豪華なお歳暮じゃなくてOK!上手な感謝の伝え方とは【12月7〜11日】
さりげない心遣いを感じられる贈り物をお渡しすれば、心の距離も近づいて、来年もよい関係を築けると思いますよ。
ありがとうの思いを手紙に
お歳暮やプチギフトに、今年はぜひ手紙を添えてみて。「本年の言葉に尽くせぬ感謝の気持ちを込めまして、心ばかりの品を別便にてお送りしました。ご笑納いただければ幸いです」といったオーソドックスな手紙もいいと思いますが、私が毎年友人へお歳暮と一緒に手渡ししているのが「今年一年、あなたに贈る10のありがとう」。 たとえば、「いつも美味しい料理でもてなしてくれてありがとう」「悲しい気分の時に面白い話で元気づけてくれてありがとう」「仕事の愚痴にもつきあってくれてありがとう」「前々から私が欲しがっていたプレゼントを誕生日にありがとう」など。その方に伝えたい「ありがとう」を10項目書いています。
親しい人にこそ、感謝の思いを言葉にして伝えましょう。誕生日でも記念日でもないタイミングで伝えられるあなたの「ありがとう」も、きっとうれしい贈り物に。
お歳暮といっても豪華なものを贈る必要はありません。心のこもったものなら、きっと喜んでもらえるはず。あなたの「ありがとう」が、この冬、お相手の心をあたたかく包むでしょう。
【参考】『くらしを楽しむ七十二候』広田千悦子/泰文堂