「余計イライラする…」ストレスが膨らむ愚痴り方とは?
タイプ2では愚痴の種をわざわざほじくりかえして、さらには芽にまで育ててしまっています。
愚痴の良いところは不満が大きくなる前に、種の時点でスッキリと解消できることです。種を自ら見つけてきたり、まして育てたりしては意味がありません。
愚痴りそうになったとき、どうすればいい
かく言う私も、愚痴が好きな一人です。以前は何か不満を見つけては、友達と愚痴るのが楽しみでした。しかしいつのまにか、不満があるから愚痴るのではなくて、愚痴るために不満を探すようになっていたような気がします。愚痴るために不満を探すなんて、おかしいですよね。
そのことに気づいてからは、嫌なことや、嫌いな人のことが頭に浮かんでも、すぐに振り払うようにしています。
私が実践しているのは「嫌なことのために、私の貴重な頭と時間を使うなんてもったいない」と考えること。さらに、好きなことや人、楽しいことをイメージして、嫌なことに思考が侵食される前に、素早く思考を切り替えるようにしています。
意識的に嫌なことから距離を置くだけで、愚痴ることは大分少なくなりました。愚痴る前の段階で思考のバランスを取ることで、愚痴りたくなること自体が減ったのです。