w-inds.、2001年のデビュー以来「常に新しいものに挑戦したいという気持ちを持ってはきました」
橘:そうですね、それは自分たちでも大きな武器だと感じています。去年のライブでは作ってすぐにパフォーマンスして、というのを繰り返した結果、ツアー中に3曲新曲が増えましたし。
千葉:確かに、あれは他ではなかなかできないことだよね。
橘:あと、ツインボーカルになったら、涼平くんがやたら俺を尊敬してくれるようになりました(笑)。
千葉:たまに「慶太、よく歌えてたね。すごくね?」って言ってます(笑)。
――開催中の「w-inds. LIVE TOUR 2024“Nostalgia”」は、初期楽曲だけを行うスタイルのライブツアー。昨年の“Beyond”では逆に近年の楽曲のみの構成でしたが、この流れの経緯は?
橘:前から初期のライブのリバイバルは考えていたんですけど、同時に作り手として“それでいいのか?新しい表現こそを楽しんでもらえないと意味がないんじゃないのか?”という思いもあって。
それで去年は昔の楽曲を一切やらないスタイルでやってみたんです。結果すごく楽しんでもらえて「このまま新しいw-inds.を見せていける」という自信が持てたからこそ、今回のツアーをやりたいと思いました。
千葉:今回で昔のものをやる方が難しい挑戦だなということも知りましたし。