1歳の子は音楽が大好き! 音楽に合わせてダンスする姿ってとても可愛いですよね。人気インスタグラマーきたあかりさんのムスメさんもノリノリで踊ります♪…が…。ムスメとノリノリ「家事する間だけ遊び相手お休みしたい」「けど1人遊びしてくれる雰囲気じゃない」「けどテレビは見せたくない」といった時、音楽をかけます。最初は学生時代から使っていたコンポで懐メロを流していました。親も楽しいしムスメも手拍子してノリノリです。しかし、ムスメの手の届く所にしか置き場がなかったコンポは・スピーカーのカバーを外される・かじられる・内側のコーンをボッコボコにされる・ディスクトレイを無限開閉される・ボリュームを最大にされるなどありとあらゆる破壊工作を受けることとなります。ノリノリで。仕方ないのでムスメの手の届かない場所に置けるタブレットで、下からは見えない角度に画面を調整した上で動画サイトから音楽を流すようにしました。Eテレの「みんなのうた」を検索して再生してみると、体を左右に揺らしながら手拍子したり飛び跳ねたり、ちょっと歌ったりとっても楽しそうなムスメ。これはいい!といくつかのミックスリストを交えつつ関連動画をどんどん流して台所仕事を済ませている時のこと。ふと見るとムスメの動きが止まっていたので水を止めてそばに行ってみると…いつの間にか曲がハードロックに!そばに行くと、そっと手を握りしめてきました。ごめんよ! と思いつつも、頼ってくれる姿が可愛くて親はちょっぴりニヤニヤしてしまうのでした。
2018年02月25日小さいうちから、お片付けが身についているとよいですよね。でも、1歳児のお片付け(ないない)は容赦なし! ムスメとないないこんにちは、きたあかりです。そんなに広くない我が家の玄関。外から帰って靴を脱いだままにしておくと、邪魔なだけでなく…靴底についた雪でビッショビショになります。ちなみに街では歩道にすべり止めの砂が撒かれているので、それも追加でトッピングされます。そこへムスメが乱入して雫したたる靴を持ってくる、玄関に腹ばいになる、そのままリビングまで惨劇を拡大させるなどの被害が生じるため、こまめに靴は靴箱へ片付けてビッショビショは拭くようにしました。毎日靴を脱ぐたび「ないないよ、くっくないないよー」と教えていると、そのうち自発的に「ないない! ないない!」と言いながら靴をしまってくれるように。元々めんどくさがりなので正直めんどくさいのですが、これは良い習慣だわ…! と満足していました。それでもちょっと遠出して朝から晩まで外遊びした日とか、サボりたくなる時もあります。夕方ごろ帰って来て、大急ぎでお風呂に入れて歯ミガキして、ようやっと寝る準備ができたころ…見つかってしまいました…仕舞われていない靴が…!靴を指差して「ないない!」と連呼しながら一直線に玄関へ走っていくムスメ。やめて! ビッショビショだからやめて!すんでの所で捕獲します。その日はホントに疲れてたので後ろから抱きしめながらそっと優しく「大丈夫。明日ないないするからね…?」と言うとはあ!?みたいな顔をしたのちクレームの嵐。あ、ドン引きした時ってこんな顔するんだ…って思いました。観念して片づけてキレイに拭くと、満足げに寝室へ走っていくという。普段おもちゃのお片付けはそこまでしないムスメですが、玄関限定でものすごいキレイ好きになっていたことをこの日初めて知ったのでした。
2018年02月18日1歳を過ぎ、一人で歩けるようになると行動範囲が広がって一人遊びもだんだんできるように。そんなムスメさんの一人遊びに大活躍するのは、おもちゃではなく…。ムスメとしいたけこんにちは、きたあかりです。一歳を過ぎた頃から1人遊びが増えたムスメ。0歳の頃に比べるとだいぶ料理などの家事が楽になって来ました。それでもふと思い出したように抱っこ星人に変わることがあります。特に料理中は相手にしてほしい欲が高まるようで、すぐ台所から引きはがそうとしてきます。そんな時の強い味方が… しいたけ!他の食材でもいいんですけど、しいたけのポテンシャルには光るものがあります。まずは存分に見せびらかして…ほっぺたを一通りプレスして…手渡しすると10分くらい遊んでくれるという。たかが10分ですが、ハンバーグとか生肉を触る時には貴重な10分。ほんとに頼もしい菌類です。戻って来る頃にはかじられたり折れてたり満身創痍なしいたけですが、余すところなく念入りに洗ってみじん切りにして、ムスメのお味噌汁になるのでした。ちなみに、ネギも傘に含まれるようです。
2018年02月11日雪国の子どもの移動にベビカーではなくてソリを使うこともあるのだとか! 雪国に引っ越してきたきたあかりさん。1歳のムスメさんにソリを買いますが…。ムスメとソリこんにちは、きたあかりです。妊娠中に今住んでる街に引っ越して来た頃から、「子どもが生まれたらコレやりたい」と楽しみにしていたことがありました…そう、ソリ遊び!0歳の時は小さすぎて出来なかった大願を今こそ果たす時!と、小さなソリを通販で購入。届いた頃はまだ雪が積もっていなかったので家の中で遊ばせてみたところ…めちゃめちゃ喜んでくれました。意気揚々と自分からソリに乗り込み、引っ張ってもらえるのをニコニコと待ちます。引っ張ると終始へへっへへっと笑い続け、「お降りの方いらっしゃいますか?」と聞くと爽やかな笑顔で首を横に振るのでした。そのうち冬本番となって街が雪で埋もれた頃、外で乗せてみたところ全然乗ってくれないという。ソリのそばでゴロゴロのたうち回っては「だっこ」「だっこ」言うムスメ。見かねたおばさま(初対面)に説得される程でした。仕方ないので移動はそれまで通り抱っこひもにしたのですが…ムスメ、もう11キロ以上あるわけで…。いくら抱っこしてあげたくても長距離だと腰がやられちゃうわけで…。そんな親心とは関係なく乗ってくれないワケで…。泣く泣く抱っこひも+ソリで公園に通う日々が続き、もうソリしまおうかな…とあきらめかけたころ、一緒に滑っている親子を見て最後にやってみることに。どうやら、大人と一緒なら安心して乗れるようで。というか親が楽しすぎて、その日は日が暮れるまで何度も何度も一緒に滑り倒したのでした。
2018年02月04日赤ちゃんや子どもの大好きなものの1つが…そう、メガネ! 抱っこをしていて、不意にガッと奪い取られそうになったことがあるパパ、ママ多数のことと思います。壊れやすいのもメガネ。きたあかりさんのムスメさん1歳に纏わるママのメガネあるあるエピソードです。ムスメとメガネこんにちは、きたあかりです。ムスメが大好きなものといえば海苔、バナナ、りんご、サンマなどが挙げられますが、食べられないもの…まあなんでも食べるんですけど…の中でダントツはメガネです。もうね、大好きすぎて。愛が深すぎて。すでに三本目です、メガネ。普段コンタクトで過ごしている事が多いのですが、寝る前や朝メガネで過ごしているとてきめん奪われます。必死に顔を背けても無駄な抵抗です。かけていない間も机や棚の上に避難させていたはずが、いつの間にかイスやオモチャを踏み台にして取ってるという…子どもを産んであらためて思いました。やっぱ裸眼っていいなあって…。出先で天災などに見舞われた時も視界に困らない安心感はもちろんのこと、メガネだとかけたまま添い寝しにくいし、奪われるし、折られるし、逆さにかけさせられるし、裏っかえしでレンズをまぶたに押し付けてこられるし、得意げにかけてドヤ顔されるし、色々困るんです。何よりも一番イヤなのは…隣で眠る子どもの顔がよく見えないんですよね。それが一番残念というか損してる気分になるので、メチャメチャ至近距離で見ながら寝ます(笑)そして朝には、ムスメが持ってきてくれた指紋だらけのメガネをまたかけるのでした。
2018年01月14日乳歯が生えてくると歯磨きなど歯のケアは欠かせません。乳歯はとってもナイーブなので、毎日歯ブラシでケアしたいですね。それでも虫歯などになりやすい乳歯。歯医者デビューは避けたいところですが…。きたあかりさんのムスメさん1歳の歯医者さんデビューは…。ムスメとハブラシこんにちは、きたあかりです。ムスメのハミガキデビューは、生後9ヶ月のころ。指を甘噛みされるたび、全然甘くない刺すような痛みが指先に走るようになったので口の中をのぞくと、小さな小さな歯が生えていました。早速近所のドラッグストアで赤ちゃん用の小さな歯ブラシを買ったところ…その佇まいの可愛らしさにやられました。喉の奥までいかないようにするためのガードがついているのですが、どう見てもよだれかけにしか見えなくて…。「歯ブラシも赤ちゃんかよ!」って、洗面台の前に立つたびキュンキュンしていたものです。ムスメの反応も上々でした。笑って見せるとつられて笑ってくれるのでその隙にシャカシャカ。想像していたよりずっと平和な歯ブラシタイムが毎晩続きました。しかしある日…ムスメの葉に小さな黄色いシミのようなものが見え、初めての歯医者さんに行くことに。大人でもイヤな歯医者さん。大人でも怖い歯医者さん。これは泣くだろうなと思いきや…案の定超大泣きでした。当時確か一歳になったばかりだったはずですが、あまりの暴れように最終的には看護師さん2人+先生1人の3人がかりで取り押さえての診察に。申し訳なかったです…結局シミはカルシウム形成不全とやらで、自宅でのフッ素ケアと定期検診で改善していく事が分かり、ひとまず一安心。とはいえ、定期検診は毎回修羅場。先日行ったら、先生も覚えてくださっていたようで待合室のキッズコーナーでムスメが遊んでいる隙に背後から忍び寄ってきて一瞬で取り押さえ一瞬で診察するというスニークキルみたいな手段で対応されていました。えっここで!? と驚きましたが、断然暴れる時間も泣く時間も短いのでみんな幸せです。なるほど…。毎回ギャン泣きなのは変わりませんが、虫歯になった時の治療の方がずっとずっと辛いので、今後もお世話になる予定です。
2017年12月17日1歳を過ぎるとできることが多くなってママパパとしても日々の成長を見守るのが楽しい時期です。「カンパ~イ」もそのひとつ。飽きるまで「乾杯」連発に付き合える時期は意外と短いかもしれません。ムスメとカンパイこんにちは、きたあかりです。先日、実家に帰省しました。しょっちゅうテレビ電話してる祖父母相手なので別段ぐずることもなく、場所見知りも5分で克服しすんなり馴染んだムスメ。ごはんの時、なかなか食の進まないムスメにばあばがいいことを教えました。これが大層お気に召したようで、絶え間なく続く乾杯の嵐!最初は可愛くて付き合ってくれていたばあばも、乾杯したコップを置こうとする頃には次の乾杯が待ち構えている怒涛のペースについてこれなくなってきていました。かといってカンパイしないと…なんか切なげ!結局、数日で終わるブームだとは分かっていても「数日で終わるなら…」とご相伴にあずかったのでした。この帰省から一週間経った現在、ブームが下火になる気配は微塵もありませんが、将来ムスメとお茶でなくお酒でカンパイする時の予行演習だと思って楽しんでいます。
2017年12月10日北国に住む人気インスタグラマーのきたあかりさん。いよいよ厳しい冬の到来ですが、その分他では経験のできないスペシャルな経験も。1歳のムスメさんと一緒だと、その経験も格別なものになりそうですね。ムスメとゆきこんにちは、きたあかりです。先日、もうけっこう前ですが、住んでいる街に初雪が降りました。今の住まいに引っ越してきたのは、2016年の3月末のこと。ムスメはまだお腹にいて、妊娠7ヶ月でした。夫も私も初めての雪国暮らしにワクワクしていたものです。飛行機の中でやっぱり寒いんだろうなーとか雪すごいんだろうなーとか和気あいあいと話していると、さっそく洗礼を受けました。着陸できないんです…吹雪で。当時は3月。ファッ!? と突っ込みたくなりましたが、そんなに珍しい事でもないようで飛行機は悠然と上空へ戻っていきました。結局その日は何度も着陸しかけては上昇を繰り返し、4回目のトライで無事着陸したのでした。街に出てみると、雪はまだ残っているものの歩きにくいという程ではありません。でもなんだか違和感。なんだろう、何かが違う…と思ったら葉っぱが…緑がないんですね。街路樹も植え込みもすっぽんぽん。少し茂っていても茶色く干からびた葉しかついていなくて、「ホントに寒いとこ来ちゃった…」と景色からも最初はダメージを受けていたものです。追い打ちをかけるように、何回かまだ雪も降りました。…でも、雪が降ったあとの街って、ちょっと可愛いんです。屋根のてっぺんとかコンクリートの角とか、とんがったところが全部白くまんまるくなって、お菓子の家みたいに見えてくるというか。あと、子どもが可愛いんです。ミシュランマンも顔負けなくらいみんなプクプクモコモコ着ぶくれしてて…お母さんが引くソリに乗ってスーパーとかに普通にやって来ます。そのソリお店入る時どうするんだろうと見ていると、ショッピングカートの底に普通に乗せるんですね。あ、なるほど!引っ越してきたばかりの妊婦にドシドシ不安を積もらせてくる雪でしたが、癒しをくれたのもまた雪でした。とはいえ、ムスメが生まれて初めての冬は、戦々恐々でした。生後半年くらいだったので基本抱っこひもで移動するわけですが…歩けないんです。私が。雪が積もってそれが踏み固められると、街中がスケートリンクみたいで常に生まれたてみたいなよちよち歩きになるわけです。ムスメを抱っこしていない時に何度かこけましたが、こけるところって大体雪が踏み固められてるから滑りやすくなってるわけでその…痛いんです。本当に痛いんです…。地元の方々に追い越されながら牛歩ライフで越した一年目の冬…。すべり止めの砂で真っ黒になっていく歩道…。砂で油断するや否やこける歩道…。正直、春が来た時の喜びは半端なかったです。笑そして今年、ムスメにとって2度目の冬がやって来ました。去年さんざん見たはずの雪ですが忘れていたようで、一瞬凝視した後キラキラした目で落ちていく雪を掴もうとするムスメ。歩いたり走ったり投げたり、去年はできなかった事がたくさんあるなあと思うと、雪に埋もれる冬本番もちょっぴりだけ楽しみに思えてくるのでした。
2017年12月03日子ども用に買ったおもちゃやヌイグルミなのに、大人の方がドはまりしてしまうことってありますよね。人気インスタグラマーきたあかりさんに届いたのは、大きくて可愛い……。こんにちは、きたあかりです。先日夫の実家に帰省した時のこと。妹さんが、クマのぬいぐるみをくれました。小さな子がぬいぐるみを愛でる姿って、可愛いですよね。ハグしてる姿なんか思わず目尻が下がるものです。ただ、いかんせん…いかんせん大きいクマさんで。我が家はそんなに広くないマンション暮らし。モノが増えるとムスメを抱っこしてる時に足元が見えなくてこけたりムスメが食べたり危ないので、オモチャに関してもなるべく増やさずに育児サロンの備品で遊ばせてもらうスタンスを取っています。リビングで他の追随を許さない存在感を放つクマの子を見ながら、「一頭で良かった…」と胸を撫で下ろしていたのもつかの間、お義母さんが畑で採れた果物を送ってくださった時にもれなくやってきました。二頭めです!やあキミも来たのかね。新たな家族として迎え入れたその子は基本飽和状態のオモチャ箱には到底入らず、ソファに鎮座してもらう事に。とはいえムスメが放っておくはずもなく、ある時はリビングの床に、ある時は玄関に二頭ともうつ伏せになっているのでした。なんだか行き倒れみたいで不憫なので、ムスメのハイチェアに座らせてみました。あら可愛い。 二頭めも食卓のイスに座らせてみました。まあ可愛い。ちゃんと座ってくれているクマ達を見ながら1人満足していると、ちょうどムスメがおっぱいを欲しがりました。抱っこしてソファーに座ると…なんか囲まれてる…!二頭とも今ではすっかり我が家の一員なのでした。
2017年11月26日こんにちは、きたあかりです。今さらですが…ムスメは生まれた時からフサフサでした。大人で言うならベリーショートみたいな感じで、「一度もカットしてないのになんか整って出てきた…!」と驚いたものです。髪質もなんというか…うぶ毛じゃないんですよね。お腹の中でショートカットしてしまったようで、最初からコシのある太めのやつらが生え揃っていました。特に寝起きがひどいんです…。ちょっとやそっと水で濡らしたくらいじゃへこたれないコシの強さ。場末かつ徹夜明けのホストばりにとんがったヘアスタイルになって寝室からペタペタ出てきます。仕方ないのでムスメもお風呂上がりにドライヤーをかける事にしたのですが…それでもやりがいはあります。剛毛とはいえそれは1歳児にしてはの話。大人に比べればツルツルふわふわ、シャンプーのCMに自信を持って出せるクオリティです。…後頭部を除いて!手間ひまかかる髪の毛ですが、いつかムスメが自分でセット出来るようになるまではお付き合いさせて頂こうと思います。
2017年11月19日こんにちは、きたあかりです。ムスメとほぼ丸一日一緒にいる生活になってからというもの、出かける用事のない日はなるべくおやつタイムを設けるようにしています。ムスメとの日々は大好きです。まだまだ手がかかるとはいえ、一日中ハグし放題。外を歩けば季節のちょっとした移ろいや、人の優しさに気付くことができます。湯たんぽのように温かな小さな体を抱いて一緒に眠ったり、起きた時ニヤリと笑う顔を見てへへっへへっと笑い合ったり。まだ1人目なのもあって、24時間振り回されながらも癒されっぱなしです。とはいえ。平和すぎるんです…いかんせん平和すぎるんです。休憩なしの会話なし、ムスメと二人マンツーマンでひたすらずーーーっとほのぼの過ごし続けていると、なんか昼過ぎには全ての挙動がスローになってくるんです。夕飯とか全く作る気力が湧かないわけであります……。そんな状態をリセットしてくれる救世主がおやつタイム。0歳の頃はムスメも頻繁に寝てたので、大人だけでほくほくティータイムを楽しんでいました。ムスメが育ってお昼寝も減ってくると、録画を消化するほど優雅に過ごすわけにもいきませんがまだ大丈夫でした。ムスメの手の届かないソファや椅子に座ってモグモグムシャムシャ。ムスメも特に欲しがる素振りもなく、包装でガサガサ楽しそうに遊んでくれていたものです。しかし離乳食が始まった頃から…見てるんです。じっ…と甘味を貪る様を観察しているんです…。そんなわけでちょっとした軽食を用意して、一緒に楽しむようになりました。今までおやつタイムは、「自分のためだけに何かする」ごほうびタイムというか貴重な時間だったのですが、美味しそうに手作りおやつを頬張ってくれるムスメを見ていると、これはこれで悪くないなと思えるのでした。
2017年11月05日こんにちは、きたあかりです。ちょっと前、台風ほどでないにしろ嵐の日がありました。夕方から本格的に降り始めた雨は勢いを増していき…雷も落ち始めましたが、別に怖がっている風ではありませんでした。あれはカミナリといって、雷様と呼ばれるまっこと恐ろしい鬼がドンドコ太鼓を連打してはいたずらに雷を落としまくっているんだと教えても、全く怖がるそぶりを見せないムスメ。「窓光る!光るよ!」と喜んでるくらいのものでした。雷と雨の音をBGMに平和に過ごし、8時ごろ消灯。本能的にちょっとは泣くかと思いきや、案外平気なもんだなと思っていると…特大のやつが落下!がっちりホールドしてきてました。掃除機(>>第3話 「ムスメとそうじき」 参照)とか、おじいさん(>>第12話 「ムスメとたにん」 参照)相手の時もそうなんですけど、怖い時抱きついてきてくれるとニヤニヤしてしまいます。本気で怖がってるところ悪いなとは思いつつニヤニヤ。ニヤニヤ。後追いも終わって昼間も割と1人遊びの時間が増えてきて、0歳の頃よりだいぶ楽になってきてはいるんですがちょっと寂しいのもまた事実なわけで。頼ってくれているうちは、満喫させてもらおうと思います。
2017年10月22日こんにちは、きたあかりです。車のない我が家ですが、時々レンタカーを借りてドライブに出かけます。そこに存在する様々な壁についてご紹介したいと思います。第1の壁:ベビーシートまずぶちあたるのは、ベビーシートの壁。個人的にはこれが一番きつかったです。走り出せばそうでもないのですが、信号待ちで止まったりする度に全身全霊で拒否。「ここに座っても置いていかれたり不遇な扱いを受ける事はない」と認識してもらうまで半年かかりました。ちなみに慣れた今ではドヤ顔で待ってくれます。第2の壁:おっぱい離乳食(完了期)をガッツリ食べるようになってもまだガッツリおっぱいを飲んでいるムスメ。よく食べよく飲むお年頃です。普段はひと泣きすればすぐもらえるおっぱいが、ドライブ中はもらえません。駐車場までお互いガマン…!第3の壁:後部座席の孤独ドライバーには頼れないので、後部座席にいる人があやし続ける覚悟が必要です。最初の頃は信号待ちで止まるたびに泣いてたので、高速に入るまで超頻回であやし続けなければならず大変でした…。第4の壁:ドライバーの気まぐれ富良野に行くと言って向かった先は積丹、なんてことがありました。なんでもウニ丼が急に食べたくなったとかで…ちなみに積丹は富良野とは逆方向です。それでも、なんだかんだで「来れて良かったね」と思えるくらいには毎回楽しいドライブなのでした。
2017年10月15日こんにちは、きたあかりです。赤ちゃんのお洋服って楽しいですよね。大人の服のミニチュアのようなものからザ・ベビーなものまで、見てるだけで顔も財布の紐も緩みがちです。合いそうな柄があった時はなんちゃってリンクコーデにしてみたり。まあ抱っこ紐で9割型見えないんですけど…そんなムスメのコーデについてですが、ある時事件が起こりました。あれは6月に帰省した時、飛行機から降りた後最寄りの駅ビルでオムツ替えをしていた時のことです。やられました。オムツとオムツの一瞬の隙を突かれました。どうしようこれ…お尻拭きじゃ拭ききれない…とその量におののいていると、夫がひらめきの一言。オムツや! オムツを破って使うんや!なるほど! 頭いい!迅速にオムツを破り、オムツ替え台を拭くとスイスイ綺麗になっていきます。ああ良かった、キレイになった……その一枚がラストオムツだったのに気付いた時の絶望感は忘れられません。帰省の大移動中って、念入りになるんです。空港に着いた時、フライト前、飛行中…思い返せばいつもより頻繁に変えていたという…。とりあえずムスメも私も大惨事なので持って来た服に着替えることにしました。私たちが住んでいるのは雪国なのですが、帰省先はかなり暑いので着替えを全て半袖で持ってきていたのが災いしました。授乳しやすいよう普段からぴったりしたヒートテックを愛用していてその上にゆったりしたトップスを着ていたのですが、上に着れるのは半袖しかなかったのです…。しかもこの駅ビル、めっちゃ新しくてオシャレなファッションビルだったんです。行き交う人みんなオシャレで、なおさらもう… 落ち込む私に、夫がフォローを入れてくれました。結局この後オムツは夫に買いに走ってもらい、待つ間は使用済みのあまり濡れてなかったオムツを当てながら授乳してやり過ごし、(その頼りないオムツで新たなる大…おかわりを受け止め)ムスメも私もピッチャールックのまま帰省したのでした。大移動にはオムツと大人の着替えを多めに持っていくことをオススメします。
2017年10月08日こんにちは、きたあかりです。ムスメが1歳2ヶ月になったころ、手をつないでお出かけできるようになりました。小さな子を連れて歩いていると、色んな人が声をかけてくれます。家族以外の、他人だけど優しい人たち。今回はその人たちに対するムスメの反応についてご紹介します。おばあさん大好き。世の年配の女性は総じて自分に優しくしてくれると思っている。(実際かなりの方が優しくしてくれる)出会い頭から無限バイバイが始まる。子どもまあまあ好き。一緒に遊びたくて声を上げながら近づいて行くものの、どう遊んでいいか分からず近くで一人遊びを始める。気まずくて(母の)人見知りが存分に発揮される。育児サロンの先生おばあさんズを超える大好き。会えると嬉しそうに"へへっへへっ"と笑い、後追いを始める。母は放置。おじいさん(またはおじさん)ルンバ(家のルンバではない掃除機>>第3話 「ムスメとそうじき」 を参照)に対するそれに近い。基本的にほとんどの人に好意的なのですが、最後のおじいさんに関しては本当にダメです。なんていうか、天敵扱いです。遺伝子に「じいさんには心を開くな」と刻まれているのかってくらい、本能レベルでムリな感じ。基本的に警戒を解くことはないのですが…。しばらくの間優しく話しかけられていると、じわじわと心を開いてしまうムスメなのでした。
2017年10月01日こんにちは、きたあかりです。ムスメが歩くようになってから、よく公園に行くようになりました。最初は歩くことだけが目的で通っていた公園。よちよちと芝を踏みしめ、野に咲く花をちぎり、ちぎっては捨てちぎっては捨て(たまに食べ)、「花かわいそうでしょ」と別の場所に移されれば、足もとに落ちていた枝を歯がために使い、回収しようとこちらを向かせると、口もとにジャリが米粒さながらに残っていて……どちらかというとムスメにとって公園は遊ぶ場所ではなく立食形式のバイキングみたいな存在でしたが、小走りできるくらいになってくるとだんだん草花だけでなく遊具にも興味が出始めたようで、ようやく「公園で遊ぶ子供」らしくなってきました。そして何より、最も大きな変化は他のお友達に興味が出てきたこと。特に動いている子やものが好きで、即ガン見が始まります。その日はムスメの熱い視線の先に小学2年くらいの女の子が自転車で走っていたので、と教えたところか…完全に見せびらかしにきてる…!でもおかげでムスメは大喜び。他の子とのふれ合いも、公園での醍醐味なのでした。
2017年09月24日こんにちは、きたあかりです。掃除機がけをしていた時のこと試しにおんぶしてみたら大好評!それからというもの…常に背後を取ってくるようになり思うように家事も進まない事態に。無視して作業してても、ずーーーーーーっとうしろにいるんです…。背中に全体重を預けて首もとをカリカリ。カリカリカリカリ。くすぐったい! あと痛い!仕方なくおんぶ → ヒャッハー → おろす → カリカリ → 繰り返し。甘えっ子のムスメ、普段も抱っこされまくりなのですがおんぶは別腹らしく全然飽きないようです。抱っこにはない不安定さがいいのか、視界が開ける感じが面白いのか、ちょっとでも私が膝をつくとシュッと背後に回りよじよじ…よじよじ…。おかげで一時期背中が傷だらけになりましたが、鏡に映ったムスメがめちゃくちゃ楽しそうでなかなか断れないのでした。
2017年09月17日こんにちは、きたあかりです。ムスメが生まれたばかりの頃、「赤ちゃんって最初は寝返りも打てないんだ」とその非力さに驚いていたものですが、今は「寝返りでどこまで行くんだ」と驚いています。クイーンサイズのすのこベッドに川の字で寝ている我が家。買ったばかりの頃はちょっと広めのベッドだな、贅沢しちゃったぜ…くらいに思っていましたが、新入りと一緒に寝るようになってからというもの決してそんな事はなく、様々なフォーメーションで陣地を取り合っています。今回はその一部をご紹介します。川の字型 三の字型さんかくちなみに最後のてつぼう型は添い乳したりすると時々なるやつで、夫が朝まで蹴られる以外は比較的平和なほうです。 これらのフォーメーションを数時間ごとに組み替えながら夜を明かしているわけですが、悪いことばかりではありません。熟睡していても、人のいる方に転がってぴたりと体の一部をくっつけて寝るムスメ。その小さな面積のぬくもりが、ちょっとしたご褒美なのでした。
2017年09月10日こんにちは、きたあかりです。ムスメが歩き始めた頃、帽子と靴を買いました。手のひらにちょこんと乗る靴、夫のひざくらいしか入らない帽子…サイズ感がかわいくて、それはそれはニヤニヤしながら選んだものです。普段からかぶり物大好きなムスメ。帽子もさぞかし気に入ってくれることだろうと踏んでいました。ドキドキしながら帽子を手渡すと… 案の定スポリ!よほど気に入ったのか、ニコニコしながら色んな向きでかぶります。いやあ、ここまでとは。お母さん嬉しいよ。さ、お散歩行こっか! とあらためてかぶせると、え?ああ、ちょっとかぶせ方が気に入らなかったかな。ほらいつものお帽子だよ? かぶってみ?その後も何度か自分でかぶれるよう手渡したり、かぶった一瞬の間に褒めちぎったりと色々トライしてみましたが、その度に地面に打ち付けられる帽子。どんどん拒否は強くなり、最後の方はしゃくれてました。結局存分にお天道様の光を浴びてお散歩を終え家に帰り、本来の役割を一切果たせなかった帽子をリビングに置くと…なんということでしょう、意気揚々とかぶるではありませんか!これはアレか。まさかとは思うけど…今日も家の中では帽子大好きなムスメなのでした。
2017年09月03日こんにちは、きたあかりです。ムスメと絵本の初めての出会いは、生後1ヶ月のころ。まだ目の焦点も曖昧だったムスメに、添い寝して一方的に語りかけるスタイルでした。最初は絵本を読むこと自体がなんだか気恥ずかしくて、定期的に中年男性ボイスを交えたり絵本をグリグリ動かしたり、ハイテンションに読み聞かせていました。ムスメも「どうしたんだろこの人…」くらいに思っていたかもしれません。それでも絵本って、自分が読んでもらった時のことを思い出したり、大人向けの本にはない奇想天外さがあったりして面白いんですよね。何よりムスメの反応の変化で成長が分かるのが嬉しかったです。最初は宙を眺めていても、次第に絵を目で追うようになり、笑うようになり、拳で感想を語るようになり…絵本を奪い取るようになり、折り、曲げ、かじるようになり…。今思うと、リビングに絵本を置いてたのが良くなかったです。一応上にものを置いたり手に取りにくい所に置いたりと防御策も取ってはいたのですが、完全にいたちごっこでことごとく突破されていました。 そしてある日、ついに恐れていた事態がおこります。デストロイ欲旺盛なムスメも、一応何かしてはいけないことをやっちゃった感は感じ取っていたみたいです。しばし散り散りになったページを無言で眺めたのち、そ…っと寄せ集めていました。まさか初めてのパズルが絵本になるとは…。 その後もしばらく破る以外の破壊工作は続きましたが、一歳になった頃ついに1人でも絵本を読むようになりました。ああ、あんなにひたすらかじってた絵本が…! 歯がためじゃなく! 読む対象になってる…! うん…よく見たらちょいちょいかじってるけど…でも読んでるー!今では絵本読むよー、と本を見せて呼ぶとぱぁっと笑顔になり、小走りで近付いてきてヤンキー座りした上で聴いてくれるようになりました。(三回に一回くらい)先のページのセリフを言ったり、読んでる最中に次のページをめくったりしてくれます。乱暴されて日に日にボロボロになっていく絵本ですが、私もムスメもいつも楽しませてもらっています。
2017年08月27日こんにちは、きたあかりです。米大好きっ子のムスメですが、パンも好きで朝ごはんの主食はパンです。といってもどのパンでもいいわけではなく、食べやすさや味にそれなりのこだわりがあるようです。■スーパーのメロンパンのあんまり甘くない部分:好きだけど瞬時にパン粉化する。食べにくくて苛立ちを隠せない様子。■食パン:ふつう。可もなく不可もなく勧められれば食べる。■スーパーのロールパン:そこそこ。ハムスターよろしく限界まで詰め込みはするものの、口の中で固まりやすいらしく大きな塊となってただいまする。■パン屋さんのロールパン:大好き。丸ごと一個よこせと奪い取ってくる。しかし2分後には床に落とされるため、ちぎってから渡すのが重要。そんなムスメの一番のお気に入りは…ライ麦ボール!こんがりとした焼き目、蠱惑的な色つや、程よい甘み…ライ麦の芳ばしい香り。自分でちぎれる柔らかさでありながらも口の中で固まらず、粉も散乱しないやさしい設計…!(と勝手に思ってます)ただこのパン屋さん、ちょっぴり家から遠いんです。10キロ超のムスメを抱っこして行くのちょっぴりしんどいんです。あとスーパーより割高。そこでスーパーで売ってた類似品を試してみたところこれじゃない感がすごい…!実際食べてみると、確かにパン屋さんのより粉っぽいし見た目もしわしわ。それでも大人なら「まあ普通に美味しいかな」と思える範囲だと思うのですが、赤ちゃんて食に関しては一切の妥協を許してくれないんですよね。親の都合など知ったこっちゃありません。なので週1、2回ほどだけそのライ麦ボール目指してパン屋さんに通っているのですが、その…パン屋さんて…パン剥き出しなので……・棚のパン・トレイに載せたパン・近くに並んでる人のパンその他トング、トレイ、財布などなど守らなきゃならないものがいっぱいなんです。一度ムスメがお店のパンをひとつ落としてしまい、弁償しようとレジに持って行ったこともありました。レジの方が優しい方だったので大目に見て下さったんですけど…。ここバイキングじゃないから! 食べ放題じゃないからね!それでもたまにパン屋さんの美味しいパンを食べるのが、親の私達にとっても楽しみになったのでした。
2017年08月20日こんにちは、きたあかりです。私たちの実家は、両家とも日本を半分とかまるごと縦断する距離にあります。正直言ってやや大変めです。でも両家ともにとって初孫になるムスメ。直接会えるのを心待ちにしてくれています。ムスメにとっても私達にとってもありがたいことです。いざ乗りましょう、赤子連れフライト…!なるべく余裕を持っていこうと、離陸時間の1時間前には手荷物検査場を通過しました。これだけ時間があればちょっとお茶でもしていけるかも?と思いきやそんな事はなく、オムツ替えと授乳であっという間。優先搭乗で早めに入り、手荷物を置いてムスメを抱っこしたまま座席に座ります。さあこれでひとまず安心し…近!ふだんも膝の上で立たれることはありますが、床に下ろしたり抱き上げたり体勢を変えられるのでそんなに苦じゃないんですよね。でも機内ではそうするわけにもいきません。ムスメも同じ体勢に飽きてきて色々と動き始めるわけですが…近! 顔近!!この距離感で2時間か…とげんなりしたのもつかの間、ムスメがおっぱいを欲しがり始めます。気圧の変化で泣くかもしれないので離着陸の時まで取っておきたかったおっぱい。限りあるおっぱい…でもあげるしかありません。夫に隠してもらいつつシートの上でなんとかポジションを確保しおっぱいをあげると、すんなり大人しくなるムスメ。機内に平和が訪れます。ああよかった、静かになった…ポーン「ただいま、滑走路の順番待ちのため待機中です」…。ポーン「シートベルトをお締めになり、お座席にてお待ちください」……。おっぱい終わっちゃったよ!しかし意外とおっぱいなしでもムスメは終始ごきげんで、残りのフライト中は後ろの席の人をナンパしたり無限屈伸運動に励んだりしていただけでした。ノーギャン泣きなので、どちらかというと無事なほうの赤子連れフライトだったと思います。それでも…それでもね…夫と私の顔面は無事ではすみませんでした…。赤子連れフライト前には、入念に爪切りをしていくことをオススメいたします。
2017年08月13日こんにちは、きたあかりです。産休に入りそれまでになかった膨大な自由時間を持て余していたころ、最もハマった趣味はお散歩でした。元々は安産のためと思って始めたのですが、それまで景色ゼロの地下鉄で年がら年中通勤していた反動もあり気がつけば毎日片道1時間お散歩するように。時間を気にせずフラッと気になったお店に入ったり、お庭に植えられた花を眺めたり…。楽しい、楽しいよお散歩!そのせいか生まれたムスメもお散歩が大好きです。前向き抱っこだとムスメの表情は分かりませんが、喜んでくれているのはつむじからでも伝わってきます。そんなムスメも一歳になり、セルフお散歩デビューを果たしました。初めて靴をはいて地上に降り立たされるムスメ。ほら、これが地面だよ。おうちよりずっと広いね。さあ、自分の足で第一歩を…ぜんっぜん踏み出しません。ふだん家の中でぐるぐる駆け回っているので広い場所に来ればさぞかし喜ぶだろうと思っていたのですが、ふかふかの芝生の上でずーーーっとじーーーっとしているムスメ。表情は笑顔なものの、けしてそこから動く気配はありません。時折足元に咲く草花をちぎって食べようとするくらいです。なんていうか…座り方も相まってなんていうか…今思うと、ふかふかだったからこそいつもと違う感触が怖かったのかもしれません。それでも5分ほど手をひいて促していると…すっかりあんよが上手状態に!覚えたての小走りでよちよち。駆け回ったら駆け回ったでこけないようについていくのが大変ですが、今や公園大好きなムスメなのでした。
2017年08月06日こんにちは、きたあかりです。ムスメを虜にしてやまない家電No. 1、掃除機。我が家には2つの掃除機がいます。1つはスティックタイプのやつ。通称ハンディ。結婚前、ホコリまみれの部屋で暮らしていた夫に掃除しろという念を込めて誕生日にプレゼントしたものです。一部を取り外すとハンディタイプとしても使える代物だったのですが長年の重責に耐えかね、ハンディタイプとしてしか使えなくなりました。もはやスティック部分は大きな充電器と化しているのですが、愛着があって捨てられないでいる可愛いやつです。もう1つはロボット掃除機。通称ルンバ。(ではない)結婚祝いで我が家にやってきた、黒光りがチャーミングな子です。ハンディに比べるとまだうら若く元気のありあまっている彼女はよくソファーの下へ果敢に挑み、その度に返り討ちに遭って帰宅できないでいます。仕方ないので一室を締め切ってその部屋専属のクリーンスタッフとして活躍してもらっています。まず、ハンディの場合。雑巾掛けよろしく、膝をついてルンバ担当以外すべての部屋を吸っていきます。え?効率が悪すぎる?まあそうなんですけど、ムスメが口に入れちゃいけないものとかに気付きやすいし…途中でバッテリー切れしてまでハンディ頑張ってくれてるし…。ハンディが老体に鞭打って米つぶやら髪の毛やらを吸っている間、ムスメの視線はハンディに釘付けです。触りたくて仕方ないようで、掃除中ずーーーっとコバンザメのように私の尻にしがみついてきます。とはいえハンディは掃除機なので、色々とムスメが食べたらやばいものしかついてないわけです。けして結ばれる事は許されないのです。しかしそんな事情を意に介するわけもなく、時々ムスメにひったくられるハンディ。ニコニコ顔で貴重な逢瀬を楽しむムスメ。と思いきや、スイッチに指が触れてハンディが雄叫びを上げた瞬間…!ドン引きです。汚いものを振り払うかのような手つきで(汚いんですけど)ハンディを投げ捨て、わき目もふらず私にしがみついてきます。さっきまで散々ハンディのシャウトは聴いていたはずなのに、2人っきりだと拒否してしまうムスメなのでした。次に、ルンバ(ではない)の場合。ハンディとは対照的に、基本ドン引きです。彼女が来たるべき時に備えて力を蓄えている間は、視線が合わないよう細心の注意を払いながら接しています。ひとたび予約時刻になり目覚めようものなら全力でしがみついてきます。あと泣きます。抱き上げると泣き止みますが、ルンバ(ではない)が無事帰宅するまでの5~10分間かなりの握力でしがみついたままで不便だし痛いのでムスメが起きている時間はなるべく目覚めないように設定しました。こうして束の間の平和が訪れ、ムスメも次第に彼女を見ても怖がらなくなっていき…「最近おとなしいわね」「あんたなんかもう怖くないのよ」と言わんばかりにちょんちょん触るまでになりました。このようにして3日に一回くらいの頻度で自爆しています。私もびっくりするからやめて!くっつきそうでくっつけない、ムスメと掃除機たちなのでした。
2017年07月30日こんにちは、きたあかりです。ムスメのお気に入りの場所の一つに、ソファがあります。フカフカで時に弾力性をもって包んでくれる彼(?)に一目惚れしてからというもの、ムスメの一方的な猛アタックはやむことがなく、最初はそっけなかった彼との距離感も刻々と縮んでいったのでした。今回はその変遷についてご紹介します。出逢い…片想い…アプローチ!付き合い始め…かけひき!倦怠期。あんた達いつのまにそんな熟年夫婦みたいな仲に…! ムスメの世界はいつも展開が速くて驚かされっぱなしです。
2017年07月23日はじめまして、きたあかりです。若干大きめの小さな荒くれ者が我が家に仲間入りして1年が経ちました。若干大きめのため「ごはんよく食べますか?」と聞かれることの多いムスメですが、かなり食べムラのある方で、本当に毎食毎食が闘いです…(震え声)。まず手づかみ食べが始まった8ヶ月頃から、スタイストライキとの闘いが始まりました。最初は根気よくつけ直していましたが、3日くらいでまき散らしスタイルに移行します。その後は・トレイ上の芋をぶん投げる・おにぎりをトレイにじっくりとなじませたのち剥がしてぶん投げる・コップのお茶をフィンガーボウル代わりに使ったのちぶん投げるなどの破壊工作に励み、一通り気が済んだら別の闘いが始まります。根負けして膝に乗せて手渡しでごはんをあげると、モショモショ食べはじめるムスメ。この時点で私の膝やら腕やらはすでに色々な事になっているわけですが、「お母さんの膝がいいのね愛いやつめ」なんて思っていました。片手でムスメが掴みやすい位置にご飯を差し出し、もう片方の手で食べこぼしをキャッチ、時々振り向いたかと思うとおやつにパイパイを飲まれ…。ふと、窓ガラスに映る自分の姿を見て思いました。いいんだよ、キミが大きくなってくれるなら!今日も米粒まみれで奮闘しています。
2017年07月09日