2022年3月29日 19:10
『ゴジラ』の“特撮”を支えた、美術監督・井上泰幸の軌跡を辿る展覧会
怪獣・建造物設定対比図、「モスラ対ゴジラ」(1964)より©TOHO CO.,LTD.
名古屋のテレビ塔、天守閣、ゴジラ、モスラの大きさの比率を示した手描きの図面。
万能潜水艦アルファ号 デザイン画、「緯度0大作戦」(1969)より©TOHO CO., LTD.
戦時中、海兵団に所属した井上さんは海戦ものを得意とした。この潜水艦は肖像写真で井上さんが手にしている模型と同じ「アルファ号」。
いのうえ・やすゆき1922年生まれ。円谷英二(1901‐1970)のもと、特撮美術スタッフの一員としてキャリアを本格的にスタート。井上に学び協働した三池監督に加え、庵野秀明監督、樋口真嗣監督ら最前線で活躍するクリエイターたちに大きな影響を与える。2012年没。
井上泰幸 アルファ企画にて、1994年 撮影:斎藤純二
『生誕100年 特撮美術監督 井上泰幸展』東京都現代美術館 企画展示室 地下2F東京都江東区三好4‐1‐1開催中~6月19日(日)10時~18時(入場は17時30分まで)月曜休一般1700円ほかTEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)
※『anan』2022年3月30日号より。取材、文・松本あかね
(by anan編集部)
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