くらし情報『赤ちゃんを蝕む「広告」という「汚染物質」』

2016年7月29日 10:20

赤ちゃんを蝕む「広告」という「汚染物質」

 
それを分かりやすく表したのが、「入れ墨だらけの赤ちゃん」なのである。

テレビから流れる「子ども向けの毒」

(Photo by Wayan Vota)

(Photo by Wayan Vota)

子どもたちが1年間に目にする広告はおよそ40,000点と言われている。 
テレビCMは、時に過剰なほど「商品の素晴らしさ」をアピールする。 
ほっぺたが落ちるほど美味しそうにハンバーガーを食べる映像や、人気のキャラクターが玩具を使っている姿など、消費者層が一目見て「欲しい!」と思わせるためならば、少々オーバーな表現を使うことなど、珍しくないだろう。 
まだ情報を選別する能力が乏しい子どもたちは、テレビから流れてくるコマーシャルを鵜呑みにしてしまう。 
大好きなアニメのキャラクターがファーストフードを「いっぱい食べてね!」とPRすれば、何の疑問も持たずに彼らは大量のファーストフードを食べるだろう。 
知らぬ間に小さな子どもの思考や行動をコントロールしてしまう、言わば広告は「毒」のようなものだ。


親の教育力を上回るテレビCMの影響

(Photo by Orphen)

(Photo by Orphen)

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