とりあえず「メールで届いたPDFにサインして」大学を辞めたときのこと【ビアンカ・チェン・コスタンゾさん インタビュー・第6回】
B: ははは(笑)。そうですね。
T: この社内構造はスティーブ・ジョブス氏が生きていた頃の仕組みですよね?
B: はい、今はもっとシンプルな構造になっていると思いますが。
今回のインタビュー、いかがでしたか?
ブラジルからApple社のインターンに戻る時のビアンカさんの行動力というかエネルギーが凄いと感じました。
「何かを手に入れたい」と思うときはその方法がちょっと「ふつう」でないとかそんなことはとりあえず置いておいて、自分の思いをきちんとアピールするのはアリだろう、と思います。
とくにスペインに住んでいると、なんでもとりあえず口にしてみる、というのはよくあることだと感じます。わたしも図々しく(?)実践しています。
日本ではよく世間体を気にすることがあると思います。
何か言って、図々しい人だと思われたら困るとか、そういう思考です。目的を達成することに意識を集中するより、むしろ自分がどう上手く立ち回るかに意識が集中してしまう。
欧米文化では「ダメかどうかなんて言ってみないと分からない」→「とりあえず言ってみる」という発想がふつうです。
もちろん、お願いごとを押し付けるのはNGですが、OKかNOかとりあえず聞いてみること自体は悪いことではありません。