指原莉乃「業界全体の中で一番クリーンな環境にしてあげたい」 アイドルプロデュース論
と思ってくれるのって嬉しいんですよ。なので、女性ファンの存在が自分磨きのモチベーションにもなっているのかなって感じますね。
――女性人気が高まったことで、強化した部分はありますか?
性別は特に気にしてないですね。ファンが増えることを目標にしているので、常にその時にベストな曲を出すことを考えています。ただ、そうしていたら歌詞の内容が自然に変わってきたんです。昔は“ボクは君が好き”みたいな男子目線の歌詞が多かったけれど、メンバーの年齢的な成長に合わなくなってきて。みんな大人になってきているから、女性目線の恋の歌の方がいいかな…と切り替えたら女性ファンがさらに増えた。その後も女性目線のバラードを出すと毎回ちゃんと女性ファンが増えるので、面白いなって思います。
――指原さんの気持ちや時代を反映するというより、メンバーたちの成長に合わせた歌詞なんですね。
本当にそうです。メンバー目線で本人たちにより近い歌詞にしようと思ったら、共感してくれる女性が多かったという感じですね。
――そうやってメンバーに寄り添う姿勢は、指原さんのプロデュースの特徴のような気がします。
アイドル業界全体の中で、一番クリーンな環境にしてあげたいなっていつも思っています。