くらし情報『将来有望な電力源「宇宙太陽光発電」 世界に先んじて2050年ごろの実用化を目指す』

将来有望な電力源「宇宙太陽光発電」 世界に先んじて2050年ごろの実用化を目指す

近年は、アメリカや中国、欧州宇宙機関(ESA)などで研究が進んでいます。

一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構の資料によると、地上から3万6000kmの上空に衛星を飛ばし、約2km四方のパネルで太陽光エネルギーを集めます。それをマイクロ波に換えて、地上の直径4kmの受電アンテナに送電。100万kWの電気エネルギーに変えるというイメージです。

日本は災害大国ですが、こうした技術があれば、災害時の停電を回避できますし、得られたエネルギーを輸出することも可能になるでしょう。宇宙空間から地上への送電実験ののち、世界に先んじて2050年ごろの実用化を目指しています。日本にはこうした先端技術があることをぜひ知っていただけたらと思います。こういうニュースが広まり、人々の関心が高まれば、予算も人材も集まりやすくなり、さらに研究を進めることができます。
世界の電力のイニシアティブを取るようになるまで応援したいですね。
将来有望な電力源「宇宙太陽光発電」 世界に先んじて2050年ごろの実用化を目指す


ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)

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