男子、女子共にさらなる躍進を狙う! バレーボール国際シーズンが開幕
今年もバレーボールの国際シーズンが幕を開けた。今年は、来年のパリ五輪につながる重要な大会が続く。その最初がネーションズリーグだ。
パリオリンピックへとつながる世界トップチームとの熾烈な戦い。
パリ五輪の出場権を獲得するには2つのルートがある。一つは今年9~10月に開催されるパリ五輪予選で8チーム中2位以内に入ること。もしもそこで届かなかった場合は、来年6月の世界ランキングによって出場権を獲得できるかどうかが決まる。ネーションズリーグは、パリ五輪予選に向けてチームを作り上げるためにも、ランキングを上げるためにも、非常に重要な大会。
世界トップの16チームが3週にわたって世界各地で予選ラウンドを戦い、上位8チームがファイナルラウンドに進む。日本代表は男女とも名古屋で、予選ラウンド第1週を戦う。
昨年、世界ランキングを11位から7位へと大幅にアップさせた男子日本代表は、さらなる躍進を狙う。その中心として期待されるのは、世界最高峰リーグであるイタリア・セリエAで存在感を放ったアウトサイドヒッターの2人、主将の石川祐希と21歳の髙橋藍だ。
石川にとっては、セリエAでプレーすることはもはや挑戦ではなく日常。