選手たちの身体能力に驚くはず!? スポーツクライミングの世界選手権がスタート
また、東京オリンピック4位・楢崎智亜(ならさき・ともあ)選手の弟・明智(めいち)選手は、海外選手に劣らない高身長で遠い手順もすんなりこなす。今シーズンはかなり体を作り込み、一気にパリ五輪代表候補として名をあげました」
女子の筆頭は19歳の森秋彩(もり・あい)選手。
「リードが得意で、4月のボルダー&リードジャパンカップを制し早々に世界選手権の内定を決めたパリ五輪代表に最も近い選手。もう一人、松藤藍夢(まつふじ・あのん)選手は次世代の女子ボルダーを担う存在。パワフルで体を大きく動かす動きが得意で、キレとスピード感、しなやかさがあります」
今回はパリ五輪の正式種目となる複合(ボルダー&リード)も開催され、スピードとともに上位選手は五輪の内定が出る点でも注目が。観戦はテレビのほか、動画配信でも。
「ジャンプしたり、コウモリみたいに逆さにぶら下がったり。テレビ番組の『SASUKE』を見る感じに近いかもしれません。
一つ一つの技の凄さ、ダイナミックな動き、選手の身体能力に驚きつつ気軽に見てほしいですね」
安楽宙斗選手
高校2年生にしてベテラン勢を押しのけ活躍。「スピード感と体の身軽さは特筆すべきものが。