つみたてNISAは「今年中に始めるのが得策」その理由は? “投資”を徹底解説
柔軟な投資をしたいなら、商品が豊富で売買手数料も安い楽天証券、SBI証券などがおすすめ」
【口座を選ぶ】
つみたてNISAの口座を開設するにはまず、その金融機関の口座を開く必要がある。証券会社の場合、ここの選択が少々複雑だが、「特定口座」の「源泉徴収あり」を選ぼう。「その他を選ぶと、もしNISA以外で金融商品を買った場合、税金の計算や申告を自分で行う必要があります」
【積立額を決める】
ネット証券の場合、IDとパスワードが届いたら口座にログインし、購入商品と積立額、積立日などを設定する。「投資信託は一つの商品内で分散が利くので、何種類も購入する必要はなし。バランス型なら1つ、国内・海外株式のインデックスファンドならそれぞれ1つずつで十分です」
【メンテナンス】
積立が始まったら、日常的にはほぼやることはない。年に1度、資産状況を確認する程度で十分。「頑張るのは、“売らない”ことだけです。資産が減っている時は相場が下がってたくさん購入できる時期。
不安でも焦って売らなければ、あとで成長してきます。上級者はリバランスを」
坂本綾子さんファイナンシャルプランナーとして20年以上活動。書籍の執筆のほか、家計相談やマネーセミナーを行う。