バスケ・比江島慎×河村勇輝「皆さんの力を借りながら、世界を驚かせられるよう頑張っていきます」
自分が18歳の時にBリーグがあったとして、このクオリティを出せるかと考えたら「無理だな」って(笑)。僕らはディフェンスのチームなのに、河村に結構やられましたからね。
河村:あの時は気持ちに余裕がなくて必死にプレーするだけで、それで上手くいくこともあったんですけど、大事なところでは何もさせてもらえませんでした。高校で日本一になって「Bリーグでどれだけ通用するんだろうか?」と思って挑戦したのですが、トップチームの宇都宮さんとの差を感じた試合だったのを覚えています。
比江島:受け答えもしっかりしているし、大人な部分しか見えないですよね。でも日本代表でチームメイトになって分かったのは、結構な頻度で靴下を忘れてマネージャーからもらっていたりして。
河村:バレてました?(笑)
比江島:意外と忘れ物が多いタイプで、そういう人間っぽさもあるんだなあと思いました(笑)。
河村:うっかりが多いタイプです。
高校の時もバッシュを忘れて、マネージャーに借りて試合でプレーしていたことがあります。比江島:それはヤバいね(笑)。
――河村選手から見た比江島選手はいかがでしょうか。
河村:富樫勇樹さんをはじめ、いろんな人のマコさんへのイジりを見ているので、頼りがいのある人というよりも雰囲気を和ませるタイプだと思うんですけど、試合のここぞという場面では本当に頼りになります。