2016年4月1日 22:00
こどもの日は菖蒲湯のアロマでうっとり…オトナ女子も端午の節句を楽しむ
季節の移り変わりと人間との関係を表した「暦」。開運指南としても役立つ知恵がてんこ盛り。迷った時、辛い時、頑張りたい時などのヒントに!今回は、花まつりの別名もある灌仏会(かんぶつえ)、天然アロマの菖蒲湯(しょうぶ)についてご紹介いたします。
■灌仏会「天上天下唯我独尊」。皆で一つの“ONLY ONE”。
4月8日は仏教の祖であるお釈迦様が生まれた日とされ、各地の寺院にて、花で飾った釈迦像に甘茶を注いで祝う「灌仏会」という行事が催されます。伝説では、釈迦誕生を祝うために天(龍王)が甘露の雨を降らせて産湯としたそうで、これを甘茶で再現するわけです。
また、タイやベトナム、ラオスなどでは「ウェーサーカ祭」という名で5月の満月日に祝祭されます。
一説には、お釈迦様が誕生した時、月は鬼宿にあったとされます(宿曜での27宿)。鬼宿は蟹座のプレセペ星団であり「霊魂や精霊の集合体」を象徴します。その働きは仏の慈悲のように相手を心からサポートするもので、かつて日本でも鬼宿を吉祥日とし、それに合わせて七五三を祝い、正月準備を始めていたのです。
■端午の菖蒲(しょうぶ)湯無理しがちな毎日に天然のアロマセラピーを。