小田凱人や錦織圭にも注目! 灼熱のNYで全米オープンが開幕
初の防衛戦となる全米は大きな試金石となりそうだ。グランドスラムで2大会連続でBIG4が優勝できなかったことは2003年以来一度もない。ジョコビッチが意地を見せるのか。さらなる新星が現れ世代交代は加速するのか。
そして、ついにグランドスラムに錦織圭が帰ってきた。1年8か月ぶりの復帰戦となった下部ツアー大会では、史上初となる世界ランキングなしでの優勝。過去に何度も大けがからカムバックしてきたが、その中でも、今回は上々のスタートを切ったといえるだろう。試合勘を取り戻すには時間がかかるのでまだ慣らし運転ではあるが、全米オープンは過去3度ベスト4以上がある、最も相性のいい大会。
組み合わせ次第ではいきなりの躍進も期待できそうだ。
女子は引き続き混戦模様。注目は昨年出産し、ママさんプレーヤーとしてこの春からコートに戻ってきたスビトリナだ。WTAファイナルズ優勝経験もある実力者が、全仏ベスト8、ウィンブルドンベスト4と調子を上げてきている。正確なショットを武器に初の頂点を目指す。
小田凱人(ときと)選手
17歳の若さで早くもグランドスラム2連勝。レジェンド国枝慎吾から引き継がれた王者の称号は、簡単には渡せないはずだ。