指原莉乃「業界全体の中で一番クリーンな環境にしてあげたい」 アイドルプロデュース論
なので、自分も誰かにそう思ってもらえるようなコンサートができたらいいなと思っていたし、自分ができなくなった今はより濃くそう思うようになりましたね。メンバーにも、「人に生きててよかったと思ってもらえる仕事ってそうはないから、すごいことなんだよ」と伝えています。
――イコラブは女性人気が高いグループですが、最初からその支持層は意識していたのでしょうか。
意図していたわけではなく、いつの間にか男性より女性が多くなっていたんです。ライブの観客も今は6:4で女子の方が多く、現場によってはもっと多い時も。日本の女子アイドルでは異例な比率ですね。4thシングルの『Want you!Want you!』という曲があるんですが、映像にK‐POPっぽさを取り入れたら一気に女性ファンが増えて。映像や衣装の可愛さでファン層って変わると実感しました。
自分の体感的に、女性ファンの方が“離れない”感覚があるんです。恋愛でも、男性って若い子が出てくるとすぐそっちに行っちゃうじゃないですか(笑)。もちろんメンバーはどんなファンでも嬉しいと思うけれど、女の子が支持してくれることが自信に繋がる部分もあると思います。それに、自分が可愛くなるプロセスを発信することで、ファンの子が「私もやってみよう」