高2でプロゲーマーの道へ! Zackray「進学するよりプロを選ぶメリットのほうが大きいと思った」
参戦したのは2017年、高校生の頃だった。
「最初はプロゲーマーになることは意識せず、面白いからやってるだけだったんです。でもオフ(オンラインではなく、実際に対面で対戦する場のこと)に行ってどハマりしてしまって。新キャラが出たら勉強して、部活みたいに必死でした。みんな自分が一番になるために本気で取り組んでいて、もはやスポーツ。相手と真剣に向き合う格闘ゲームは、『スマブラ』に限らず魅力がありますね」
3兄弟で、ゲームが身近な遊び道具だったZackrayさんは、『スマブラ』をやり込んでいた高校2年生の頃、eスポーツチーム「GameWith」から声をかけられ、プロゲーマーの道へ。高校生には相当大きな決断だったのでは。
「そうですね。
ただ昔からやりたいことが多いタイプじゃなくて、大学も一応行こうかな、という感じだったんです。本気で取り組むものができたなら、進学するよりプロを選ぶメリットのほうが大きいと思って。例えば海外の大会に興味はあっても、高校生の立場では金銭的にも時間的にも難しい。それが、プロになれば海外に行けるんですよ。これは大きかったですね」
高校生で初の海外遠征を経験し、アメリカ・カリフォルニアで「Genesis 6」