「恥さらしが!」姉と差別し侮辱し続けた家族と絶縁⇒3年後にまさかの再会。ある事実を伝えると?
当時まだ幼かったパニ子は、それでも自分も両親から愛されていると信じていたのですが……
このままでは幸せになれない
超有名大学の4年生だったユウナが大手企業から内定をもらい、「パニ子の分まで私が稼いでちゃんと親孝行するから安心して!」と両親に伝えているのを見たとき、パニ子は「両親から愛されないのは私に稼ぐ能力がないからだ…」と思い、高校を卒業してすぐに就職する道を選んだのでした。
けれどもパニ子の就職先が無事に決まっても、両親や姉のユウナからは「おめでとう」のひと言もありません。それどころか父親からは「ユウナは超がつく大企業に入社したのに……この恥さらしが!」と言われ、母親は「零細企業に就職なんて……ご近所さんに顔向けできない」と言います。
さらにはパニ子の就職先が地方にあるため、パニ子が家を出ていくとわかった途端、両親とユウナは「これからは家族3人仲良く暮らせるな!」と大喜び。
彼らの様子を見て、パニ子は3人から愛されることは一生ないと悟り、「ここにはもう帰りません」と伝え、家族と絶縁。高校卒業と同時に就職し、実家を離れたのでした。