違法でアート業界の不正を正すゴリラに扮した「ゲリラ・ガールズ」。
2014年の時点でそれはたったの20%にしか増えていなかった。】
(Photo by The Guardian)
【 メトロポリタン美術館に入るには女性は裸じゃないといけないの?】
アート業界の不平等さを変えようと戦うゲリラ・ガールズ。
そんな彼女たち、今年はヨーロッパに目をつけた。
現在、400箇所以上のヨーロッパのギャラリーを周り、「白人/異性愛者/男性」以外の女性、LGBTQ、有色人種などのアーティストの作品が展示されているかを調査している。
その結果を発表するのが、来年の10月にロンドンギのャラリーで行われる展示会だ。
その名も 『Is It Even Worse in Europe (ヨーロッパはもっとひどいのか?)』。
この展示会が終わったら、世界の近現代美術界の中でもトップの来場者を誇るイギリスのテート・モダン美術館になんと、「クレーム対応窓口」を設けるそうだ。
アーティストや来場者がもし美術館に関して「ダイバーシティ」などの問題で気になる点があれば、彼女たちに報告することができる仕組みだ。