日本は“グラフィックデザイン”が豊富! 文字によるデザインの奥深さを体感する企画展
ポスターや商品のパッケージといった、平面の媒体に用いられるグラフィックデザイン。写真やイラスト、文字などを配して、必要な情報を伝達するデザインのことだが、とくに“文字”に注目すると、日本のグラフィックデザインのバリエーションは非常に豊か。漢字、ひらがな、カタカナ、アルファベット、縦組み、横組みと表現方法が多岐にわたり、文字をレイアウトするうえで様々な選択肢があるからだ。
日本の“文字”によるデザインの多様さを体感しよう。
21_21 DESIGN SIGHTで開催される「もじ イメージ Graphic展」は、そんな日本のグラフィックデザインを、文字とデザインの関係からひもとく企画展。近年のグラフィックデザインの歴史を探りながら、とくにパソコン上でデータ制作を行うDTPが主流となった、1990年代以降のデザインにスポットを当てる。展覧会ディレクターを務めるのは、グラフィックデザインに関する著書を手がける編集者の室賀清徳と、グラフィックデザインの研究を行う後藤哲也、グラフィックデザイナーの加藤賢策の3人。
展示は、佐藤可士和、祖父江慎+コズフィッシュ、立花ハジメ、平林奈緒美ほか、国内外の約50組のグラフィックデザイナーやアーティストによるクリエイションが中心となる。