(Photo by theguardian)
7月9日。イングランドの小さな町に3000人を超える人が、街中でいきなり裸になった。
しかも真っ青。
一体なぜ、そんな「衝撃的な事態」が起こったのだろうか?
(Photo by artnet)
この騒ぎは、以前にも紹介した「集団ヌード写真」で有名なアメリカの写真家スペンサー・チュニック氏による仕業だった。
作品の舞台となったのは、イングランドで最も歴史ある港町ハル。
市内中心部に午前3時に集まった人の数は、なんと3200人。
松葉杖や車椅子を使っている人や、80歳のおじいちゃんまで参加したというのには驚きだ。
(Photo by theguardian)
参加者は、様々な青色のペイントを体に塗り、何を表現したと思うか?
今回の作品名「ハルの海」からも察することもできるが、「大海原」だ。
(Photo by theguardian)
今回のチュニック氏の新作「ハルの海」には二つの意味があるという。
一つ目は、ハルが2017年の「UK City of Culture」