RYUHEI「世界でBE:FIRSTを証明する曲を本気で、全力で作っています」
それにしても、この時代に境界線を引くのって難しいですよね。だから“ボーダレス”という言葉が流行るんでしょうけど、それってすごくいいことだと思うんです。ボーダレスという言葉があることで、マジョリティとマイノリティ、2つの境目がなくなっていくイメージが湧きます。みんな、何かしらマイノリティの部分を持っていると思うんですよ。たとえば、音楽の好みがめちゃくちゃコアなことも、ある意味マイノリティというか。でも、音楽的な境目がないボーダレスな世界だったら、どんな好みであっても受け入れられるから、生きやすいんじゃないのかな」
では、“ボーダレス”という言葉から真っ先に想起するものとは?この問いに、くもりのない眼差しで答えてくれたのが…。
「BE:FIRST。それこそいろんな音楽のジャンルにボーダレスで取り組んできたことには、かなり自信があります。
メンバーとは尊敬し合えているので、ぶつかることはないですね。ルールを決めなくても、全然大丈夫。年齢差というボーダーも、出会った頃から感じずにいられています。振付も楽曲制作も誰かの発信に『それいいじゃん!』って、みんなが同じ方向を向けるのがBE:FIRST。