【イマドキ女子のパラキャリ準備室】vol.02~パラレルキャリアは周囲の理解を得られるのか?~「ハピキラFACTORY」代表取締役&ソニー株式会社 正能 茉優さん
「世の中には本当は価値があるのに、たまたまその価値を発揮できていないものがたくさんあります。私がハピキラでやりたいことは、環境を変えることでそういった商品の価値を見える化して、発信していくということ。
ソニーの新規事業チームの仕事も、まだ商品化できていない基礎技術を発掘し、環境やターゲットを整えることで魅力的な商品にしていくという内容でした」
パラレルキャリアは、現場の理解がないと成立しない
新規事業チームの業務内容に共感し、ソニーへの入社を決意した正能さん。
パラレルキャリアを成立させるために、ソニーでは現場チームとの事前の話し合いを大切にしたそうです。
「会社の上層部がどんなに理解してくれても、毎日接する現場の人たちと分かり合えない限り、入社は難しいと思っていました。
一緒に働くのは現場の人たちなので、嫌な思いはさせたくないし、自分もしたくない。だから、自分の目指す働き方や生きざまについて、入社前に現場の上長とお話しさせてもらいました」
入社前に現場と話し合いを持ち、合意を得たうえで入社を決意。現在は、週5日勤務が基本の正社員として勤務しているそうです。
「私のような働き方は、まだまだ珍しい働き方なので、私も含め誰も正解がわからないと思います。