット数を確認しながらの輝度設定が可能。PCの電源と連動して自動的に液晶ディスプレイの電源をオフにする「自動電源オフ機能」も搭載する。主な仕様は、画面サイズが15型ワイドの非光沢(ノングレア)、解像度が1,024×768ドット(XGA)、視野角が上下130度 /左右160度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が700:1、応答速度が8ms。映像入力インタフェースはDVI-D×1、D-sub×1。スタンドのチルト角度が上20度 / 下-1度。1.0W+1.0Wのステレオスピーカーを搭載し、VESAマウント75mmに対応する。本体サイズはW339×D148×H347mm、重量は約2.7kg。
2015年02月12日大日本印刷(DNP)とコンピューター周辺機器などを製造・販売するグリーンハウスは2月2日、ダイレクトメールやパンフレットなどの印刷物に小型モニターを組み込んだ販促ツール「DNP小型モニター付きパンフレット」を発売した。同ツールでは、印刷物に付属する小型モニターで音声付き動画が表示可能なため、商品の訴求力向上や理解促進が期待できるほか、動画が閲覧できることを封筒などに表示することで、生活者の興味を喚起し、開封率の向上に貢献するという。また、動画の再生・停止・送り・戻し・音声のボリューム調整など標準機能の利用が可能なファンクションボタンを設け、オプションで、動画コンテンツの選択や音声録音の機能を設定することもできる。乾電池で駆動するため、リチウムイオン電池の利用と比較しリスクも少なく、取り扱いも容易。パンフレットやノベルティグッズなどへ活用も可能だ。価格は、個別見積もりが必要で、価格設定の一例としては、表裏4色の印刷物に2.8インチモニターを組み込んだ場合、1万部ロットの単価は4200円(税別)となるという。
2015年02月03日アイ・オー・データ機器は21日、液晶ディスプレイ3モデルについて、ラインナップと価格を見直すとを発表した。2月下旬より実施する。今回のラインナップのリニューアル対象となるのは、4K対応28型ワイド液晶ディスプレイ「LCD-M4K281XB-A」、LEDバックライト採用21.5型ワイド液晶ディスプレイ「LCD-MF225XBR-A」、同23型「LCD-MF235XBR-A」の3モデル。旧型番の末尾に「-A」が付き、価格はオープンとなる。店頭予想価格は、順に79,800円前後、19,800円前後、23,800円前後(いずれも税別)。それぞれの機種の詳細については、「LCD-M4K281XB-A」では「アイ・オー・データ、豊富な映像入力を備えた28型4Kディスプレイ」を、「LCD-MF225XBR-A」では「アイ・オー・データ、節電に適した21.5型フルHD液晶のスタンダードモデル」を、「LCD-MF235XBR-A」では「アイ・オー・データ、スタンダードな18.5型/23型ワイド液晶ディスプレイ」を、参照いただきたい。
2015年01月21日富士通は20日、2015年春モデルのPC新製品として、15.6型でタッチ対応のワイヤレスディスプレイを採用した「LIFEBOOK GH77/T」を発表した。発売は1月23日で、価格はオープン。店頭予想価格は税別240,000円前後。LIFEBOOK GH77/Tは、ワイヤレスディスプレイとPC本体の機能を集約したスタンドからなるPC。ノートPCでもなくデスクトップPCでもない斬新なデザインの製品だ。ディスプレイ部はタッチ操作に対応しているが、本体機能はスタンド内にあるため、タブレットとも異なる。ディスプレイ部の仕様は、画面サイズが15.6型でフルHD解像度(1,920×1,080ドット)、パネルはIPS方式。わずか9.8mmの薄さで、980gと軽い。約4.0時間のバッテリ駆動が可能だ。画面が縦長の状態で、スタンドにドッキングすることもできる。本体部の仕様は、CPUがIntel Core-i7 4712HQ (2.30GHz)、メモリがPC3L-12800 8GB、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600、ストレージが2TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイドライブ、OSがWindows 8.1 Update 64bit。なお、本体部はバッテリを搭載しておらず、AC駆動のみとなっている。通信機能は、IEEE802.11b/g/n対応無線LANとBluetooth 4.0、有線LANのほか、NFCにも対応。インタフェースはUSB 3.0×4、HDMI、SDカードスロット、HD Webカメラなどを備える。サイズはW185×D241×H188mm、重量は約1.9kg。「Microsoft Office Home and Business Premium」が標準で付属する。なお、GH77/Tのワイヤレスディスプレイ機能は、Wi-FiをベースとしたCavium社の技術を使用している。
2015年01月20日NECディスプレイソリューションズは16日、2,000cd/平方メートルと高輝度な47型フルHD液晶パネルを採用した業務用ディスプレイ「MultiSync LCD-X474HB」を発表した。1月23日より出荷開始予定で、価格はオープン。超高輝度パネルにより、外光が入りやすい明るい環境の元でも見やすく表示できることが特徴。また、40度までの高温耐性能も備え、気温の上昇で画面が黒く変色して映像が見えなくなってしまう黒化現象が起きにくくなっている。このほか、外光センサーにより周囲の明るさに合わせて輝度を自動調節する機能も搭載。オプションとして人感センサー内蔵のリモートコントロールキットも用意する。主なスペックは、ディスプレイが47型ワイド液晶(1,920×1,080ドット)、画素ピッチは0.542mm、視野角は左右/上下各178度、応答速度は10ms、コントラスト比は標準値が1300:1でダイナミックコントラスト比は200,000:1。インタフェースはDVI-D(HDCP対応)×1、DisplayPort 1.2×1、ミニD-Sub×1、HDMI×1、ステレオミニジャック×2、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN×2、RS-232C×1、リモコン入力端子×1など。10W×2のステレオスピーカーも装備する。本体サイズはW1,083.8×D146.7×H628.2mmで、重量は約26.5kg。
2015年01月16日グリーンハウスは16日、2台のディスプレイを取り付けられるモニタアーム「GH-AMCB1」シリーズを発表した。2軸と4軸の2モデルを用意。同日より発売し、同社の通販サイト「グリーンハウスストア」での価格は、ともに10,670円。○GH-AMCB1-H「GH-AMCB1-H」は、1本のポールと4軸関節アームを2本搭載するモニタアーム。C型クランプを使用して机などに固定して使用する。ディスプレイの位置は横並びになり、耐荷重はアーム1本につき6kg。23インチクラスまでのディスプレイを設置できる。アームは水平可動が行えるほか、上下の動きにも対応。回転させることもできる。可動範囲は、チルトが上20度 / 下25度、パンが左25度 / 右25度、スイングが左90度 / 右90度、回転が360度。取り付け可能な天板の厚さは15~75mm、奥行きが105mm以上必要となる。VESAマウント75mm / 100mmに対応し、本体サイズはW578×D249×H417mm、重量は約2.9g。○GH-AMCB1-V「GH-AMCB1-V」は、 1本のポールと2軸関節アームを2本搭載するモニタアーム。ディスプレイの位置は縦並びになる。本体サイズは115×D155×H820mm、重量は約2.4g。そのほかの仕様は「GH-AMCB1-H」とほぼ共通。
2015年01月16日NECディスプレイソリューションズは1月16日、超高輝度の47型液晶ディスプレイ「MultiSync LCD-X474HB」を発表した。1月23日より出荷を開始する。大画面ディスプレイなどの表示機器を使用し、映像・画像を通してさまざまな情報を提供するデジタルサイネージは、公共施設や交通機関、商業施設など多くの場所で導入が進んでいる。同製品は、2000cd/m2の超高輝度液晶パネルを採用しており、外光の影響を受けやすい明るい環境下でも明瞭で見やすい映像・画像の表示が可能。また、斜めの位置から画面を見た場合でも、色合いや輝度、コントラストが変化しにくい広視野角パネルを採用しているので、優れた視認性と色鮮やかな画質表示を実現している。さらに、液晶パネルは従来モデルに比べ、高温に対する耐性が向上しており、気温上昇が引き起こす黒化現象が起こりにくく、安定した表示を維持する。そして、周囲の明るさを検知する外光センサを内蔵し、画面の明るさを、設定した輝度に自動で調節する。これにより、空間の明るさに応じた輝度を常に保ち、優れた視認性と省エネを実現する。この他、オプションの人感センサ内蔵リモートコントロールキットを使用すると、人の動きを感知して画面や音声を自動でオン/オフできるので、不要な電力の削減に貢献する。また、カスタムモードでは、表示コンテンツの切り替えや画面の輝度、音量の調節など細かい設定が可能となっている。
2015年01月16日ラトックシステムは15日、USB 3.0接続のディスプレイアダプタ「REX-USB3DP-4K」を発表した。2月上旬から発売し、価格は14,200円(税別)。PCのUSBポートに接続するディスプレイアダプタ。PCのグラフィックス機能が4K解像度の出力に対応していなくても、本機を使うことで4K解像度の画面が得られる。対応表示モードは、メイン画面を複製する複製モード、メイン画面を拡張する拡張モードの2種類。4K以外の解像度でも利用可能で、フルHD以下の解像度であれば、複数台を導入して最大6台までのマルチディスプレイ環境を構築できる。オリジナルソフト「マルチディスプレイユーティリティ」を使うことで、ディスプレイごとに異なる壁紙を指定したり、ポインタやウィンドウを別の画面に移動できるホットキー設定が可能。対応解像度は、ワイド画面の場合で3,840×2,160ドット~1,280×720ドット、4:3の場合で1,600×1,200ドット~800×600ドットとなっている。インタフェースはUSB 3.0で、電源はUSBバスパワー。ホットプラグも対応している。本体サイズはW75.5×D13.9×H44mm、重量は約35g。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1。
2015年01月15日ANAは1月10日~29日の期間限定で、"カスタマ-エクスペリエンス(顧客体験)"をキーワ-ドに、国際線ビジネスクラスに搭乗してもらう「体験・撮影モニタ-」を募集する。応募期間を3回に区切り、各回20人・合計60人を募集する。モニタ-に選ばれた人は、2月8日~3月7日の期間に実際の国際線フライトに搭乗し、ANAのビジネスクラスのサービスを、実際の目線に近い動画を撮影できるウェアラブルカメラで撮影する。これまでの動画とは異なり、乗客と客室乗務員とのやりとりがリアルに記録できるウェアラブルカメラの特性を生かすなど、ANAでは初めての取り組みとなる。ウェアラブルカメラで撮影された動画は、3月末よりテレビCMやWEB、各種媒体などで公開予定。その動画を通して、視聴者にANAの国際線ビジネスクラスに疑似搭乗(カスタマ-エクスペリエンス)してもらうという。動画では、形や言葉では表現すしにくい「おもてなし」や、乗客と客室乗務員のやりとりなど、ありのままのサ-ビスをより多くの人に体感してもらうことを目指している。募集期間は1月10日~29日、搭乗期間は2月8日~3月7日。路線は羽田・成田空港発着の国際線(ANA運航便に限る)で、往路のみビジネスクラス、復路はエコノミークラスとなる。募集人数は60人(毎週20人選出)で、応募方法については1月10日以降、「YOUR ANA スペシャルサイト」を参照。
2015年01月08日ブラザー工業およびブラザー販売は7日、業務用ヘッドマウントディスプレイ「AiRScouter」(エアスカウター)の次世代モデルを発表した。2015年1月14日~16日に東京ビッグサイトで開催の展示会「ウェアラブルEXPO」に参考出展する。AiRScouterは、離れた場所からの教育やトレーニング、医療機器のサブモニター、セキュリティ・メンテナンス業務といった利用を想定。画面を見ながら両手で作業ができるため、情報を確認するときに大きく視線を動かす必要がなく、作業効率の向上やミスの防止に貢献するとしている。次世代モデル「WD-200S」(仮型番)では、独自のフレキシブル・アームとヘッドバンドを採用。ずれにくく自然な装着感を実現し、自由なポジションにしっかり固定できるようにした。眼鏡やゴーグルの上からでも使える。ディスプレイ部分の解像度は1,280×720ドットと高く、視覚サイズは「1m先に13インチ」、画面の透過と非透過を選択でき、焦点距離(30cm~5m)を変更できるピント調整機能を搭載した。映像入力インタフェースはHDMIとアナログコンポジット、電源は内蔵バッテリおよびACアダプタだ。本体サイズは、ヘッドディスプレイ部がW70×D35×H26mm、コントロールボックスがW115×D83×H28mmとなっている。重量は、ヘッドマウントユニットが約141g、コントロールボックスが約204gだ。
2015年01月08日ブラザー工業は1月7日、業務用ヘッドマウントディスプレイの新モデル「AiRScouter WD-200S(仮)」を発表した。同社は2012年6月より業務用途に向けて「AiRScouter WD-100G/WD-100A」を販売しており、「WD-200S(仮)」はその次世代モデルとなる。1280×720(現行モデル:800×600)の画像解像度と焦点距離を変更できるピント調整機能により映像の見やすさを向上させたことで、業務内容や環境に合わせて快適に作業することができるという。装着方法も変更となった。現行モデルはメガネ型だが、新モデルでは独自のフレキシブル・アームとヘッドバンド方式を採用。ずれにくく自然な装着感を実現した。また、ディスプレイのポジションを用途に合わせて自由に固定でき、眼鏡やゴーグルの上からでも使用できる。さらに映像入力用のインターフェースとしてHDMI端子とビデオ端子を搭載し、ケーブル1本でさまざまな器機と簡単に接続することが可能となった。ブラザー工業は、離れた場所からの教育やトレーニング、医療機器のサブモニターとしての利用などを想定しており、画面を見ながら両手で作業でき、情報確認のため視線を大きく動かす必要が無いため、作業効率の向上やミスの防止に貢献するとしている。なお、同製品は1月14日~16日まで東京ビッグサイトで開催される「第1回 ウェアラブルEXPO ~装着型デバイス技術展~」に参考出品される予定だ。
2015年01月07日LGエレクトロニクスは、アスペクト比21:9の34型ゲーミングモニタ「LG 34UM67」など、モニタ4製品を発表。米国ラスベガスで現地時間1月6日から開催する、コンシューマエレクトロニクス関連の展示会「International CES」(CES 2015)で展示する。○FreeSync対応のシネスコモニタ「LG 34UM67」は、21:9のシネマスコープ(シネスコ)サイズとなる、34型ウルトラワイドモニタ。解像度は2,560×1,080ドット。AMD製グラフィックスカードとの組み合わせで、映像のカクつきやティアリングを押さえる、AMDのディスプレイ表示技術「FreeSync」に対応する。○34型の曲面ディスプレイ「34UC97」は、3,440×1,440ドット解像度でシネスコサイズの34型曲面ディスプレイ。sRGBカバー率は99%超で、IPS液晶を採用する。Thunderbolt 2搭載で、Macユーザーにも適するという。「34UC87M」も同様の製品だが、こちらはトレーダーや金融関係者向けのマルチディスプレイオプションが選択できる。○31型のデジタルシネマ4Kモニタ「31MU97」は、4,096×2,160解像度で、Adobe RGBカバー率99.5%のデジタルシネマ4Kモニタ。Digital Cinema Initiatives(DCI)規格と同等の解像度で、同規格で作られた映像がフルスクリーンで視聴できる。なお、「34UC97」と「31MU97」は2014年10月に発表済みのモデルとなる。
2015年01月06日米Lenovoは4日(現時時間)、液晶ディスプレイ「ThinkVision」の新モデルとして、フルHD(1,920×1,080ドット)解像度の23.8型ディスプレイ「ThinkVision X24」を発表した。米国では4月の発売を予定し、価格は249ドル。Neo-Bladeパネルによる狭ベゼルが特徴の液晶ディスプレイ。ディスプレイ本体の厚さも7.5mmと薄型に仕上げた。背面カバーにはプレコートメタルを採用する。主な仕様は、パネルがNeo-Blade IPS、画面サイズが23.8型ワイド、解像度がフルHD(1,920×1,080ドット)、視野角が水平垂直とも178度、輝度が250cd/平方メートル、応答速度が7ms、コントラスト比が1000:1。映像入力インタフェースは、DisplayPort×1、HDMI×1。本体サイズはW540×D220×H412.78mm、重量は3.79kg(いずれもスタンド含む)。
2015年01月06日フォーカルポイントは、スマートフォンをモニターとして利用できるワイヤレス魚群探知機「Deeper ワイヤレススマート魚群探知機」を12月下旬より発売する。価格は税別32,800円。「Deeper ワイヤレススマート魚群探知機」は、スマートフォンと連携可能な魚群探知機。スマートフォンとはBluetoothによってワイヤレスで接続できる。専用のアプリを使ってスマートフォンをモニターとして利用することで重量約100g、直径約65mmの小型軽量設計を実現した。機能面では、専用アプリ「Deeper」を使って水中の魚影をストラクチャーや底質の様子と分けて映し出せるほか、魚影を映すだけでなく、ソナーの感度調整や周波数の選択、水温の表示や水深の表示、魚影アラームなどの設定も可能。また、FacebookやTwitterなどのSNSでデータを共有することもできる。「Deeper」の主な仕様は次の通り。サイズ/重量は、直径約65mm/約100g。素材はABS樹脂。対応水深は約0.5mから40m。動作温度範囲は-20度から40度。充電方法はmicroUSB。連続駆動時間は約4時間。対応周波数は90kHz/290kHz。対応OSはiOS 5.0以降、Android 2.3以降。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月21日AndroidのGoogleマップ・アプリ(マップ)のストリートビュー機能が、Googleの手作りVR(バーチャルリアリティ)ヘッドマウントディスプレイ「Cardboard」に対応していた。Google CardboardのGoogle+でCardboardチームが明らかにした。マップ・アプリで地図にピンを落とす(長押し)か、または検索して表示したい場所に移動し、画面下部にあらわれる情報カードから[ストリートビュー]をタップする。ストリートビュー画面では、右下に回転用のアイコンが表示される。回転アイコンをタップして有効にすると、スマートフォンを持つ手の動きに連動して、ストリートビュー表示が動くようになる。この回転アイコンをタップではなく、ダブルタップすると、ストリートビュー表示がVR用の左右2つの表示に切り替わる。Cardboardに装着して見ると、ストリートビューをVRコンテンツとして楽しめる。Cardboardは、Googleが今年6月にGoogle I/O 2014で公開した。キットをダウンロードし、ダンボール紙、レンズ、磁石、ベルクロテープ、輪ゴムなどを使って、低コストでVRディスプレイを自作できる。
2014年12月19日マウスコンピューターからiiyamaブランドの液晶ディスプレイ「ProLite X2888HS」が登場した。28型(1,920×1,080ドット)のフルHDサイズのディスプレイで、MHL対応HDMIや3W×2のスピーカー、ブルーライトカットなどの機能を備えながら、価格は3万円台とコストパフォーマンスに優れたモデルとなっている。「ProLite X2888HS」は、MVAパネルを採用する28型の大型液晶ディスプレイ。解像度は1920×1080ドットで、昨今のトレンドからいえば高解像度とは言えないが、クリエイティブ系のソフトウェアを使いたい、4Kの映像コンテンツを本格的に楽しみたいといったニーズがないのであれば必要十分だ。なにより、参考価格が税込36,504円というコストパフォーマンスの良さを考えれば、十二分のスペックと言えるだろう。○スペックは必要十分、なにより価格に注目スペックについてもう少し補足すると次の通りとなる。コントラスト比は3000:1、輝度は300cd平方m、視野角は上下左右178度、応答速度は5ms。インタフェースはVGA、DVI-D、MHL対応HDMI、DisplayPort、HDCPをサポートする。さらに、3W×2のステレオスピーカーも備え、ヘッドホン端子も搭載している。「ProLite X2888HS」の一番の特長は、”1,920×1,080ドットの28型ディスプレイである”という点だろう。4K解像度など最近の高解像度のディスプレイは、デスクの上に設置して利用した際に、その作業領域の広さが災いしてテキストが読みづらくなどのデメリットが発生することがある。一方、28型でフルHD解像度の「ProLite X2888HS」は、デスク上で"ちょうど良い"サイズで表示される。Webサイトのテキストサイズはもちろん、デスクワークで必須とも言えるExcelなどの表計算ソフトも快適に利用することができる。高解像度のディスプレイは、Excelのような細かい文字が大量に表示されるソフトだと、一覧性はいいが個別の文字が読みづらくなる。若手の社会人なら、Excelで資料作りのために大量の数字を入力、数字の正誤を確認するといった作業が必要なこともあるだろう。学生であれば実験や調査のデータを入力して資料を作成するといった利用シーンもあるはずだ。そういう場合にも、「ProLite X2888HS」は、個別の数字を無理なく視認可能。目が疲れにくいというメリットもある。加えて、実は映像コンテンツを視聴するのにも向いていると筆者は思う。理由は4Kディスプレイも増えてきてはいるが、現時点では肝心のコンテンツがフルHDのものが圧倒的に多いからだ。よって、BD/DVDを再生する、テレビを視聴するといった使い方も不満なくできるだろう。ちなみに、ノングレアとグレアの中間であるハーフグレアパネルを採用している点も特長だ。「ProLite X2888HS」は一見、光沢のないノングレア液晶に見える。だが、グレアパネルのような鮮やかな色表示を実現しつつ、ノングレアと同様に映り込みを低減するハーフグレアパネルが使用されているのだ。○手ごろな価格を実現しながら多彩な機能を搭載機能面では次のような特長を備えている。まず「ProLite X2888HS」がVA方式のディスプレイであるということ。同方式は液晶分子を立たせたり寝かせたりすることで明暗を表現する仕様になっており、他の方式に比べて黒をより深く再現できるという。そのため、コントラスト比を高くしやすいという利点がある。また、VA方式には視野角を広くしにくいという弱点があるが、「ProLite X2888HS」ではMVA(マルチドメインVA)という手法を採用することで、左右方向に178度の広視野角を実現している。続いてX-ResTech機能だ。同機能は、独自の超解像度技術で画像データを解析、表示がぼやけていればその輪郭部を強調し、それ以外をソフトにするというもの。こちらは、テキストを表示さる際にその威力を発揮する。効果は3段階で設定できるので、自分に合ったものを選ぶとよいだろう。加えて、ブルーライトカットモードも搭載。目への刺激が強いとされるブルーライトを低減することで、長時間利用時に目の疲れを抑える効果が期待できる。同時に、LEDを高速で明滅させて輝度をコントロールする「パルス幅変調(PWV)方式」ではなく、LEDの光量自体を調整する「フリッカーフリーLEDバックライト」を採用している点もポイントだ。ディスプレイをビデオで撮影したときに、縞模様が上下に移動しているように見えることがある。この画面のちらつきがフリッカーで、目の疲れや肩のこりなどの原因になると言われている。このフリッカーを低減することができるのが、「フリッカーフリーLEDバックライト」だ。ブルーライトカットモードおよびフリッカーフリーLEDバックライトの採用により、長文を読んだり、長時間Excelで数字と格闘する、といったシーンでも快適に作業することができる。このほか、Ecoモードもポイントについても触れておきたい。同機能はその名の通り消費電力を低減する機能で、これも長時間利用する場合に効果を発揮する。○MHL接続に対応! モバイル端末の画面を出力可能背面には豊富なインタフェースがあるが、HDMIは単にPCやレコーダーなどを接続するだけでなく、MHLに対応している点が特長。MHL対応のスマートフォンやタブレットを接続すれば、これらのモバイル端末の画面を「ProLite X2888HS」に表示することができる。MHLはスマートフォンのmicroUSBでHDMI出力を可能にする規格で、最近のAndroidスマートフォンはたいてい対応している。MHL対応ケーブルでスマートフォンと本製品を接続すると、すぐにスマートフォンの画面をディスプレイ上に出力可能。スマートフォン内の画像や音楽、映像、ゲームなどを大きなディスプレイに表示できるというのもメリットだ。同時にスマートフォンへの充電も行われるのもいい。メインで利用するPCをDVIやDisplay Portにつなぎ、スマートフォンをHDMIで接続すれば、2つの端末を1つのディスプレイで使い分けることもできそうだ。さらに、3W×2のステレオスピーカーもうれしい機能だ。MHLは音声も伝送できるので、YouTubeなどの映像や音楽、ゲーム音声も、そのままスピーカーから再生できる。スマートフォンゲームを大画面で楽しんだり、スマートフォンに保存した資料を大画面に表示して家族で楽しんだりといった使い方もできる。○学生や若手の社会人などにオススメしたい「ProLite X2888HS」は、デスクの上に設置して利用するのに最適な液晶ディスプレイだ。本稿で紹介したとおり、“28型の大画面にフルHD解像度“という組み合わせの使い勝手がよい。"超高解像度"など派手な機能は搭載していないが、堅実かつ実用的な液晶ディスプレイと言えるだろう。なにより、3万円台というお手頃な価格が魅力で、一人暮らしの学生や若手の社会人などにオススメしたい。「大画面の液晶ディスプレイが欲しいけど値段が……」という方は、ぜひ「ProLite X2888HS」をチェックしていただきたい。
2014年12月19日ソニーは12月17日、さまざまなデザインのアイウェアに装着することでウェアラブル端末を実現する、アイウェア装着型の片眼用ディスプレイモジュールを開発したと発表した。同モジュールには、独自の有機EL技術と半導体駆動技術により実現した0.23型超小型高精細カラー有機ELディスプレイが搭載されている。解像度は640x400画素。コントラストは1万:1以上と高く、黒をより深く表現できる他、sRGB色域を100%カバーするメリハリのある色彩豊かな美しい映像を表示する。また、従来パネルでは画素構造において、RGBストライプ配列内に色純度を確保するための遮光部を配置していたが、新開発パネルでは、配列を最適化することで遮光部を最小化し、画素サイズを小さくすると同時に開口率を向上させている。これにより、屋外での使用に必要とされる輝度の維持とパネル外形10.2mm×7.9mmサイズの超小型化を両立させている。さらに、小型・軽量を追求するため、同ディスプレイ専用に開発された超小型専用光学ユニットを搭載しており、晴天下でも暗い屋内でも照度環境によらず、同ディスプレイによる高画質の映像を投影できる。投影された映像は視野角に換算すると対角13度になる。これは2m先の16型ディスプレイによる映像と同等の視野であり、実世界の視界の妨げとならずに必要な情報を確認できる、サブウィンドウとしての活用に適した画面サイズに設計されている。そして、小型の有機ELディスプレイと光学ユニットに加え、スマートフォン相当の処理能力を持つプロセッサと無線機能、各種センサを有する制御基板を、独自の高密度実装技術によって小型化した。これにより、高機能でありながら小型で約40g(ディスプレイ表示部:約22g、その他:約18g)の軽量を実現し、アイウェアに装着しても使用者の負担となりにくく、違和感の少ない形状の小型デザインが可能になったという。この他、同モジュールの高い処理能力を生かして、さまざまな活用法に向けたアイウェア型ウェアラブル端末ソリューションを提供するため、アプリケーション開発用のソフトウェア開発キット(SDK)が用意されている。同キットを用いて用途に合わせた専用アプリを開発することにより、同モジュール自体にアプリを搭載して単独で使用することや、無線接続したスマートフォンのアプリから動作させることができるようになる。そして、豊富な演算機能と無線機能を生かし、クラウドデータと連携したアプリケーションやインフラシステムと連携したアプリケーションなど、アイウェア型のウェアラブル端末の新たな用途の開拓を目指すという。さらに、ソフトウェア開発キットとともに機器連携のための通信仕様を公開し、無線接続したさまざまな機器とアイウェア型ウェアラブル端末を組み合わせたより便利な使い方を可能にするとしている。なお、ソニーでは、2015年内に同モジュールの量産開始を目指している。
2014年12月18日ソニーは17日、対角0.23インチの超小型カラー有機ELディスプレイを備えた、アイウェア装着型の片眼用ディスプレイモジュールを発表した。2015年内に量産開始を目指し、対応アプリケーション開発のためのSDKも用意する。世界最小クラスとなる対角0.23インチの超小型カラー有機ELディスプレイと、超小型光学ユニット、スマートフォン相当の演算処理能力を有する小型制御基板を備えた小型軽量モジュール。パネルは新開発で、遮光部の最小化と画素サイズの小型化を行いながら、開口率を従来パネルの55%と比べ、95%に向上させた。また、、0.23インチの小型サイズながら、ピクセル数640×400の高解像度を実現している。搭載プロセッサはCoretex-A7。Bluetooth 3.0+High Speed、IEEE801.11b/g/n準拠の無線LANなどの通信機能も備え、スマートフォンやタブレットなどとの連携も見込む。モジュール全体で約40gと軽く、ファッション性の高い眼鏡やゴーグル、サングラスなどのアイウェアに装着でき、付け外しも可能。投影映像は、2メートル先の16インチディスプレイと同等のサイズ。想定用途としては、スポーツやエンターテイメントなど特定用途のアイウェアを販売するメーカーや、自社製品とウェアラブルデバイスとの連携を検討する電機メーカーなどへの販売を予定する。例えば、スポーツ用サングラスに装着してスマートフォンと接続し、コースマップや距離情報などを表示させるといった使い方を想定する。表示仕様はH640×V400ピクセル、表示色はRGB 24bit、色域はsRGB100%。ディスプレイ輝度が最大800cd/平方メートル、コントラスト比が10,000:1以上、ディスプレイ応答速度が0.01msec以下。搭載センサーは電子コンパス、加速度、タッチ。バッテリ容量は400mAh。重量は約40g(ディスプレイ表示部が約22g、その他が約18g)。
2014年12月17日米Googleが今年6月にGoogle I/O 2014で公開したVR(バーチャルリアリティ)ヘッドマウントディスプレイ・プロジェクト「Google Cardboard」。キットをダウンロードし、ダンボール紙、レンズ、磁石、ベルクロテープ、輪ゴムなどを使って、低コストでVRディスプレイを自作できる。Andrew Nartker氏(製品マネージャー)によると、Cardboardユーザーはすでに50万人を超えた。大きな製品プロジェクトではないが、急速にコミュニティが拡大している。そこで同社は10日(米国時間)にユーザーと開発者向けにCardboardのいくつかのアップデートを発表した。ユーザー向けには、Cardboard対応アプリのコレクションページ「Apps for Google Cardboard」をGoogle Playに用意した。Googleが提供する体験アプリ「Cardboard」、ポール・マッカートニーのライブをVRディスプレイで楽しめる「Paul McCartney」など、10日時点で24個のCardboard対応アプリがリストされている。また、公開しているCardboardの仕様書をカッティングツールも考慮したものにアップデートした。開発者向けにはソフトウエア開発キット「Cardboard SDKs for Android and Unity」を公開した。同SDKによって開発者は、レンズの歪みの補正や頭のトラッキング、2画面のレンダリングといったVRに関する負担から解放され、アプリそのものの開発に集中できるようになる。
2014年12月11日サンワサプライは、液晶モニターとタブレット端末を横に並べて設置でき、任意の高さに調整できる3関節のデュアル液晶モニターアーム「液晶モニター・タブレットアーム(デュアルアーム・水平垂直3関節アーム) 100-LA028」を発売した。価格は税別20,185円。「液晶モニター・タブレットアーム(デュアルアーム・水平垂直3関節アーム) 100-LA028」は、水平空間に対して大きく伸縮する、3関節の液晶モニター・タブレット用のデュアル液晶モニターアーム。アームはバネ式で、任意の高さに調整が可能となっている。モニター側のアームは上下左右の角度も微調整でき、好きな位置に固定可能。タブレット側のアームには、ワンタッチで脱着可能なホルダーを搭載し、タブレットを手に持って使用することも楽にできる。対応するタブレットのサイズ/重量は、幅約160mmから200mm×厚さ12mm/0.5kgから5kg。対応するモニターは、重量が1kgから5kg以内で、VESA規格(75mm×75mmもしくは100mm×100mm)のネジ穴を有する液晶モニター。取付け対応デスクは、天板の厚みが15mmから75mmのデスク。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月06日サンワダイレクトは5日、液晶ディスプレイとタブレットを並べて設置可能なディスプレイアーム「液晶モニター・タブレットアーム(デュアルアーム・水平垂直3関節アーム)」を発売した。通販サイト「サンワダイレクト」での価格は21,800円。液晶ディスプレイと7~10.1型のタブレットを設置し、向きや高さを調節できるディスプレイアーム。3関節のアームを採用することで、上下や左右、奥行き、角度を自由に調節することができる。関節部分はバネ式で、一度設定すれば次回からのネジ調整が不要となる。タブレットを装着するホルダは、ワンタッチでアームから取り外しや装着が可能となっている。また、アームにはケーブルカバーを備え、ケーブルが目立たないように配線することができる。上下の調整は130~630mm、奥行きの調整は約570mm、画面の角度は上下180度、左右に180度調節できる。また180度のローテーションにも対応する。対応機種はディスプレイがVESA規格のネジ穴を備えた5kgまでのモデル、タブレットが本体サイズと重量がW160~200×D12mm/5kg内のモデル。また、天板の厚みが15~75mmのデスクに対応する。アーム本体の重量は約5.6kg。
2014年12月05日Native Instrumentsは、高解像度フルカラーディスプレイを搭載したオールインワンDJシステム「TRAKTOR KONTROL S8」を発売した。価格は13万9,800円。同製品は、TRAKTOR PRO 2用に設計されたオールインワンDJコントローラーとなっている。TRAKTORソフトウェアの情報を正確にとらえた「タッチ・アンド・シー」ワークフローを実現するふたつの高精細フルカラーディスプレイをはじめ、タッチセンシティブ・ノブ、4chの独立したオーディオミキサー、さまざまな入出力を備えた最高24bit/48khz対応のオーディオ・インタフェースなどの多彩な機能を集約した。なお、Remix DecksとDVSに対応した同社のプロフェッショナルDJソフトウェア「TRAKTOR SCRATCH PRO 2」も付属する。
2014年12月04日JSRは12月1日、台湾の大手化学メーカーである長春石油化学(長春石化)と、中国常熟市にディスプレイ材料の製造を行う合弁会社として、捷時雅精細化工(常熟)を設立することで合意したと発表した。合弁会社の設立にあたってはJSRが51%、長春石化が49%を出資する。JSRの投資額は約40億円である。新設する工場は、中国常熟市にある長春石化の現地法人敷地内に建設し、LCD用材料である着色レジスト、感光性スペーサ、保護膜などの生産を行う。常熟市は中国国内ユーザーへの供給に優れた立地であるという。なお、2015年中頃に着工し、2016年中の生産開始を予定している。設立する合弁会社は、JSRのディスプレイ材料事業として3カ所目の海外生産拠点となる。
2014年12月02日キヤノンは11月26日、マンモグラフィ用カラーディスプレイを開発したと発表した。乳がん診断においては、検査部位の微細な変化まで確認できるよう、診断画像を高画質・高精細に表示できるディスプレイが求められている。現在、2Dやトモシンセシスのマンモグラフィ画像はモノクロで表示されるのが一般的となっている。しかし、超音波などの検査方法では、しこりなどの組織の硬さを色の変化で示すためにカラー画像が使用されており、モノクロとカラーの両方の画像を表示することのできるディスプレイのニーズが高まっている。今回、開発されたのは、高画質・高精細で高いモノクロ表示性能を持つ30型1000万画素(4096×2560画素)対応のマンモグラフィ用カラーディスプレイである。独自の高画質技術を医療画像の表示に生かしたディスプレイを開発することで、今後の医療の発展に貢献できると考えているという。なお、キヤノンでは、詳細な仕様や価格は未定だが、2015年中に、同ディスプレイを製品化し、医用ディスプレイ市場に新規参入することを目指しているとコメントしている。
2014年11月27日アールエスコンポーネンツ(RSコンポーネンツ)は11月26日、デジタルパネル、ディスプレイ機器、データロガーなどを手掛ける英Lascarの4.3型多機能ディスプレイ「PanelPilotACE SGD 43-A」の販売を開始したと発表した。価格は2万8700円(税抜き)。同製品は、フルカスタマイズのGUIを簡単に開発できるディスプレイプラットフォーム。タッチスクリーン式の4.3型ディスプレイとドラッグ&ドロップで視覚的に操作できる設計ソフトウェア「PanelPilotACE デザインスタジオ」との組み合わせにより、最先端ディスプレイの開発期間を数カ月単位で短縮することができる。このうち、ディスプレイはARM 9を搭載しLinuxに対応する他、5V~30VのDC電源もしくはUSBで動作する。さらに、16ビットのバイポーラアナログ入力を4基、デジタル入出力ピンを8基、最大電流シンク10mAのアラーム出力を2基、PWM出力を4基搭載している。組み込み用に設計されており、工業用・製造用として幅広く使用できる他、医療機器や科学的研究の監視装置、公共施設の情報ディスプレイなどとしても使用できる。また、「PanelPilotACE デザインスタジオ」は、LascarのWebサイトから無料でダウンロードできる。多種多様なエレメントが揃っており、プログラムコードを入力せずに、用途に合ったマルチスクリーンのインタフェースを短時間で作成することができる。例えば、背景イメージやテキスト要素、アナログ/デジタル様式のメータ、タッチスクリーンのナビゲーション、複雑な論理ステートメントなどの定義済みエレメントのライブラリが用意されており、ディスプレイをカスタマイズすることができる。加えて、独自に作成したエレメントをインポートすることもでき、幅広い分野に対応している。そして、「PanelPilotACE デザインスタジオ」により、マルチスクリーンのインタフェースを作成した後は、USBを介してディスプレイにアップロードする。ディスプレイにはマルチ入力機能があり、ナビゲーション、測定、アナログ/デジタル表示、バス入力を行える。さらに、出力やアラームの制御などは、ユーザーがタッチスクリーン機能を使って切り替え、設定することができる。この他、USB経由で設計をアップロードする前に、開発キット(別売)を使って開発したディスプレイをテスト確認できる。
2014年11月27日