店内には隠しカメラが設置されており、実際に訪れた客の神妙な面持ちを捉えた動画も残されている。
※動画が見られない方はこちら
彼らが銃ショップをオープンした目的は、「銃を売らないこと」だったのである。
この動画はカンヌライオンズのフィルム部門でシルバー賞を受賞し、アメリカだけではなく世界中の人々からも注目を集めた。
国民が【危険な銃】を欲しがる理由
(Photo by Hilts uk)
アメリカでは、最近もナイトクラブでの乱射事件が発生した。
最新のデータによると、アメリカでは1日に92人が銃によって死亡している。
そのうち58人は拳銃を使用した自殺を図っている。
アメリカの自殺者数は、欧州でもトップクラス。
合法的に拳銃を持つことが難しくなく、「より簡単に」自殺ができるのだ。
そして拳銃自殺の場合、「未遂」になる可能性は低く、致死率はほぼ100%なのである。
2009年のオバマ政権以降、アメリカでは銃を購入する際の身元調査が義務化されるなど、長い銃社会の歴史を変えようとする動きが出てきた。