【5月5日から5月14日】女性の願いを叶えてくれる「カエル神社」に行ってみましょう!
この後半の言葉は地域によって、「されど、地の広さを知る」「されど、空の青さを知る」とさまざまなようです。
「たとえせまい世界にいたとしても、空が雄大であることは知ることができる」といった意味でしょうか。
ちいさなカエルを見て、さまざまに想像をめぐらせていたいにしえの人。その感性に驚かされますね。
ちいさな生き物を愛おしむこと
カエルやみみずが活動をはじめる初夏。カエルの中でナンバー1の美声の持ち主といったら、清らかな渓流に住む「河鹿蛙(かじかがえる)」。鹿の声にも似た高く澄みきった声で「フィーフィー」と鳴くんだそうです。なんとその美しい鳴き声は花にもたとえられます。
みみずが好きという女性も、カエル同様、あまりいらっしゃらないと思いますが、みみずは土壌の豊かさの象徴。お金もいただかずにせっせと田畑を耕す、もっとも小さな働き手です。
そんなふうに、やさしい気持ちで、ちいさな生き物たちを見つめることができたら、今年の初夏は昨年より「命のきらめき」をそばに感じられるかもしれませんね。
【参考】『自然のことのは』ネイチャー・プロ編集室/著幻冬舎