岡崎体育がライブハウスに届けた「合理的かつ相手を困らせない差し入れ」とは?
さらにもっと贅沢を言うならば、楽屋に会場の様子がわかるモニターがあるとうれしい。ライブハウス内がお客さんの背中でどんどん埋まっていく様子を眺めているとモチベーションが上がります。小走りで前のエリアを取ろうと急ぐ人などをみつけると、より一層ワクワクします。「めっちゃ楽しみにしてくれているんだ」というのがわかると、こちらのやる気も上がります。それ以外のものだと、ウェットティッシュくらいを置いておいていただけたらもうそれで十分です。消耗品ですし、絶対に必要なものなのでありがたく使わせていただきます。
差し入れも、お気遣いいただくことがありますが、「本当に気を遣っていただかなくて大丈夫です」と申し上げたい。以前、「ボロフェスタ」の発起人でもある、京都の「Live House nano」の周年イベントで、トイレットペーパーを2ケース車に積んで持っていったことがあります。
その時に店長のモグラさんに「こんなんいっちゃんうれしいわ」と喜んでもらえた。暮らしで必ず使う紙をもらうことほど、合理的かつ相手を困らせない差し入れはないと思っています。おかざきたいいく自身初となるEP『Suplex』(SME レコーズ)