SNSでも反響大! “じわじわムカつく一言”を200個集めた、たつろう『嫌な男あるある』
写真が上がった後にキャッチフレーズみたいに考えたので、まるで写真大喜利状態でしたよ(笑)」
「芸人としてネタを作ることは、自分と向き合うこと」と言うたつろうさん。嫌な男のネタを考えるうちに、自分を客観視する習慣がつき、人の気持ちが分かる人間になったそう。
「家に帰ってシャワーを浴びている時に『今日はちょっと嫌な言い方をしちゃったな』って思い出して、ウワーッてなることがあって。一人反省会した内容がそのままネタに。おかげで空気を読める人間になりました。もちろん人間観察から生まれるネタもあるので、人が放つ言葉に敏感。先輩芸人からは『お前と喋ると、ネタにされそう』って怖がられます(笑)」
身近にいる人を思い浮かべながら読むなど、楽しみ方は十人十色。
「人の言葉に敏感で傷ついてしまう人は、この本を読んで、自分が言われたあの嫌な言葉が、“あるある”だと分かれば、心がちょっと救われるはず」
たつろう『嫌な男あるある じわじわムカつく言葉200』33歳で又吉直樹さんにネタをホメられたことがきっかけで“あるある”ネタを武器にしてきたというたつろうさんの“嫌な男あるある”を書籍化。ヨシモトブックス1540円
たつろう吉本興業所属のお笑い芸人、YouTuber。