【もう辞めたい!】仕事がつらいときを乗り越えるコツとは?
はじめて社会に出て、言葉づかいもうまくできないし、お客様ともスムーズに会話できなくて、自分が情けないというか、もどかしい気持ちでした。とくにコミュニケーション面で先輩から注意されることが多くて、お客様にドリンクをお出しするタイミングが合わず、よく“気づかいが足りない”と言われてましたね……」(武井さん)
「美容師は体育会系」だと言う武井さん。その言葉通り、先輩が後輩を育てるという意識がとても高く、武井さんも8年間、先輩方の(愛のある)厳しいご指導を受けていたのだそう。
しかしこれを、愛ととるか説教ととるかで未来は変わります。説教と感じてしまった武井さんの同期たちは、アシスタント業務に耐えられず退職してしまう人も多かったそうです。
では、武井さんが強靭なハートの持ち主だったかというと、そうではありません。
「教えてもらったことがうまくできなくて、ガツンと先輩に怒られたりするとヘコみますね。顔に出やすいタイプなので、落ちこんだ気持ちを引きずって接客してしまったこともあります。
そんなときにシャンプーで荒れた手をふと見て、さらに落ちこんだりして……」(武井さん)
みなさんも、こんな経験があるのではないでしょうか?女性はとくに、目にうつる疲れた自分の姿を見て、ネガティブな気持ちが加速したことがきっとあるはず!
モチベーションになった先輩の言葉とは?
辛い気持ちを奮いたたせるのも、やはり先輩方からの言葉なのだそう。