【50万円は必要!?】憧れの海外転職、そのリアルな体験談を訊いてみた!
配偶者がいたため、ビザの面では何の問題もなかったT子ですが、不況の続くヨーロッパでの就職は、思ったほど簡単ではなかったよう。
ローカル・日系企業を問わず、とにかく「日本人募集」の求人に積極的に応募するものの、オフィスワーク経験のないT子はいつも書類選考の段階でアウト。外国人に日本語を教えるアルバイトをしている最中、ようやく知り合いから、服飾系会社のポジションを紹介してもらい、念願の海外転職を果たしました。
「海外ではこれまでの職歴がとても重要。日本語が話せるオフィスワークの求人は、日系会社の多いドイツではたくさん出ているけど、事務経験のない私は面接にさえ呼ばれなかったの。海外就職を目指すなら、少しでも日本で関連する職種に就いておいた方が有利。海外では、全くの未経験者を雇いたがる会社はほとんどなかったわ。
それでも諦めずに周りに仕事を探していることをアピールしていたら、ある日知り合いから、今の会社が新しく日本マーケットを立ち上げるので人を探しているって話を聞いて、すぐ応募してみたの。
マーケティングの経験はなかったけど、できたばかりの会社だったから、未経験の私でも採用してくれたみたい。