「食べて、祈って、恋をして」の原作から学ぶ「女」を楽しく生きるコツとは?
世界中の女性を共感の渦に巻き込んだ書籍『食べて、祈って、恋をして』。発売から数年が経ちましたが、今読み返しても新鮮で、女性として考えさせられる言葉がたっぷりと詰まっています。
物語は、NYで活躍する女性ジャーナリスト、リズが、仕事も夫もすべてを捨ててイタリア、インド、バリ島へと自分探しの旅に出るのですが、そこで彼女が感じたことはまさにすべてのアラサー女性たちが感じている違和感です。
今回はこの本から学んだ大切なことを、この本を何十回と読んだ私がご紹介していきます!
「楽しさ」に「後ろめたさ」を求めない!
旅の序盤ローマの地で、リズはこんなことを思います。
「わたしたちは娯楽を求める国民ではあっても、楽しみを求める国民というわけではない」
この言葉、私は聞いた瞬間にハッとしました。私はこれまで「楽しい」ということを理解していなかったことに気づいたんです。
私が想像する楽しいことって、自分へのご褒美と称しておいしいものを食べたり旅行に行ったりすることだったんですが、そもそもそのたびに、「頑張ったからこれくらいはいいよね?」と、自分に問いかけていたんです。でもそれって娯楽は手に入れているけど、どう考えても楽しさは手に入れていません。