2015年7月22日 22:00
本木雅弘は「めんどくさいタイプ」? 理想の「大人の男」像は
もとき・まさひろ1965年12月21日生まれ。埼玉県出身。
俳優。昭和天皇を演じた原田眞人監督作『日本のいちばん長い日』が8月8日公開。東野圭吾さんの原作を堤幸彦監督が映画化した『天空の蜂』は9月12日公開。ガウン¥75,000シャツ¥27,000ベスト¥35,000パンツ¥54,000(以上エンジニアド ガーメンツ/ネペンテスTEL:03・3400・7227)ブーツはスタイリスト私物。
常に映画やドラマの最前線に居続ける“モックン”こと本木雅弘さん。今年50歳を迎える彼に“大人の男”についてお話を伺いました。
――本木さんが考える「大人の男」とは?
それが理解できていたら、こんなふうになっていないのかな(笑)。いつも立ち位置のはっきりしない自分がいる。
時代とうまく寝るのか、そむくのか。どちらにしても自分がどうあるべきかを選べる男が優秀なのだと思う。つまり、自分の実像をキチンと捉えて思いを表現できる人。それが本当の大人かもしれない。なのに私は家族に対しても自意識がはたらいて、本当の自分をさらすべきか否かって躊躇する瞬間もあるんですよ。
――仕事となると、特に個人の自由にはならないし、本音も言いづらいですよね。