番組P「こんな面白いものが…多くの人に見せたい」 非公開の専門技術大会を勝手に実況!?
包帯王選手権、日本伐木チャンピオンシップ、冠動脈吻合技術競技会…。昨年7~9月に放送された『ニッポン知らなかった選手権 実況中!』のシーズン2がスタート。仕事で使う技術を競うコンテストにカメラが入り、熱き戦いの現場を高速実況!というバラエティ番組なのだが、注目なのは、どれも企業や業界団体がスキルアップのために内輪で開催している大会ということ。
純粋に仕事の技術を競い合う、非公開の大会を勝手に実況。
「こういう大会が年間100以上行われているのですが、基本的に公開を前提にしていない。だけどすごく面白い。こんな面白いものがあるというのを多くの人に見せたい、から始まっている番組です」と、番組プロデューサーの尾関憲一さん。
番組では、ひな壇に芸人が並んで盛り上げたりするような演出はない。
「こだわっているのは、大会の現場で起こっていることをそのまま伝えることで、面白く見せたいということです。出場している選手たちを見ているだけでスゴいと思ってもらえるよう、リアルに撮っていくことを大事に考えています。ただ、ドキュメンタリーみたいに撮ってしまうと面白くないので、スポーツ中継のように実況を入れようと。