【8月3日の新月】絶好の機会!ムーンパワーをチャージできる「絶つ・入る・休む」
自然はすべての人に贈られた「宝物」。季節を感じる暮らしは、あなたの心を癒し、元気にしてくれるでしょう。
季節は「春夏秋冬」の4つだけではありません。日本には旧暦で72もの豊かな季節があります。およそ15日ごとに「立夏(りっか)」「小満(しょうまん)」と、季節の名前がつけられた「二十四節気」。それをさらに5日ごとに区切ったのが「七十二候」です。
「蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)」「蚯蚓出ずる(みみずいずる)」……七十二候の呼び名は、まるでひと言で書かれた日記のよう。そこに込められた思いに耳を澄ませてみると、聴こえてくるさまざまな声がありますよ。
「朔(さく)」と呼ばれた新月
新月は太陽と月が同時にのぼるため、夜空に月の姿を見ることはできません。
新月の空はまさに「闇夜」。いにしえの人は新月を「朔(さく)」、毎月「月が立つ」日を「朔日(さくじつ)」と書いて「ついたち」と呼んでいました。朔日は神社を参拝したり、お墓参りをするのにもいいといわれているんですよ。
また、物事のはじまりをあらわすとされ、悪い習慣を断ち切る、身体にたまった毒素を排出するのにいいタイミングです。恋愛面でいえば、過去の恋、不毛な関係に別れを告げるのもよいでしょう。