三笘、久保、上田…「みんなすごいよ!って思ってます」森保一監督、全選手へのリスペクトの真意
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心身を鍛錬してきた一流選手でも、思うようなプレーができない時は自信を喪失したりクサることもある。監督の言い方によっては信頼関係が揺らぐ可能性も出てくる。だが、ドイツ戦やスペイン戦で勝利が決まった瞬間、全身で喜びを表現しながらピッチに駆け出すベンチメンバーの姿を思い出せば、森保監督のもと全員が同じ方向を向いていたと多くの人が確信するだろう。ただその一方で、見方によっては、そもそも監督のやり方を理解した、信頼できる選手を集めたからともいえるのでは…。
「(少し考えてから)合っているようで、合っていないような(笑)。選手の選考にあたっては、できるだけニュートラルに、何をしているかを見ています。もちろん、力のない選手は呼びませんが、この4年間、信頼できる選手を見極めてはきました。川島(永嗣)や柴崎(岳)は、出場はなかったですが、力があったうえでチームを支えることもできると思い声をかけました。
世界と戦えるレベルであることはもちろん、上田(綺世)がいい例ですが、所属先で結果を出しているかも判断材料です。コーチと共に総合的に見て決めています。例えば、一人の選手に対して賛成が私だけで反対が10人なら、私は10人の意見を採ります」