14歳のエジソン。独学でアフリカに「電力」をもたらした少年
それなら自分にもできるはずだと思ったんだ」この日から彼の果敢なチャレンジが始まった。
「できる」はずだから「諦めない」
(Photo by Rocky Mountain Land Library)
(Photo by YouTube)
(Photo by World Camp)
彼にとっての手掛かりは本の「写真」と簡単に書かれた「挿絵」のみ。必要な材料さえも分からない。そもそも、貧困で苦しんでいる村に有効な材料などあるわけがない。
しかし、彼は写真を頼りまずはにゴミ捨て場から使えそうなものを拾ってみた。プラスチックのパイプ、プロペラ、車のバッテリー……。これが使えるか分からない。が、使えないかも分からない。進めてはやめ、考えては続け、決して諦めることなく、写真と挿絵のみを頼りに見ようみまねで風力発電の作業を黙々と進めていった。
そして3ヶ月後。なんと第1基目となる風車を完成させてみせたのだ。当時、この行動を起こした彼は、村人たちからの笑いものであったそうだ。来る日も来る日も無謀とも思える風力発電作りに取り掛かる彼に、「あいつは頭がおかしくなった」