デビュー20周年! ハリセンボン・近藤春菜「ただただ、人に恵まれているんだと思います」
――小さい頃から芸人になりたいと思っていましたか?
そう思ったのは中学生のときですね。私の父は元警察官ということもあり、私が言うのもなんですが、すごく真面目な性格なんです。母も真面目で、そんな両親に「芸人になりたい」と伝えたとき、反対されるかと思ったら、「やりたいことがあるなら、頑張ってやりなさい」と応援をしてくれて。今思うと、両親が背中を押してくれたことは、芸人人生を考える上で結構大きな出来事だったかもしれません。
――そういえば5月に、春菜さんが地元の警察署で一日署長を務められていましたが、お父様と共演されていましたね。
はい。まさか自分の人生にこんなことが起こるとは(笑)。仕事柄父は堅い人に見られがちなんですが、実は家では結構ユニークな人で。
「春菜が芸人になったのは、俺の血筋だ」とか言ってます。そして意外と、出たがりです(笑)。
――ご自身では、ここまで続いた理由をどう分析されますか?
ただただ、人に恵まれているんだと思います。まず、私は(箕輪)はるかの3つ年下なんですが、そんなはるかと同期で養成所に入り、知り合ってコンビを組めたことが一つ。それから、1年目、2年目の頃に番組に呼んでくれた先輩方、はるかが入院して急に一人で活動しなければならなかったときにフォローしてくれた仲間たち。