くらし情報『着ぐるみでゾロゾロ…怖い? シュール? フランスの「猫祭り」』

2016年2月16日 20:00

着ぐるみでゾロゾロ…怖い? シュール? フランスの「猫祭り」

かわいい…というかちょっと怖い?! この微妙にシュールな美的感覚が、外国っぽくておもしろい。でもみんな、なんだかとっても楽しそう~。

かわいい…というかちょっと怖い?! この微妙にシュールな美的感覚が、外国っぽくておもしろい。でもみんな、なんだかとっても楽しそう~。

フランスとの国境近く、イーペルという小さい町で3年に一度開かれるという“猫祭り”。このお祭りを見学できるツアーを企画しているユーラシア旅行社の方に、このイベントの由来や魅力について聞きました。

12~14世紀後半、高級毛織物の輸出で目覚ましい発展を遂げた歴史を持つ、イーペルの町。当時、倉庫内に保管された毛織物をネズミの害から守るために、多くの猫が飼われたそう。
14世紀になると欧州ではペストが大流行。それは魔女の仕業だと思われたらしく、魔女狩りがあちこちで行われることに。当時は、猫は魔女の使いだと思われていたようで、そんな猫をかわいがっていたイーペルの人々は、異教徒からの疑いを晴らすため、猫を塔の上から投げ落とし、処分したのだとか…。時は経ち、1938年。このような暗い歴史を忘れず、猫を弔うために猫祭りが開催されるようになりました。

お祭りの当日、ペイントをしたりきぐるみを着たり、思い思いの方法で猫に変身した町の人々は、旧市街のメインストリートでパレードを開催。

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