願いが叶う強運期!今あなたが叶えたい望みをひとつだけ【6月5日〜15日】
に挑んでみてはいかがでしょうか。
愛の救世主ホタルが放つ光は「愛の言葉」
夜の闇に点滅するほのかな光は、言葉をもたぬ蛍の愛の言葉。蛍が放つ光は「蛍火(ほたるび)」と呼ばれ、恋の火、亡くなった人の魂にたとえられてきました。
皆さんは、京都の貴船(きふね)神社はご存じですか?貴船神社には、平安時代の女流歌人である和泉式部(いずみしきぶ)が夫の愛を取り戻したいと、お百度参りをしたという言い伝えが残されています。
和泉式部はひたすら祈るという時間の中で、川を飛び交う蛍を見て、和歌を詠みました。
「もの思へば沢の蛍もわが身よりあくがれ出づる魂(たま)かとぞ見る」
(物思いをしていると、沢の蛍がわたしの体から抜け出した魂に見える)
この和泉式部の和歌に対して、なんと神さまから返歌があったのです!
内容は、「おく山の滝の水が飛び散るほどに思い悩むでないよ」 。その後、和泉式部の願いは叶えられました。
これも、短い命を燃やし愛に生きる、蛍の力添えがあったからでしょうか。
貴船神社周辺では、京都市内より約1ヶ月遅れで蛍が楽しめるそうです。和泉式部が和歌を詠んでから千年以上たった今も、蛍の名所として知られる貴船。