2016年1月3日 16:15
「鍵盤の魔術師」のポテンシャルが溢れ出る『特異点』に到達した3rdアルバム
『特異点/Schroeder-Headz』
佐野元春さんのバックバンドのメンバーを務めるなど、今日本で一番人気の売れっ子キーボーディストとの誉も高い渡辺シュンスケさんのソロプロジェクト・Schroedor-Headz。そのSchroedor-Headzの3枚目のアルバムは、ピアノロックとバイオリンを融合させた新機軸を目指したものです。
タイトルも『特異点』という意味深なもの。現在Schroedor-Headzが目指している、特別な音楽性をそのまま表現したかのようなタイトルになっています。
楽曲はすべてインストゥルメンタルで、どの曲も映画やドラマの主題歌になりそうなドラマチック性を備えています。メリハリのつけ方が完璧なので、ぐいぐいその世界観に引き込まれていくようです。
今アメリカで人気のインストバンドにThe Piano Guysという、ピアノとチェロを融合させたバンドがいるのですが、今作はまさに「日本版The Piano Guys」といったところ。「鍵盤の魔術師」との異名をとる渡辺さんらしい、ポテンシャルが溢れ出る1枚をぜひ聴いてみてください!
リリース情報:
『特異点/Schroeder-Headz』
(2016.1.20発売/¥2400(tax out)