七海ひろき「ジョーとしてカッコよくいることが課題」 『サイボーグ009』初の舞台化
謎の組織「黒い幽霊団(ブラック・ゴースト)」により、戦争兵器としてサイボーグに改造された、年齢も性別も人種も様々な9人が、自らの運命に逆らい平和のための闘いに挑む。漫画家・石ノ森章太郎さんが描いた『サイボーグ009』は、誕生から今年で60年。それを記念して初の舞台化が決定。タイトルロールのサイボーグ009こと島村ジョーを演じるのが七海ひろきさん。
「パフォーマンスもふんだんに盛り込まれた楽しい作品に」
「原作を読んでまず感じたのは、いろんなテーマが詰め込まれた作品だということでした。サイボーグに変えられたみんなの、心は人であるのに肉体は機械だという葛藤もありつつ、友情や親子にとどまらずいろんな愛が描かれてもいる。いろんな気持ちになるし、考えさせてもくれる作品だなと思いました。今回の台本も読ませていただいたのですが、ブラック・ゴースト側に従うサイボーグ0010の+(プラス)と-(マイナス)のふたりと戦うのが物語の主軸となっています。
ふたりの兄弟愛も感じられますし、ダンスやアクションの分野で世界的に活躍されている方々が出演されて、お芝居だけでなく歌やダンスといったパフォーマンスもふんだんに盛り込まれるはずなので、感覚的にも楽しい作品になるんじゃないかと思います」