くらし情報『両親へ感謝を込めて。大人流”七五三の日”の過ごし方とは【11月12〜16日】』

両親へ感謝を込めて。大人流”七五三の日”の過ごし方とは【11月12〜16日】

です。

「蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)」「蚯蚓出ずる(みみずいずる)」……七十二候の呼び名は、まるでひと言で書かれた日記のよう。そこに込められた思いに耳を澄ませてみると、聴こえてくるさまざまな声がありますよ。

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そもそも、七五三って?
両親へ感謝を込めて。大人流”七五三の日”の過ごし方とは【11月12〜16日】


七五三は子どもたちがここまで無事に成長したことを神さまに感謝し、これからも健やかにすくすくと成長を願う、日本の大切な行事のひとつ。男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳の11月15日に行いますが、現在は11月中のいずれかの土日祝日に行うことが多いようです。

旧暦の11月15日に行われていたのには諸説あるよう。私が興味深いなと思ったのが、さとうめぐみさんがお書きになった「毎日が満たされる旧暦の魔法」で紹介していた説です。かつて子どもたちを連れて参拝するのは、満月の日である旧暦の11月15日と決まっていたとか。満月はすべてのエネルギーが高まる特別な一日ですね。7歳までは神の子といわれ、幽界(ゆうかい)に戻りやすいとされていた子どもの魂が、無事にこの世に根づいたお礼を産土神(うぶすながみ)に捧げるのが本来の七五三と考えられていたそうです。昔は医療も不十分で、幼くして亡くなる子どもも多かったのでしょう。

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