「よく噛むこと」はメリットがいっぱい!手軽に実践できる5つのコツ
むし歯・歯周病を予防する
よく噛むことによって、だ液の分泌量が増えます。だ液は、口の中の汚れを洗い流して歯の表面をきれいにし、口の中を常に中性に保とうとする作用があるので、むし歯・歯周病の予防になると言われています。
また、歯周病は三大合併症といわれる腎症・網膜症・神経症に次いで第6番目の糖尿病合併症と言われています。歯周病の治療により血糖コントロールが改善するという研究結果が日本での研究も含めて多く報告されています。
ただ、全ての症例で血糖コントロールが改善しないことも明らかになっているので、今後の研究に期待したいですね。
手軽に「噛む回数」を増やすコツ5個
厚生労働省の検討会では、一口30回噛む習慣を奨めています。まずは、今の自分の噛む回数を知り、今よりも多く噛むことを意識することから始めましょう。
1.歯ごたえのある食材を取り入れる
自然と噛む回数を増やしてくれますので、食事の際に意識して取り入れましょう。
外食やコンビニなどでも、これらが入ったメニューや、1品付け加えるのも良いですね。
・ごぼうやれんこん、たけのこなど
・硬めに茹でた野菜
・生野菜
・ひじきや切り干し大根などの乾物類
2.食材は大きめにカットする
大きくカットすることで、飲み込めるようになるまでしっかりと噛むことが期待できます。