「こんな狛犬、見たことがない!」神社をより楽しむ方法①
とだけ呼ばれることが多いようです。
神道はもともと形ある神をまつるわけではなかったのですが、仏教の影響をうけて神像が誕生。それを守る霊獣として、狛犬などが置かれるようになったという話もあります。
狛犬が急速に形を変え、バリエーションを増やし始めたのは江戸時代から。その名残もあり、神社ではさまざまなタイプの狛犬を目にすることができるのです。
あの神社にある狛犬は、何タイプ?
狛犬が庶民に親しまれるようになったころ、たくさんの石工たちによっていろいろな狛犬が彫られました。そもそも狛犬がどんなものか分からずに作る人が多く、「犬」をモチーフにいろんな狛犬が誕生しています。
先輩の作品を見本にしたり、「狛犬はこんな形らしい」という噂を作品中にとりいれたり、作り手の想像によるところも多々あったようです。
そんな狛犬も地域や年代、材料や制作手法などでいろんなタイプに分けることができますが、ここでは特に見た目に特徴がある狛犬だけをピックアップしてその種類を紹介していきましょう。
はじめタイプ
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こちらは、まだ狛犬というものをよく知らずに狛犬が作られた時代の初期型タイプ。